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統合開発環境UDE(デバッグ、トレース等)、包括的なInfineon「TriCore AURIX TC32, TC33, TC34, TC35, TC36, TC37, TC39, TC3x」サポート

ポジティブワン株式会社

2025年2月18日、東京都渋谷区 - ポジティブワン株式会社は、Infineon Technologies社の自動車業界におけるパワートレインおよび安全性(ASIL-D)アプリケーションの厳しい要求に応えるために設計された先進的なマイクロコントローラ(MCU)プラットフォーム「Infineon AURIX」、および高性能なTriCore AURIX TC32、TC33、TC34、TC35、TC36、TC37、TC39、TC3xシリーズのマイクロコントローラを包括的にサポートしたUDE(Universal Debug Engine)によるデバッグ、トレース、テストソリューションを提供し、Time to Marketに対応する開発環境「UDE(Universal Debug Engine)」とインサーキットエミュレータ「UDA(Universal Access Devices)」の販売を開始いたします。



◆UDE(Universal Debug Engine)のサポート内容:
マルチコアデバッグ:
・ TriCore 1.6.2P向けに最適化

幅広いInfineon AURIXマイクロコントローラに対応:
・ 対象:TC32、TC33、TC34、TC35、TC36、TC37、TC39、TC3x(TC33xED、TC35xED、TC37xED、TC39xEDも含む)

包括的なデバッグ、トレース、テスト機能:
・ マイクロコントローラデバッグ、マルチコアデバッグ(MCDS/miniMCDS対応)
・ FLASHメモリプログラミング、Aurora Gigabit Trace(AGBT)サポート
・ JTAG、MiniDAP、cJTAG、MiniJTAG、ETKSなどのインターフェース対応
・ 最大160MHzのシリアルクロック対応のDAP/DAP2サポート
・ ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)機能の統合
・ Universal Measurement and Calibration Protocol(XCP)サポート
・ プロファイリングおよびISO 26262に準拠したコードカバレッジサポート
・ AUTOSAR Classic Platform/OSEK、PXROS-HR(メモリ保護付き)、FreeRTOSのサポート
・ Generic Timer Module(GTM)、IP Snooping Trace、CameraおよびADC Interface(CIF)Video Trace向けの
・ デバッガ・トレースサポート
・ Triggered Transfer(TTF)サポート、CAN Loader、CAN Recorder、CANopenMessage Formatterツール
On-Chip Debug Support(JTAG OCDS L1/L2 for Core, PCP, PCP2, DMA)およびEclipseプラグイン
・ UDE(R)スターターキット、Rustサポート
・ UAD3+およびUniversal Emulation Configurator(UEC)によるマルチAURIXデバッグ

◆UDE(Universal Debug Engine)の主な特徴
・ マルチコアSoC:
最大6基の独立動作可能な32ビットTriCoreTMプロセッサコア
そのうち4基にはロックステップサポートが搭載され、最大300MHzの動作周波数で最大2,400 DMIPSの処理性能を実現

・ メモリおよび拡張性:
最大16 MByteの組み込みフラッシュメモリ、6 MByte以上のRAMを搭載可能
統合された4GBのデータ、プログラム、I/Oアドレス空間

・ 高度な安全性およびセキュリティ機能:
Hardware Security Module(HSM)による非対称暗号化機能(EVITA “high”準拠)
最大2基のSignal-Processing Unit(SPU)を含むレーダープロセッシングユニットを搭載

・ 充実の通信インターフェース:
ギガビットEthernet
ISO 11898-1準拠の最大12チャネルのCAN FD
最大24チャネルのLIN(ゲートウェイおよびテレマティクス用途向けホストコントローラとして対応)



【TriCoreアーキテクチャとデバッグ機能】
InfineonのTriCore AURIXデバイスは、電動化および自律走行車向けに最適化された洗練されたマルチコアアーキテクチャを採用しています。従来のInfineon TriCore AUDOアーキテクチャは、オンチップデバッグシステム(OCDS)で広く知られており、今回のAURIXファミリーではマルチコアデバッグに対応するため、さらに最適化・拡張されています。

新たなAURIXデバイスは、以下のデバッグ、テスト、キャリブレーションツール向けインターフェースを備えています:

・ JTAG:
最大40MHzのシリアルクロックに対応

・ Device Access Ports(DAP):
2ピンおよび3ピンオプションを提供

・ DAP2:
3ピンインターフェースで最大160MHzのシリアルクロックに対応
最適化プロトコルにより、ブロック転送速度をほぼ3倍に向上(最大30MB/s)

PLSは、Infineon社と連携し、Universal Access Devices(UAD2/UAD3+)などのハードウェアツールをサポートすることで、シームレスで効率的な開発環境の提供を実現しています。

【機能概要】
・ 32ビットアーキテクチャ:
16/32ビット命令によりコードサイズを削減し、効率的なパフォーマンスを実現

・ 6基のTriCoreコア:
独立動作、低い割り込みレイテンシ、迅速な自動コンテキストスイッチングを提供

高度な演算・データ処理機能:
・ 乗算加算ユニット、飽和演算、ビット操作、パックデータ処理に対応
・ ループ処理およびパワーマネジメント:
・ ゼロオーバーヘッドループサポート、柔軟なパワーマネジメント機能

メモリアクセシング:
・ バイトおよびビット単位でのアドレッシング
・ バスインターフェースでのリトルエンディアンおよびビッグエンディアンの両対応

例外処理および割り込み管理:
・ 柔軟な優先順位付けにより、正確な例外処理と割り込み制御を実現



【自動車業界へのメリットと開発の有効性を実現する統合開発環境】
Infineon AURIXプラットフォームは、かつてない処理能力と統合された安全機能を提供し、次世代の自動車アプリケーション(パワートレイン管理、高度な安全システム、ゲートウェイコントローラ、テレマティクスなど)に最適なソリューションを実現します。また、UDE統合開発環境ソリューションにより、ソフトウェア・オーバー・ザ・エア(SOTA)によるアップデート、Pythonなどを用いたテスト自動化、包括的なトレース機能により、開発効率の向上とシステムの堅牢性が大幅に強化されます。

今後も自動車向け半導体技術の研究開発に注力しているInfineon Technologies社のさらなる安全性と高性能の両立を追求に対して、新たなAURIXマイクロコントローラファミリーとそれに対応するデバッガ、トレース、テスト環境として、UDE祖ソリューションは、電動化・自律走行車時代における車載システムの進化を支える重要な基盤となり、業界全体の技術革新に寄与すると確信しております。

【競合製品に対する機能的メリット】
競合製品も高機能なデバッグ・トレースソリューションを提供していますが、Infineon AURIXおよびUDEの組み合わせでは、以下の点で一歩先を行く革新的な機能を備えています。

・ 超高速・大容量トレース記録:
外部トレースメモリを最大4GBまで拡張可能なAURORAおよびHSSTP対応のトレースインターフェースにより、膨大なデータ量のリアルタイムトレースが可能です。これにより、システム全体の動作履歴を漏れなく解析でき、従来の製品では実現が困難な長時間トレースが実現されます。

・ 多層的なシステム解析:
コードカバレッジ、実行シーケンス、プロファイリング、コールグラフ解析など、システムの各層における詳細な解析を提供。これにより、複雑な車載システムの最適化とボトルネックの特定が迅速かつ正確に行えます。

・ 統合的なマルチコアデバッグ:
すべてのコア(メインコア、補助コア、専用アクセラレータコアなど)を1つのユーザーインターフェイスで制御できるため、複数のデバッガインスタンスを開く手間を省き、開発工数を大幅に削減します。

・ 柔軟な同期制御:
特定のデバッグシナリオに合わせ、部分的な同期や完全な非同期動作が設定可能なため、用途に応じた最適なデバッグ環境を構築できます。

・ 先進のテスト自動化とスクリプト連携:
Pythonなどの現代的なスクリプト言語を利用したテスト自動化APIにより、繰り返しテストの効率化と品質向上を実現。これにより、開発期間の短縮と市場投入までの時間短縮が期待できます。

これらの機能は、競合製品と直接的に比較することなく、業界最高水準の統合性と柔軟性、及び効率性を実現しており、次世代車載システムの開発において大きなアドバンテージを提供します。



《関連製品》
◆統合開発環境UDE
https://www.positive-one.com/products/embedded-tool/pls_ude.html

【PLSプログラマブルロジックアンドシステムとは】
PLSプログラマブルロジックアンドシステムGmbH(PLS Programmierbare Logik & Systeme GmbH)は、ドイツ・ラウタに本社を持つ組み込み向け開発ツールのサプライヤーです。インフィニオンテクノロジーズ、STマイクロエレクトロニクス、NXPセミコンダクターズ、ルネサスなどのレガシーな半導体から最先端の半導体のためのソフトウェアデバッグソリューションおよび完全な開発ツールを提供します。ポジティブワン株式会社は、日本総販売元として、日本およびアジア市場への販売、サポートを行っております。

【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F

URL http://www.positive-one.com
SoM製品関係:https://www.chinchillasmart.com

ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウエアや世界標準ISOなどに準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからPC、スマートフォン、サーバーを含んだハードウエアからソフトウエアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301





配信元企業:ポジティブワン株式会社
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