【東京ベイeSGプロジェクト採択】Green Carbon、清水建設と海から大気中のCO2を回収するDOC(Direct Ocean Capture)の社会実装へ|東京ベイエリアで検証
グリーンカーボン

東京都「東京ベイeSGプロジェクト」Tokyo Bay Innovation Field(プロジェクトサポート型)で海水から回収したCO2の将来のカーボンクレジット化・産業利用までを検証
国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下「Green Carbon」)は、清水建設株式会社(取締役社長 新村 達也、以下「清水建設」)が代表企業として提案した、海水中からCO2を直接回収するDirect Ocean Capture(以下「DOC」)の社会実装プロジェクトが、東京都が推進する「東京ベイeSGプロジェクト」の令和8年度Tokyo Bay Innovation Field(プロジェクトサポート型※1)に採択されたことをお知らせします。
本事業は、海水を介して大気中のCO2を回収する技術「DOC(Direct Ocean Capture:海水中CO2直接回収 )」(※2)を東京ベイエリアで実証し、回収したCO2の測定・報告・検証(MRV)(※3)からカーボンクレジット化までを一体で設計する取り組みです。清水建設が有する設計・施工・海洋土木の知見と、Green Carbonが国内外で培ってきたカーボンクレジットの創出・登録・販売の実績を組み合わせ、DOCの社会実装と事業化モデルの確立を目指します。
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○本リリース及び詳細に関するお問い合わせはこちら
https://green-carbon.co.jp/contact/
○東京都発信のプレスリリースはこちら
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/10/2026100511
カーボンニュートラルの実現に向けては、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー、電化などによる排出削減を進めるとともに、それでも削減が困難な残余排出に対応するため、大気中のCO2を除去するCarbon Dioxide Removal(CDR)の社会実装が重要となっています。その新たな選択肢の一つとして、海水中に溶け込んだCO2を直接回収するDirect Ocean Capture(DOC)が注目されています。
海洋は大気と継続的にCO2を交換しているため、海水中のCO2濃度を低下させることで、大気中のCO2が再び海洋へ取り込まれることが期待されています。この仕組みを活用し、海水からCO2を回収・除去する技術がDOCです。一方、DOCを大規模に社会実装していくためには、CO2回収設備を稼働させるための運転コストに加え、回収したCO2をどのように価値化・利用するかという「出口」の確立が重要な課題となります。
そこで本プロジェクトではGreen Carbon、清水建設、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の3者が共同し、海水からCO2を回収する技術だけでなく、DOC設備をできるだけ低コストで運転する方法や、回収したCO2量を正確に測定・検証する仕組み、さらに回収したCO2を建設現場などで活用する方法まで、一連の流れを実証します。
東京都が推進する、持続可能な未来の都市モデルの構築を目指す「東京ベイeSGプロジェクト」では、優れた先端技術の社会実装を加速するため、スタートアップ等に対し、技術開発に必要なフィールドを提供し支援を行う「Tokyo Bay Innovation Field」を展開しています。
[表1:
https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/309_1_ba6fb1262635a9218381d170037c81a6.jpg?v=202610061115 ]
本プロジェクトは、削減困難な残余排出に対応する海洋CDRを社会実装するため、DOCの事業化を阻む「高い運転コスト」と「回収CO2の出口不足」という2つの課題を解決することを目的としています。東京湾で国内初の実海域DOC実証を行い、運転コストの低減、Green Carbon主導のクレジット化基盤の構築、回収CO2の産業ガス代替を一体的に検証し、経済的に自立する都市型海洋GXモデルを確立してまいります。
[表2:
https://prtimes.jp/data/corp/117956/table/309_2_546cac9043fcab7c8bb1d665467a10c0.jpg?v=202610061115 ]
Green Carbonはこれまで、水田(中干し・AWD)、バイオ炭、マングローブ植林、森林保全など、自然の力を活用したカーボンクレジットの創出に取り組んできました。本事業を通じて、海洋を起点とした炭素除去(CDR:Carbon Dioxide Removal)の領域へと取り組みを広げ、ネイチャーベースとテクノロジーの両面から高品質な炭素除去クレジットの供給を目指してまいります。
また、本プロジェクトは、令和8年度から令和10年度末までの期間で実施される予定です。Green Carbonは、本プロジェクトを通じて、DOCによるCO2除去量を適切に測定・評価し、将来的なカーボンクレジット化につなげる仕組みづくりを進め、CO2の回収から環境価値化、さらには実際の利用までを一気通貫してつなげることで、DOCの継続的な社会実装につながるモデルの構築を目指してまいります。
※1:東京ベイeSGプロジェクト東京都が推進する、50年・100年先を見据えて「自然」と「便利」が融合する持続可能な都市を構想するプロジェクト。「Tokyo Bay Innovation Field」は、東京のベイエリアを実証フィールドとして最先端技術の社会実装を支援する取り組みで、プロジェクトサポート型では、実証フィールドの提供に加え、1件あたり1か年度で上限8,000万円のプロジェクト経費支援が行われる。
URL:
https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/
※2:DOC(Direct Ocean Capture) 海水中に溶け込んだCO2を直接分離・回収する技術。CO2を除去した海水が海に戻ることで、海洋が大気中のCO2を新たに吸収し、結果として大気中のCO2削減につながる。
※3:MRV(Measurement, Reporting and Verification) 温室効果ガスの排出削減・吸収量などを「測定(Measurement)」「報告(Reporting)」「検証(Verification)」する仕組み。
◆Green Carbon 株式会社
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
設立 :2019年12月 12日
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL :
https://green-carbon.co.jp/
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫で支援するクライメートテック企業です。加えて、植物・微生物の研究開発事業、ESG/排出枠コンサルティング事業、各種環境関連事業も展開しています。
事業は日本および東南アジアを中心に10カ国以上で展開しており、水田(中干し・AWD)、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、家畜排せつ物処理、畜産由来メタン削減など、多様な自然由来プロジェクトを推進しています。国内の水田(中干し)においては、2023年度に日本初・最大規模となる約6,220tのクレジットを創出。2024年度は約40,000ha(約65,000t)、2025年度は約65,000ha(約65,000t)、2026年度には約90,000ha(約95,000t)まで拡大を予定しています。また、酪農分野では日本初となるJ-クレジットのプログラム型登録を実施し、2026年度に6,749tを創出。
海外においては、東南アジアを中心に大規模なプロジェクト組成とクレジット創出を推進しており、フィリピンではJCM(二国間クレジット制度)を活用した投資プロジェクトが完売。さらに、ベトナムやカンボジアにおいても、JCM方法論の承認に向けて州・自治体・政府と連携を進めています。また、クレジットの申請・登録・販売までをワンストップで完結するプラットフォーム「Agreen(アグリーン)」を提供し、煩雑な手続きや書類作成を効率化。創出者の負担軽減とスケーラブルな事業推進を実現しています。加えて、環境価値付き農産物(環境配慮米)の流通、研究開発、ESG・排出枠コンサルティングも手がけ、自然資本を軸とした脱炭素の実現に貢献しています。
◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
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記事提供:PRTimes