アルダグラム、「KANNA」を現場AIプラットフォームへ。総額20億円のシリーズBラウンドを実施
株式会社アルダグラム

累計調達額は50億円超、AIを主軸としたプロダクト開発とグローバル展開を加速
建設業、不動産業、製造業など世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性向上に取り組む株式会社アルダグラム(本社:東京都港区、代表取締役:長濱 光、以下:アルダグラム)は、総額20億円のシリーズBラウンドを実施したことをお知らせします。本ラウンドには、ジャフコ グループ株式会社、株式会社MonotaRO、パナソニック エレクトリックワークス株式会社の既存株主3社が参加し、創業からの累計調達額は約51.3億円となりました。
2020年の提供開始以降、「KANNA(カンナ)」は、建設業・不動産業・製造業などの現場DXを支援するサービスとして、世界100カ国以上、10万社(※1)に利用されるまでに成長しました。今回の資金調達を機に、KANNAの「現場AIプラットフォーム」への進化を加速し、AIを主軸としたプロダクト開発とグローバル展開を推進してまいります。
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■ 資金調達の背景
「KANNA」は、建設業、不動産業、製造業など、世界中のノンデスクワーク業界の現場DXを支援するサービスとして、現場の生産性向上に取り組んできました。2020年7月のサービス開始以来、利用社数は拡大を続け、2026年7月には国内外の利用社数が10万社(※1)を突破しました。現在は日本をはじめ世界100カ国以上で利用されており、日本語・英語・スペイン語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語の6言語に対応しています。
一方、現場を取り巻く環境は厳しさを増しています。日本の人手不足倒産は3年連続で過去最多を更新しており、建設業でも過去最多となっています(※2)。現場の担い手が減り続けるなかで、AIを活用した生産性向上の重要性はますます高まっています。
こうした中、現場業務におけるAI活用は世界でもまだ確立されていません。現場の情報は紙・Excel・ホワイトボード・口頭などに散在し、AIが力を発揮できる状態になっていないためです。アルダグラムは、現場情報をデジタル化・構造化し、各企業がAIを活用できるデータ基盤を構築することこそが、AI時代に現場の生産性を引き上げる鍵になると考えています。こうした環境認識のもと、事業をさらに加速させるべく、このたびの資金調達を実施しました。
■ 今後の事業戦略
1.「現場AIプラットフォーム」への進化
アルダグラムは、「KANNA」を、現場データを起点にAIが顧客業務を支援・自動化する「現場AIプラットフォーム」へと進化させます。具体的には、以下の3つのレイヤーを一体的に強化していきます。
- AIによる現場情報のデジタル化:「報告 音声AI」「帳票 AI OCR」など、KANNAの主要機能へのAIの組み込みを進め、紙や音声などに散在する現場情報のデジタル化・構造化を促進し、現場でのデータ入力負荷を軽減します。- 外部システム・AI連携基盤の構築:企業内に散在するシステムやデータと現場データをつなぎ、AIが活用できるデータ基盤を構築します。また、2026年7月に提供を開始した「KANNA MCPサーバー」により、外部のAIやAIエージェントからKANNAのデータ・機能を活用できる環境を整備します。- AIエージェントの開発:「KANNAエージェント」などを通じて、蓄積・連携された現場データをAIが活用し、顧客業務の支援・自動化を実現します。あわせて、顧客の業務に深く入り込みながら、業務変革につながる活用方法の高度化を進めます。
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2. グローバル展開の加速
「KANNA」はすでに世界100カ国以上で利用されており、人手不足や現場の生産性という課題は日本に限らず世界共通のものです。海外市場向けの機能開発・販売体制・パートナーシップを強化し、世界中の現場への展開を加速します。
また、これらの事業成長を支えるため、アルダグラム自身もAIを前提とした業務・組織への変革(AIネイティブ企業への進化)を進めます。単純な人員拡大に依存するのではなく、AIによって一人当たりの生産性を高めながら、成長と収益性の両立を図ります。あわせて、AI・プロダクト開発、グローバル事業など、今後の成長に必要な重要ポジションの採用を進めてまいります(採用情報:
https://aldagram.com/recruit/)。
■ 参加投資家について
本ラウンドには、これまでアルダグラムの成長を支えてきた既存株主3社に継続してご参画いただきました。
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ジャフコ グループ株式会社
パートナー 兼 投資部長 藤井 淳史 氏
ジャフコから最初のご出資をした2021年当時と比べても、資材高騰や人手不足の深刻化等により、生産性向上のニーズは高まり続けています。その一方で「DX」の潮流は「AI」へと進化し、解決できる課題の範囲も広がりました。KANNAは、「最新の技術革新」を「現場」に「いかに適用・導入していくか」という橋渡し役としての重要性が増しています。
現場で働くノンデスクワーカーという広大な市場に対し、国内にとどまらずグローバルで課題解決を推進するアルダグラムの将来像は、ますます楽しみなものになっています。
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株式会社MonotaRO
代表執行役社長 田村 咲耶 氏
2022年の出資・業務提携以降、アルダグラムは着実に事業を拡大し、海外市場への進出も進め、当社の工事業・製造業を中心としたお客様にもKANNAが導入されています。また、両社の現場レベルでの連携も着実に進み、お客様の業務や課題への理解を深めながら、提供価値の向上に取り組んでいます。
今回のシリーズBへの出資を通じて、今後もアルダグラムとの連携をさらに深め、より多くのお客様の生産性向上と「時間」という価値の創出をともに実現してまいります。
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パナソニック エレクトリックワークス株式会社
副社長執行役員 マーケティング本部 本部長 稲継 哲章 氏
当社はこれまで、アルダグラムが提供する「KANNA」を通じ、建設をはじめとする現場の課題解決に向けて協業を重ねてきました。
今回の資金調達への参画は、両社が築いてきた信頼関係を基盤に、協業を次の段階へ進めるものです。互いの強みと知見を掛け合わせ、現場の声を起点にサービスをさらに進化させることで、国内外の幅広いお客様へ確かな価値をお届けします。
これからも、現場に寄り添うサービスの創出と普及に取り組み、お客様へのお役立ちを一層広げながら、持続可能で豊かな社会の実現を目指してまいります。
■ 現場AIプラットフォーム「KANNA」について
「KANNA(カンナ)」は、建設業、不動産業、製造業など、世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性向上を支援する「現場AIプラットフォーム」です。事務作業や移動時間、コミュニケーションの手間を鉋(カンナ)のように削り、現場業務の効率化を実現します。App Storeでのアプリ評価は「4.3点」(5点満点)。ITツールに不慣れな方にもシンプルで使いやすい設計が特徴です。世界中の現場を支えるプロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」、ペーパーレス化を推進するデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の2つのサービスを展開しています(KANNAレポートは2024年9月に特許取得)。これまで現場DXを支援するサービスとして成長してきた「KANNA」は、現場データを起点にAIが業務を支援・自動化する機能をさらに強化し、「現場AIプラットフォーム」として進化を続けてまいります。
- 【KANNAプロジェクト】
https://lp.kanna4u.com/ - 【KANNAレポート】
https://lp.kanna4u.com/report/
■ 会社概要
- 社名:株式会社アルダグラム- 所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー 26階- 代表者:代表取締役 長濱 光- 設立:2019年5月- 事業内容:現場AIプラットフォーム「KANNA」の開発・提供- URL:
https://aldagram.com/
注記
※1 利用社数には、無料プランを利用する協力会社などを含みます。
※2 出典:帝国データバンク「人手不足倒産の動向調査(2025年度)」
プレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes