【令和8年熊本地震における生活用水支援】断水解消が進む中、いまだ入浴環境の確保が難しい方に向け、地域の施設とWOTAが連携し、地域に開かれた入浴支援「みんなのシャワー」の提供を開始
WOTA

― 在宅・車中泊避難世帯等の生活用水ニーズにも対応、オンライン予約で利用可能。「WOTA 令和8年熊本地震対応ファクトシート(速報版 第四報)」を公開 ―
この度の令和8年熊本地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
WOTA株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 兼 CEO:前田瑶介、以下「WOTA」)は、発災後、熊本県からの正式な要請を受けて断水地域の避難所等への生活用水支援を開始し、その後、医療・福祉・児童・保育施設等へ支援対象を広げてきました。
現在、7月28日に発生した熊本地震による断水の復旧が進む中、八代市、宇城市、氷川町では、今もなお断水が続く世帯や、在宅・車中泊で避難生活を送る世帯、給湯設備や井戸・簡易水道の損傷等により入浴・手洗い等の生活用水を十分に確保できない方々が残されています。
大規模災害では避難所の収容能力にも限界があります。避難所への集中を避け、被災された方が可能な限り自宅や地域で生活を継続できるようにするためには、食料や飲料水に加え、入浴・手洗いを含む生活用水へのアクセスを地域で確保することも重要です。
このような状況を受け、地域の施設とWOTAが連携し、こうした方々に入浴環境を提供するため、地域に開かれた入浴支援「みんなのシャワー」の提供を開始しました。
あわせて、令和8年熊本地震における生活用水支援に関するこれまでの対応状況について、最新状況をまとめたファクトシートを公開します。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33781/118/33781-118-b93cfc877f34df375e18707a2594b4af-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「みんなのシャワー」を利用された保育園に通うお子さんの保護者の入浴後の様子
■実施の背景
熊本地震の発生からまもなく1ヵ月を迎える中、熊本県内では発災後、最大約108,000戸で断水が発生しましたが、現在は復旧が進み約2,000戸まで減少しています。(*1)
一方で、入浴・手洗いを含む生活用水環境の回復は、断水戸数の減少と同じ速度では進んでいません。八代市、宇城市、氷川町には引き続き断水が続く世帯があるほか、住家そのものは使用可能でありながら、給湯設備の損傷により温水を確保できない世帯、井戸・簡易水道の損傷により生活用水を利用できない世帯などが残っています。加えて、住家被害により車中泊等の避難生活を続ける方もいます。(*2)
このように、断水戸数の減少だけでは捉えきれない形で、入浴環境の確保が難しい状況が残されています。
熊本県宇城市の保育施設では、園児や職員の入浴環境を確保するため、水循環型シャワー「WOTA BOX」を設置・運用しています。断水の復旧が進む中でも、周辺には自宅で十分に生活用水を利用できず、自宅で十分な入浴環境を確保することが難しい方々がいます。こうした状況を受け、同園から「地域の方にも利用できる形で支援を広げたい」との要請を受け、地域に開かれた入浴支援「みんなのシャワー」を開始しました。
(*1)参照:国土交通省「令和8年熊本地震における上下水道の復旧見込みについて1.(令和8年8月26日10時時点)」
(*2)「WOTA 令和8年熊本地震対応ファクトシート(速報版 第四報)|入浴環境へのアクセスと課題」
[画像2:
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保育施設に「WOTA BOX」が設置されている様子
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33781/118/33781-118-02520a77f21c45e5ec688bc4004d58e3-3564x2376.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■保育施設のシャワーを、オンライン予約制で地域に開放
本取り組みは、保育施設に設置している水循環型シャワー「WOTA BOX」を入浴環境の確保が難しい地域の方に開放する入浴支援です。オンライン予約制で、利用者はオンライン上で利用可能な時間帯を確認・予約し、指定された時間に施設を訪れることで、シャワーを利用できます。
個室で利用できる設備であるため、小さな子どもを連れた方や、大規模な入浴施設等での共同入浴が難しい方にとっても、生活圏内で利用できる選択肢の一つとして活用されることを目指します。
■地域の施設と連携し、民間資金を活用して運営
施設からの要請を受け、企業等からの協賛やクラウドファンディングを通じた寄付等の民間資金を活用し、WOTAが運営に必要な費用を負担して実施します。施設には、日常のシャワーの運営を担っていただき、WOTAは、運営に必要な機材の搬入・立ち上げ、フィルター等の消耗品補給、保守・点検・巡回、技術的サポートなど維持管理・運用を担います。
■実施概要
・対象:在宅避難者、車中泊避難者等を含む、入浴環境の確保が困難な地域の方
・場所:熊本県宇城市 白百合保育園
・時間:10:00~21:00(毎週日曜日閉園)
※運用時間は日によって変更となる場合があります。最新の営業時間・予約状況は、インスタグラムをご確認ください。
・利用方法:専用ページから利用可能な時間帯を確認・予約の上、指定場所を訪問
・「WOTA BOX」設置台数:3台
※状況に応じて設置台数は変更となる可能性がございます。
・宇城市 白百合保育園のインスタグラムにて予約方法や予約状況など最新情報をお知らせしています。
URL:
https://www.instagram.com/ukishi_shirayurihoikuen?igsi=MW4zcWlydjZqaDdpMQ==
■「みんなのシャワー」を運営する保育施設・園長のコメント
「地震後、園児や職員の衛生環境を確保するため、「WOTA BOX」を設置いただきました。現在、周辺地域の断水の復旧が進んでいますが、まだ自宅で安心して入浴することが難しいという声をいただくことがあります。
園としても地域の一員として、設置いただいたシャワーを地域の皆さまにもご利用いただける形で支援を広げられないかと考え、WOTA社と協議し、本取り組みの実施に至りました。
この取り組みが、入浴環境にお困りの地域の皆さまにとって、少しでも安心して日常を取り戻す一助になればと思います。」
WOTAは、令和8年熊本地震の発災後、熊本県からの正式要請を受け、断水地域の避難所等において、水循環型シャワー「WOTA BOX」および水循環型手洗いスタンド「WOSH」による応急給水を進めています。
今回の熊本地震では、熊本県からの正式な協力要請を受け、災害時に全国の自治体等が保有する生活用水資機材を相互に融通する「災害時の生活用水資機材の広域互助に関する協定」に基づき、JWAD(ジェイワッド/Japan Water Association for Disaster)が運営・調整する広域互助の仕組みを通じて、8月24日時点で全国45自治体から計142台の機材を熊本県に集約しました。集約された機材は、現地の支援需要に応じて熊本県内の避難所等へ順次配備され、実際の入浴・手洗い支援に活用されています。さらに、医療・福祉施設においては、企業等からの協賛やクラウドファンディングを通じた寄付等の民間資金を活用し順次配備を進めています。
今回公開した速報版第四報では、速報版第三報(2026年8月19日公開)以降の活動状況を反映するとともに、避難所・施設への支援に加え、在宅・車中泊避難世帯等を含む地域の入浴環境に関する実態と対応を新たに整理しました。主な更新・追加内容は以下のとおりです。
- 8月24日時点入浴・手洗いを含む生活用水支援全体の展開実績を更新- 断水戸数の統計には表れない生活用水ニーズと、医療・福祉・児童・保育施設等の運営への影響を整理- 在宅・車中泊避難世帯等における入浴環境の課題を新たに整理- 地域に開かれた入浴支援「みんなのシャワー」の開始について掲載- 避難所等の運営主体による自律運用の状況を更新
ファクトシートは以下よりご覧いただけます。
https://contents.wota.co.jp/hubfs/2026-kumamoto/fact-0827.pdf
「発災直後から、政府、熊本県・各市町村、応援自治体、自衛隊、DMAT、企業・団体、そして現地で運営を担ってくださる皆さまと連携し、避難所をはじめ、医療・福祉・児童・保育施設等への生活用水支援を進めてきました。ご協力をいただいているすべての皆さまに、深く感謝申し上げます。
断水の復旧が進む中でも、給湯設備や井戸・簡易水道の損傷、住家被害等により、入浴・手洗いを含む生活用水を十分に確保できない方々がいます。大規模災害では、避難所の生活環境を整えるだけでなく、被災された方が避難所に行かなくても、自宅や地域で生活を継続できる環境を支えることも重要です。「みんなのシャワー」は、施設から地域へ支援を広げたいという声を受け、生活圏に近い場所で入浴環境を確保するために開始した取り組みです。
現場の声を伺いながら、在宅避難を支える生活用水支援の一つのモデルとして実効性を確かめるとともに、今回得られた実績と課題を、災害時に必要な生活用水支援をより迅速かつ確実に届ける仕組みづくりにつなげてまいります。」
WOTAは、令和8年熊本地震により断水や給湯設備の損傷等が続く医療・福祉施設への入浴・衛生環境の支援を継続・拡大するため、2026年8月10日(月)より企業による協賛の募集およびクラウドファンディングプロジェクト「断水が続く熊本の医療・福祉施設へ、医療と福祉を支える水を、みんなの力で届けたい」を開始しています。企業等からの協賛やクラウドファンディングを通じた寄付等の民間資金を活用し、厚生労働省の災害派遣医療チーム「DMAT事務局」・自治体・保健所等の関係機関と連携しながら最新の支援需要と優先順位を確認し、支援先の決定、機材の搬入・設置、現地への運用引継ぎまでを順次進めた結果、8月24日時点で、医療・福祉施設等41拠点・107台(WOTA BOX 48台・WOSH 59台)を配備しました。引き続き、現地の需要に応じて、寄せられた支援を入浴・衛生環境として一日でも早く届けてまいります。
引き続き、新たに確認される支援需要への対応と、既に支援を届けている施設で必要な期間、安心して利用できる環境を維持するため、ご支援いただけますと幸いです。
詳細は以下URLよりご確認ください。
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クラウドファンディングプロジェクト「断水が続く熊本の医療・福祉施設へ、医療と福祉を支える水を、みんなの力で届けたい。」
【WOTA株式会社について】
WOTAは、水問題の構造的な解決を目指す民間企業です。2014年の創業以来、地球上の水資源の偏在・枯渇・汚染によって生じる諸問題の解決のため、生活排水を再生し最大限有効活用する「分散型水循環システム」およびそれを実現する「水処理自律制御技術」を開発しています。既に、2つの製品を上市し、災害時の断水状況下における応急的な水利用の実現や、公衆衛生の向上に寄与して参りました。また、日常的な水利用を実現する「家庭用水循環システム」を開発し、国内外の一部地域での給水を開始しています。
詳細はこちら
https://wota.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes