2026年(第44回)毎日ファッション大賞 受賞者 決まる
株式会社毎日新聞社

2026年(第44回)毎日ファッション大賞の大賞は高橋悠介さん、新人賞・資生堂奨励賞に中島輝道さん、鯨岡阿美子賞は設楽洋さん、故・小室知子さん。話題賞はデサント「新水沢工場」に
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大賞を受賞した高橋悠介さん (C)️Yosuke Suzuki
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CFCL VOL.12 Collection(2026年秋冬) (C)️CFCL Inc.
2026年(第44回)毎日ファッション大賞(毎日新聞社主催、経済産業省後援)の受賞者が31日発表され、大賞は「CFCL(シーエフシーエル)」代表兼クリエーティブディレクターの高橋悠介さん、新人賞・資生堂奨励賞に「TELMA(テルマ)」デザイナーの中島輝道さんが選出されました。長年にわたり業界に貢献した人や団体に贈られる鯨岡阿美子賞にはビームス代表取締役社長の設楽洋さん、ならびに故・小室知子さん、話題賞にはデサントの「新水沢工場」が選ばれました。
受賞者インタビューを含む特集記事は、10月上旬の毎日新聞朝刊に掲載する予定です。
2026年(第44回)毎日ファッション大賞 受賞者 (敬称略)
●大賞
高橋悠介(たかはし・ゆうすけ)CFCL 代表兼クリエーティブディレクター
1985年生まれ。文化ファッション大学院大学修了後、2010年株式会社三宅デザイン事務所入社。13年にISSEY MIYAKE MENのデザイナーに就任し、6年にわたりチームを率いる。20年に同社を退社後、株式会社CFCLを設立。21年第39回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞およびFASHION PRIZE OF TOKYO 2022を受賞。22年よりパリ・ファッションウィークに参加。24年Vogue Business 100 Innovators: Sustainability Thought Leadersの1人に選ばれ、25年The BoF 500 Classに選出された。
ニットの可能性を大きく広げ、機能性と高いデザイン性を兼ね備えた新たな価値観を創出した。一目でCFCLとわかる独自のクリエーションを確立するとともに、製造から販売、循環までを一体的に捉えた先進的な取り組みを展開。パリコレクション進出後も事業を拡大し、現代社会に求められる服づくりを実践するブランドとして国内外で高く評価されている。9月には初のブランドブック『CFCL: Clothing for Contemporary Life』が、ニューヨークのアートブック出版社リッツォーリより刊行予定。
※「CFCL」公式HP:
https://cfcl.jp/
●新人賞・資生堂奨励賞
中島輝道(なかじま・てるまさ) TELMA デザイナー
1981年生まれ。2010年アントワープ王立芸術アカデミー卒業。卒業コレクションが評価され、Christine Mathys賞およびLouis賞を日本人として初めてダブル受賞。同年DRIES VAN NOTEN に入社し、ウィメンズデザインを担当。その後日本的なもの作りを学ぶため帰国し、14年株式会社イッセイミヤケへ入社。独立し、22年「TELMA」をスタート。JFW NEXT BRAND AWARD 2025受賞。
国内産地に自ら足を運び、糸づくりから生地開発、職人技までを丁寧に取り入れたものづくりが高く評価された。ドレスを中心としたコレクションには豊かな表現力と大きな潜在力が感じられる一方、最新のプリント技術も積極的に活用。海外メゾンや国内ブランドで培った経験を基盤に、日本の伝統や産地への深い敬意と現代性を融合させた独自の世界観を築いている。近年はブランドとしての体制を強化しながら活動の幅を広げており、今後のさらなる飛躍が期待される。
※「TELMA」公式HP:
https://telma.jp/
●鯨岡阿美子賞
設楽洋(したら・よう) ビームス代表取締役社長
1951年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、75年に電通へ入社し、プロモーションディレクターやイベントプロデューサーとして活躍。76年のビームス創業に参画し、83年に電通を退社。自らをプロデューサーと位置付け、独自の発想で数々のムーブメントを生み出してきた。長年にわたりビームスを率いる設楽氏は、日本のセレクトショップ文化とカジュアルファッション文化の礎を築いた。ファッションをより身近で楽しいものとして広めるとともに、若手デザイナーの支援や先駆的なコラボレーションを通じて業界の発展に大きく貢献し続けている。
※ビームス公式HP:
https://www.beams.co.jp/
◆鯨岡阿美子賞
故・小室知子(こむろ・ともこ)
1941年生まれ。編集者を経てスタイリストとして活動し、若き日の三宅一生氏と出会う。70年株式会社三宅デザイン事務所を設立。代表取締役副社長として約40年にわたりISSEY MIYAKEのものづくりと組織運営を支えた。2026年4月13日逝去。
小室氏は、デザイナーや社員たちを温かく見守り育てる“みんなの母親”であり、同時にグループの発展を支え続けた“縁の下の力持ち”でもあった。自身は表舞台に立つことなく多くの人材の成長を後押しし、日本のファッション界の発展に大きく貢献した。退職後も「チーム・ソルトン・セサミ」の活動を通じてチャリティーやボランティアに尽力し、生涯を通じて人と人をつなぎ、支え続けた。
●話題賞
デサント「新水沢工場」
株式会社デサントの子会社であるデサントアパレル株式会社の水沢工場は、「水沢ダウン」の生産拠点として、生産数量の拡大に頼らず、一着あたりの価値向上に特化したものづくりに取り組んでいる。株式会社デサントは約30億円を投じて工場を建て替え、2025年に新工場を稼働させた。新工場では、より高度で丁寧なものづくりを支える環境整備に加え、環境配慮や地域との共生、従業員満足度の向上にも取り組み、働く人と地域社会を大切にする工場のあり方を提示した。海外生産が主流となるなか、品質・技術・人材を次世代へつなぎ、日本で高品質なものづくりを続ける新たなモデルとして関心を集めた。
※株式会社デサント公式HP:
https://www.descente.co.jp/jp
◇「毎日ファッション大賞」とは・・・・・・
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毎日新聞創刊110年を記念して1982年に創設。ファッションに携わる人々の優れた業績を称えるとともに、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献する。
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毎日ファッション大賞 サイト
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