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なぜ子どもたちは、大学生とAIでは“話すこと”を変えるのか

コミュ輪

なぜ子どもたちは、大学生とAIでは“話すこと”を変える

子どもが選んでいるのは、答えなのか、人なのか。大学生19名が考えた


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61718/11/61718-11-725727672f43909abfa8d2a62139cdf6-845x389.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


学生団体イルカの耳研究会は、子どものピアチャット(ピアサポートをチャットで行う)にAIを導入し、およそ1か月が経過しました。大学生との会話とAIとの会話では、話す話題に違いが見られました。実際に子どもと接している私たちで意見交換を行ったところ、以下のような声がありました。

■ 意見交換で大学生から出た声
・AIの使い方から、子どもの気持ちが見えてきた
・求めているのは答えじゃない。自分のために考えてくれる人
・AIではなく、大学生に聞いてみたいことがある
・「誰と話すか」を子ども自身が選べること

AIの使い方から、子どもの気持ちが見えてきた
mimiのハイブリッドでは、大学生とは話さず、AIとだけ話す子どももいます。そうした子どもにとってAIは、趣味や興味の話で知識を得たり、頭の中を整理する「壁打ち」の相手になっているようです。人には話しづらいことも、相手がAIなら話題にできるのかもしれません。

大学生との会話では3%だった「人間関係・トラブル」が、AIとの会話では12%を占めました。「心身の健康」も、7%から25%に変わっています。集計期間も件数も異なるため単純な比較はできませんが、AIという相手が加わったことで、これまで表に出てこなかった話が出てきているのではないか。意見交換では、そうした見方が出ました。

求めているのは答えじゃない。自分のために考えてくれる人
一方で、AIではなく大学生を選ぶ子どももいます。ピアチャットでは、子どもたちと私たちが、推し活やゲーム、学校の出来事など、そのとき話したいことを自由に話しています。楽しく話しているうちに話題は次々と変わり、ふと、友だちのことや、ずっと気になっていたことに移ることは、よくあることです。
話し終えた子どもから、「聞いてもらえてよかった」「誰にも話せないからメッチャ楽になりました」と言って終了する子どももいます。「大学生さんと話して課題を進めるやる気が出ました!」「共感してくれたり質問してくれて考えてくれているのが嬉しかったです!」という子もいました。自分のために考えてくれる人がいる。それだけで満たされているようです。

AIではなく、大学生に聞いてみたいことがある
私たちのピアチャットでは、大学生のプロフィールを尋ねてくる子が目立ちます。そのやりとりの先に、思わず微笑むような話が寄せられることもあります。「好きな子と一緒に写真を撮ってもらうために、どうやって話し掛けたら良いのか」と聞いてくる中学生。「大学入試の面接が不安!」と、学校では聞ける人がいない話を持ってくる高校生。どちらも、先輩の大学生だから聞いてみたくなる気持ちが伝わって来ます。
先生ともスクールカウンセラーとも違う"斜め上"の存在。だからこそ子どもたちはmimiに来てくれるのではないか。そうした見方が出ました。

ある中学生は、メイクのやり方を大学生に聞きに来ました。AIにも同じことを聞いていて、「AIはこう言ってた」と教えてくれた上で、大学生の考えを聞きたかったようです。大学生が答えると、「やってみるね!」と喜んでくれました。
大学生が対応した方がよいこともあれば、そうでないときもあります。そんなときのために、mimiでは、大学生からバトンタッチできる専門家が待機しています。私たちへの研修と教育コンテンツの構築は鈴川みやこ氏(精神保健福祉士)、研究の監修は戸田愛子氏(公認心理師・臨床心理士・医学博士)が担っています。

「誰と話すか」を子ども自身が選べること
これまで、子どもが誰に相談するかは、大人が用意した窓口の中から決まることがほとんどでした。
今回、AIと大学生の双方を同じ場所に置いたところ、子どもたちは話題によって相手を使い分けている様子が見えてきました。そうやって選んでいるのだとすれば、選べる相手が一つしかない環境では、その相手に合う話しか出てこないことになるのではないか。意見交換では、そうした声がありました。
AIと人のどちらが優れているのかという比較ではなく、「誰に話すかを子ども自身が選べること」そのものに意味があるのではないか。今回の集計は、私たちにそんな問いを投げかけています。
■イルカの耳研究会について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61718/11/61718-11-15075155126603fd20ed2da1ad35b484-828x823.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


教育職や心理職を目指す学生が中心となって活動する学生団体です。同会が運営する「イルカの耳プロジェクト」では、子どもを対象としたピアチャットを中心に、ワークショップや研究会、SNSでの情報発信を行っています。研究の監修は戸田愛子氏(公認心理師・臨床心理士・医学博士)、大学生への研修と教育コンテンツの構築は鈴川みやこ氏(精神保健福祉士・運営事務局カウンセリング統括責任者)が担っています。




【メンバー】学生代表:千ゆう子(東京大学大学院 教育学研究科に在籍/公認心理師)ほか19名(東京大学、愛知教育大学、金城大学、大阪大学、奈良女子大学、九州大学)
公式サイト:https://dolphin.comuwa.or.jp
Instagram:https://www.instagram.com/mimiken_official

■集計の概要
集計主体:イルカの耳研究会/対象:SNS相談の会話テーマ分類/大学生との会話:2025年7月2日~2026年3月25日、有効n=1,124/AIとの会話:2026年7月25日~8月5日、有効n=128/公表日:2026年9月3日
※AIとの会話は導入直後・約2週間・n=128の速報値であり、傾向は今後変わる可能性があります。

■本件に関するお問い合わせ
イルカの耳研究会事務局/一般社団法人コミュニケーションワーカー支援機構 https://comuwa.or.jp/about-comuwa/
システム提供:エースチャイルド株式会社 https://www.as-child.com

※現在、プロンプトのメンテナンスのため、AIとの会話を一時休止しています。再開は9月を予定しています。

プレスリリース提供:PR TIMES

なぜ子どもたちは、大学生とAIでは“話すこと”を変える

記事提供:PRTimes

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