国内最大規模の空港間デジタルサイネージネットワーク広告「Airport Dynamic Ad Vision(ADAV)」新たに新千歳空港・函館空港・旭川空港が加わり、全国12空港61台に
全日空商事株式会社
全日空商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮川 純一郎、以下 全日空商事)は、2025年4月28日より、空港間デジタルサイネージネットワーク広告「Airport Dynamic Ad Vision(エアポートダイナミックアドビジョン)」(以下「ADAV」)の展開エリアを北海道の新千歳空港、函館空港、旭川空港の3空港に拡大します。計15台の新規導入により、「ADAV」のネットワークは国内12空港61台となり、国内最大規模を誇ります。
「ADAV」は、おかげさまで運用開始から5年間で売上が約10倍に成長を続けております。この度、国内空港利用者数第2位の新千歳空港(※)をはじめ、観光客が多く訪れる北海道エリアに展開することで、「ADAV」を通じた広告主様のリーチ拡大と広告効果の向上に大きく貢献できるものと期待しております。全日空商事は、今後も「ADAV」のネットワークと機能を強化し、広告主様のマーケティング活動を支援するとともに、各空港事業者や地域企業・観光業のDX化をサポートし観光産業の発展に貢献してまいります。
(※)国土交通省 令和5年(暦年・年度)空港別順位表 より
■ 「Airport Dynamic Ad Vision(ADAV)」 とは?
「ADAV」は全日空商事が独自開発した、国内空港間デジタルサイネージのネットワーク広告配信サービスです。
「ADAV」はクラウドを通じて計61台のデジタルサイネージを一元管理できるため、全12空港への一斉配信の他、空港を指定した配信も可能です。また、筐体上部にはカメラ(※)が内蔵されており、AI(画像認識技術)と掛け合わせることによってこれまで不可能だった交通広告の広告視認者数や視認者属性の可視化を可能にしています。
(※)一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムが定めたガイドラインに沿って運用しています。撮影した画像/動画は保存せず、統計情報へ即時変換されたデータのみ保存しております。
また、国内主要空港のネットワーク化に加え、DOOH(デジタル・アウト・オブ・ホームの略)広告配信プラットフォームを提供する株式会社 LIVE BOARD(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 髙木智広 以下、LIVE BOARD)との接続を通じて、空港以外の市街地DOOHとの連携も強化しており、「ADAV」の広告商品価値向上を図っております。
■ 設置場所(2025年4月28日時点、12空港61台)
【エリア】空港名|広告メニュー名称|設置台数|主な設置場所
【北海道】
●新千歳空港|HOKKAIDO Dynamic Ad Vision(※)|12台(新設)|出発階制限区域内
●函館空港 |HOKKAIDO Dynamic Ad Vision(※)|2台(新設)|出発階制限区域内
●旭川空港 |HOKKAIDO Dynamic Ad Vision(※)|1台(新設)|出発階制限区域内
※3空港1メニューとして展開
【関東】
●羽田空港|HANEDA Dynamic Ad Vision|12台|
羽田空港第二ターミナル 国内線出発ロビー(手荷物検査後の搭乗ロ付近)
【中部】
●中部国際空港|CHUBU Dynamic Ad Vision|8台|
第1ターミナル3階 国内線保安エリア内
【中国・四国】
●広島空港|HIROSHIMA Dynamic Ad Vision|2台|
1階国内線到着ロビー 手荷物受取所
●松山空港|MATSUYAMA Dynamic Ad Vision|3台|
2階出発ロビー 国内線搭乗待合室、1階到着ロビー 手荷物受取所入り口
【九州】
●長崎空港|NAGASAKI|Dynamic Ad Vision|2台|
ターミナルビル2階 保安エリア内 国内線搭乗待合室、ターミナルビル1階
●阿蘇くまもと空港|KUMAMOTO Dynamic Ad Vision|5台|
旅客ターミナル ビル3F、旅客ターミナル ビル1F
●宮崎ブーゲンビリア空港|MIYAZAKI Dynamic Ad Vision|4台|
2階出発ロビー 保安エリア内 8番ゲート・森のデッキ横、1階到着ロビー 手荷物受取所入り口
●鹿児島空港|KAGOSHIMA Dynamic Ad Vision|6台|
国内線ターミナル2階 出発ロビーおよび保安エリア内
【沖縄】
●那覇空港|NAHA Dynamic Ad Vision|4台|
2階出発ロビー 搭乗待合室、到着導線
各空港の設置場所詳細はこちら
https://travelmedia.ana.co.jp/service#airport_list■ 北海道設置場所
■ 「Airport Dynamic Ad Vision」 導入メリット
(1)広告主
広告主が複数の空港で同時にプロモーションを行う場合、従来の空港広告では、空港ごとに契約手続きを行い、さらに各空港の入稿規定に合わせたクリエイティブ制作と入稿作業が発生していました。加えて、広告効果が見えにくいという課題もありました。「ADAV」は、空港間のデジタルサイネージをネットワーク化することで、これらの課題を解決しました。クリエイティブを一つ制作するだけで全国の主要空港への一斉配信が可能となり、AIカメラによって通行者数、広告視認者数、属性などのデータを取得できるため、「ADAV」をご利用いただくことで、広告主は手間をかけることなく全国の空港利用者に情報を届け、効果を実感いただけます。
(2)空港事業者
空港事業者においては、看板などのオフライン広告の切り替えに多くのコストと時間がかかり、最適なタイミングで広告や情報を表示することができないことも多く、また空港単位で新しい仕組みを導入しても他の空港と連携できないという課題がありました。「ADAV」を導入することで空港事業者は、国内の主要空港と連携でき空港媒体の広告価値を高める事が可能となります。また、通行者数や広告視認者のデータを活用し、施設内商業エリアのマーケティング支援や施設サービス向上が可能となり、DXの推進を図ることで、広告主に新たな情報発信の機会や広告ソリューションを創造していく機会となります。
(3)空港利用者
空港利用者には、「ADAV」を通じて届けられる情報から出発地・到着地の観光、イベント、ホテル、交通情報など旅の中ですぐに役立つ情報から、広告主が届けたい新しい商品やサービスの情報など幅広く質の高い情報を往復路の空港で得ることが可能です。旅の途中はもちろん、日常に戻ってからも空港利用者の生活を豊かにするための情報を得る機会をご提供いたします。
各ステークホルダー、各地域を訪れる旅客にとって情報発信、取得の場として活用いただくことで、地域の活性化、観光・ビジネスの拡大、より豊かな日常生活の実現に貢献してまいります。
■ 「Airport Dynamic Ad Vision (ADAV)」 お客様事例
ADAVはお陰様で多くの企業様・自治体様にご出稿いただき、ご好評をいただいております。実際にご利用いただいた広告主様のお声の一部をご紹介いたします。

●長瀬産業株式会社様
1832年創業、グローバルに製造・研究開発拠点も有する化学系専門商社様
【お客様のお声】
長年、空港に限らず様々な交通広告を利用してきましたが、いずれも効果が分からないことがネックでした。
ADAVは交通広告ながら、費用対効果が分かる点で出稿して良かったと感じています。熊本空港での掲載をお願いしていますが、年齢、性別、視認数の他、リーチ単価も分かることで、担当部門から経営にも具体的な数値として報告できるので、納得感を持って利用継続しています。
また、他広告と効果を比較できる点も良いと感じています。
●株式会社講談社様
1909年創業の日本を代表する総合出版社。「おもしろくて、ためになる」を理念とし、近年は”Inspire Impossible Stories”という パーパスを掲げ、出版の未来を切り拓く企業様
【お客様のお声】
導入前に全日空商事さんに羽田空港を視察させていただく機会があり実物を見てインパクトを感じました。シンプルに“これは目を引く”と。ADAVはネットワークを通じて各地の空港に同じクリエイティブを同時展開できる点が良いと感じています。弊社の商品は全国で手に取られるため、東京だけでなく空港という全国各地の空の玄関口で、より多くの方に見てもらえるという点が大きな魅力でした。弊社は地方にも多くのお客様がいらっしゃり、そうした方々を大切にしていきたいと考えています。ADAVを用いることで空港を利用して各地のお客様と接点を持てるのは大変価値があると思います。ベストセラーとなる本も、最初に火がつくのは東名阪ですが、その熱が地方へと広がっていかないと社会現象にはならないので、全国の読者の皆様を大切にしていきたいと考えています。ADAVにはその橋渡しを期待したいです。
■ 今後の展開 ~「Airport Dynamic Ad Vision」はプログラマティック配信も強化していきます~
「ADAV」は今後も、国内の主要空港を拡充することで、国内最大の空港間デジタルサイネージのネットワーク強化を目指します。また、LIVE BOARDなどのDOOH(デジタル・アウト・オブ・ホーム)広告の配信プラットフォームを運営する企業とも連携を拡大し、インプレッション(広告視認者数)に基づくターゲティング広告配信やプログラマティックなDOOHネットワーク配信にも注力していきます。
将来は、トラベラーの行動を解析・理解することで、広告配信ソリューションの提供に留まらず、空港事業者や様々な企業へのマーケティング支援、DX支援ができる「マーケティングプラットフォーム」の確立を目指してまいります。
●「Airport Dynamic Ad Vision」情報サイト
次世代ネットワーク広告配信サービス「Airport Dynamic Ad Vision」にご興味のある関係者の皆様は、下記より情報をご入手ください。
https://travelmedia.ana.co.jp/【全日空商事 会社概要】
全日空商事は1970年、ANAの航空機運航業務に必要な物品調達、空港店舗業務等を目的に設立されました。その後、50年以上にわたる活動を通して、多彩な事業を展開。「エアライン系商社」というユニークな存在として、独自の道を歩んでいます。
[社 名] 全日空商事株式会社
[代表者] 宮川 純一郎 (みやがわ・じゅんいちろう)
[設 立] 1970年10月15日
[所在地] 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター TEL:03-6735-5011(代)
[資本金] 10億円
[株 主] ANAホールディングス株式会社
[URL]
https://www.anatc.com/<本件に関するメディアからのお問合せは下記までお願いいたします>
全日空商事株式会社 マーケティング&プロモーション室
森川・込山 TEL:03-6735-5090
配信元企業:全日空商事株式会社
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記事提供:DreamNews