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射出成形メーカー山下電気、3D CAD資産を“使える資産”へ

スマートホールディングス株式会社

射出成形メーカー山下電気、3D CAD資産を“使える資産”

スマートスケープのSS4M導入により、類似形状検索を最大90分から約10分へ短縮


スマートスケープ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤 慎吾、以下:スマートスケープ)は、3D類似形状検索システム「SS4M(エスエスフォーエム)」が、金型製作から射出成形、二次加工までを一貫して手掛ける山下電気株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山下 慎一郎、以下:山下電気)に導入され、過去の3D CAD資産の再活用と熟練者知見のデータ化に成果を上げていることをお知らせします。

山下電気では、見積検討や類似案件調査を行う業務において、「過去資産を探せる人が限られる」という属人化の課題を抱えていました。SS4M導入により、長年蓄積してきた3D CADデータを有効活用できる仕組みが構築できました。類似形状検索によって必要な情報へのアクセス時間を大幅に短縮し、若手社員でも過去の設計・製造ノウハウへ迅速に到達できる環境を実現しています。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/169179/17/169179-17-6108e7b5dbc4a146e92607fff207230b-993x620.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
         山下電気様 社屋

■製造業共通の課題 データはあるのに活用できない
金型・射出成形メーカーでは、長年にわたり膨大な3D CADデータ、図面、成形条件、金型情報が蓄積されています。
しかし実際には、過去案件を探すために担当者へ問い合わせたり、フォルダや紙資料を横断検索したり、類似案件を探すだけで数十分から数時間かかるといったことも少なくありません。また、熟練者が持つ「この案件に似た形状を知っている」という経験知は文書化されていないケースが多く、技術継承や若手育成の障壁となっています。
山下電気でも、見積もりや金型検討の際には紙資料や既存データベース、担当者の記憶を頼りに過去事例を探しており、担当者によって検索精度やスピードが大きく左右される状況でした。

■SS4M導入の決め手
山下電気では以前から類似形状検索ツールを検討していましたが、CAD環境への依存、利用ライセンス数の制約、導入コスト、クラウド利用による情報管理上の懸念といった理由から導入には至っていませんでした。
SS4Mについては下記の点を評価いただき、導入を決定していただきました。

- CADソフトに依存しない- サーバーライセンスで多数利用が可能- 一般PCでも利用可能- オンプレミス環境で運用可能

■導入効果(1) 類似形状検索を最大90分から約10分へ
SS4M導入前は、過去案件の調査において、紙資料の確認やデータ・フォルダ検索、ベテラン社員への問い合わせなど複数工程が発生していました。
特に担当者が不在の場合や他部署案件を調査する場合には、類似案件へ到達するまでに最大90分程度を要するケースもありました。
SS4M導入後は、3Dモデルを投入するだけで類似形状を検索できるようになり、型番を即座に特定したり、関連資料へアクセスしたりすることが容易になりました。その結果、平均30分を要していた調査業務を約10分に短縮し、1件あたり約20分の工数削減を実現しました。検索業務にかかる工数は約7割削減され、従来は検索に最長90分を要していた複雑な案件にも効率的に対応できるようになり、大幅な生産性向上につながりました。

■導入効果(2) 見積業務を支援
見積作成時には、類似形状や過去の金型・成形実績を参照しながら最適な提案を検討します。しかし従来は、過去案件の検索が担当者の経験や記憶に依存する場面も少なくありませんでした。類似案件検索をSS4Mが支援することで、類似製品の発見数増加、過去見積との比較精度向上、他担当者案件の横断活用が実現しました。
営業担当者からは、「以前は経験上2~3件程度しか思い浮かばなかった類似案件も、SS4Mを活用することでより広範囲に検索できるようになった。見積の裏付けとなる情報を効率的に取得できるようになった」との評価を得ています。

■導入効果(3) 熟練者依存から脱却し、若手育成を加速
導入前は、若手社員が見積や金型検討を行う際、「この案件と似ている製品はありますか」という初歩的な問い合わせをベテラン社員へ行うことが多くありました。SS4M導入後は、若手でも類似案件を簡単に検索できるようになり、過去事例を確認した上で相談を行えるため、より高度な技術議論に集中できるようになりました。「初期段階の質問がほぼ無くなり、相談内容が一段深い技術的なテーマへ変わった」と評価をいただいています。

■導入効果(4) 3D検索だけでなく、技術知見データベースとして活用
山下電気では、技術部門だけでなく営業・製造・品質管理へSS4Mを展開しており、現在は約60名が利用しています。
当初は3D類似形状検索を目的として導入されましたが、運用を進める中で以下のような活用が広がっています。
- 材料情報検索- 得意先別検索- 金型番号検索- 二次加工条件検索- 製造現場への情報共有
新規受注時には3Dデータを登録し、属性情報を紐づけることで、後工程でも事前に製品情報を把握できるようになり、形状のみならず製造条件や過去対応履歴まで含めた技術資産として再利用できるようになっています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/169179/17/169179-17-c33c191851ccd3fff9acf619f3a13db9-360x270.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
     山下電気様 取扱い製品(産業機器)


■山下電気様コメント
営業部 営業課K様
「SS4M導入前は、紙資料や過去データをたどりながら類似案件を探していましたが、現在は必要な情報へ短時間でアクセスできるようになりました。見積時に過去事例を確認する作業も大幅に効率化され、見積の精度向上につながっています。」

営業部 営業課 課長 Y様
「見積業務では類似検索機能を最も活用しています。以前は型番の特定や関連資料の調査に30分ほどかかることもありましたが、現在は約10分で必要な情報にたどり着けるようになりました。また、自分が担当していない案件を含めて過去資産を横断的に検索できるため、経験だけでは見つけられなかった類似事例も活用できるようになっています。検索時間の短縮だけでなく、設計資産を会社全体で活用できるようになったことが一番大きな効果です。」

樹脂製品設計部 設計課 M様
「以前は類似案件を探すために先輩へ相談することが当たり前でしたが、SS4M導入後は自分で過去事例を検索しながら検討を進められるようになりました。経験や知識が十分でない若手社員でも、蓄積された技術資産を活用しながら業務を進められます。初期段階の確認や相談は大幅に減り、現在はより専門的で深い技術的な議論に時間を使えるようになりました。」

■今後の展望 製造業に求められる「設計資産のデジタル活用」
山下電気では今後、品質管理部門や製造部門などへ利用範囲を拡大し、設計資産だけでなく製造ノウハウや品質情報も横断活用していく予定です。同社は、「デジタル化された設計資産は、AI活用や自動化の基盤になる。技術継承と開発スピード向上の両面で、今後ますます重要性が高まる」と述べています。
製造業では、人材不足や短納期化への対応が求められています。そのためには、設計資産や技術ノウハウを個人の経験に留めるのではなく、誰もが活用できる形で蓄積・検索できる環境が重要です。
山下電気では今後さらに利用部門を拡大し、設計・製造・品質管理を横断した設計資産の活用を進める予定です。

■SS4Mについて
類似形状検索システム「SS4M」は、蓄積された3D CADデータから形状が類似するモデルを検索し、過去の設計・製造ノウハウを有効活用するためのシステムです。3Dモデルの表示や属性情報の確認に加え、形状をもとにした類似検索により、経験や担当者の記憶に依存しない設計資産の活用を実現。流用設計や部品の再利用を促進し、設計・製造・調達・購買・見積など幅広い業務の生産性向上に貢献します。

製品URL:https://solution.smartscape.co.jp/ss4m/

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/169179/17/169179-17-30943a32438fc8de75ff51ca5a649f3c-287x148.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■山下電気株式会社について
山下電気株式会社は、金型製作から射出成形、塗装・レーザー加工などの加飾工程までを一貫して手掛けるプラスチック部品メーカーです。二色成形やウエルドレス成形などの高度な成形技術を強みに、自動車部品をはじめとする高品質な樹脂製品の開発・製造を行い、幅広い業界のものづくりを支えています。

会社名:山下電気株式会社
所在地:東京都品川区南品川3丁目6番33号
代表者:代表取締役社長 山下 慎一郎
事業内容:プラスチック成形品、プラスチック成形用金型
Web:https://www.yamashita-denki.co.jp/

■スマートスケープ株式会社について
創業以来培ってきた「Engineering × Visualization」のコアテクノロジーを武器に、お客様のビジネス変革を横断的にご支援しています。製造業向けエンジニアリングサービス、汎用ITプロフェッショナルサービス、3Dデータ活用、AIやデータ分析の活用を軸とし、現場や業務の課題をデジタル技術で解決する製品・サービスを展開しています。

会社名:スマートスケープ株式会社
所在地:東京都港区港南1-8-40 A-PLACE品川8F
代表者:代表取締役社長 伊藤 慎吾
事業内容:情報通信関連技術の研究開発、受託開発、販売ならびに情報通信関連技術を用いたコンサルタント業務
Web:https://www.smartscape.co.jp/

当プレスリリースに記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】
スマートグループ広報チーム
TEL︓03-6434-9717
Mail: sg_pr@smart-group.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

射出成形メーカー山下電気、3D CAD資産を“使える資産”射出成形メーカー山下電気、3D CAD資産を“使える資産”

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