AnalogAI社、同社初の実環境対応エッジAIプロセッサ向けにSilicon Storage Technology(R)社のmemBrainTM SAGE IPを選定
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
2026年9月16日 - AnalogAI社は同社の実環境対応エッジAIプロセッサ向けとして、Microchip Technology(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)の子会社であるSilicon Storage Technology(R)(SST(R))社のmemBrainTM SAGE (Synaptic Analog Generative Engine)ニューロモーフィック ハードウェアIPを選定した事を発表しました。AnalogAI社のエッジAIプロセッサには、実環境の中でAIモデルの学習と推論を同時に実行する目的で設計された、ハードウェアを考慮した独自アルゴリズムが組み込まれています。
AnalogAI社は、SST社のmemBrain SAGE IPを活用し、超低消費電力が求められるエッジ アプリケーションにおいて、1ワット以下で高水準のaCIM(アナログ コンピューティング インメモリ)性能を実現します。SST社のSuperFlash(R)を基盤とするmemBrain SAGE IPは、堅牢性がシリコン上で実証済みです。AnalogAI社は、このIPを土台に、環境に適応するヒューマノイド ロボット、ドローン、車両といった実環境での推論アプリケーションに向けて、新たな機能を開発しています。
Microchip社Intelligent Compute business unit担当上級副社長のMark Reitenは次のように述べています。「AnalogAI社は、エッジデバイスが環境の急激な変化にリアルタイムで適応できるようにする、エッジAI推論向けの革新的な協調最適化ソリューションに取り組んでいます。SST社のmemBrain SAGE IPは、AnalogAI社の第一弾製品の中核となる推論エンジンとして、同社がアプリケーションの目標を達成する上で欠かせない演算性能と電力効率を同時に実現します。SST社のmemBrain IPの最新のライセンシーとしてAnalogAI社をお迎えでき、急速に広がるMicrochip社のエコシステムに加わって頂ける事を嬉しく思います」
SST社memBrain SAGE IPの特長は以下の通りです。
● memBrain TILE (Tensor In-Memory Logic Element)
o ナノアンペア レベルで最大8 bpc(ビットセルあたり8データビット)を格納する、memBrainソリューション向けに最適化されているESF3ビットセル
o memBrainソリューション専用のアレイ、デコーダ、ドライバ回路
● 最適化されたDACとADC
● 加算回路と高電圧バイアス回路
● ナノアンペア レベルのビットセル制御ロジック
● memBrain独自のテスト回路
● SST社memBrainテクノロジの技術文書とシミュレーション モデル
● IP統合サービスとサポートの全面的な提供
AnalogAI社最高経営責任者のJaejun Lee氏は次のように述べています。「AnalogAI社は、入手可能な製品を業界全体にわたって調査したうえで、SST社のmemBrain SAGE IPを選定しました。シリコン実証済みのmemBrain SAGE IPであれば、当社の市場セグメントで求められる超低消費電力と高い性能を確保しながら、開発期間を最も短縮できると判断したためです。アナログ コンピューティング インメモリは急速に台頭している分野であり、私たちは実環境への適応を必要とするエッジAIデバイスに向けて、新たな機能を先駆けて実現しています」
SST社のmemBrain SAGE IPは、量産対応可能なSuperFlashメモリを使い、40 nmと28 nmのファウンダリ プロセスで開発および展開されています。現在のテクノロジ ロードマップには、22 nm memBrain SAGE IPの開発も含まれています。信頼性と性能が高く消費電力の低い不揮発性ストレージをチップ上で直接提供するように設計されたSuperFlashメモリは短いアクセス時間、高い書き込み耐性、外付けメモリ部品なしでのデータ保持を必要とするアプリケーションで広く使われています。
価格と在庫/供給状況
SST社のmemBrain IPソリューションとSuperFlashテクノロジの詳細はSST社のウェブサイト(
https://www.sst.com/membrain-products/)をご覧頂くか、SST社の各地域における販売担当者(
https://www.sst.com/contact-us/)にお問い合わせください。AnalogAI社の製品の詳細はAnalogAI社のウェブサイト(
https://www.analog-ai.com/)をご覧頂くか、AnalogAI社チーム(contact@analog-ai.com)までお問い合わせください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像:
https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/55472818028/sizes/o/Microchip Technology社について:
Microchip社は、幅広い半導体製品を提供する半導体サプライヤであり、新しい技術を市場投入する際の重要な課題を解決するトータルシステム ソリューションを通じて、革新的な設計をより簡単に実現する事に尽力しています。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、コンセプトの創出から完成までの設計プロセス全体にわたってお客様をサポートします。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で優れた技術サポートとソリューションを提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(
https://www.microchip.com)をご覧ください。
SST社(Silicon Storage Technology)について:
Microchip社の子会社であるSST社は組み込みフラッシュ技術トップクラスのプロバイダです。SST社は、特許技術であるSuperFlashメモリテクノロジの各種ソリューションを、コンシューマ、産業、車載、IoT (Internet of Things)市場向けに開発、設計、ライセンス提供、販売しています。SST社は1989年に設立され、1995年に株式を公開し、2010年4月にMicrochip社に買収されました。SST社は現在Microchip社の完全子会社であり、カリフォルニア州サンノゼに本社があります。詳細はSST社ウェブサイト(
https://www.sst.com)をご覧ください。
AnalogAI社について:
AnalogAI社は、デバイス上で直接学習を行うエッジAIプロセッサを開発しています。これにより、ロボット、ドローン、車両は、超低消費電力で動作しながら、変化する物理環境にリアルタイムで適応できます。同社のアナログ コンピューティング インメモリ アーキテクチャは、オンデバイス学習と推論を単一の低消費電力設計で実現し、推論のみに対応する従来のエッジAIハードウェアの枠を超えるものです。ターゲットとするのは、ロボティクスから自律機械まで、導入後も適応し続ける事が求められる物理世界のエッジ アプリケーションです。同社は韓国、ソウル近郊に本社を置いています。詳細は
https://www.analog-ai.comを参照してください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Helen Tang (Microchip社): Helen.Tang@microchip.com
配信元企業:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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記事提供:DreamNews