AIデータ社、生成AIが“教材と生徒の理解のギャップ”を可視化。教師支援AIとしての新提案 ～教材PDFと成績データから、生徒別・分野別のAI分析ができる時代へ
AIデータ株式会社
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社）は、生成AIが“教材と生徒の理解のギャップ”を可視化、教師支援AIとしての新提案AI連携型のデータ基盤「IDX × AI孔明TM」を発表しました。
教育現場において「生成AI」は注目の技術となっていますが、その本質は単なる自動応答や翻訳ツールではありません。教師の負担を軽減しながら、生徒一人ひとりの学習支援を高度化する「教師支援AI」としての活用が、いま大きな可能性を示しています。最大の特徴は、教材（PDFやWord）、小テストの成績、解答履歴といったデータをAIが一元的に解析し、「生徒ごとの理解度のギャップ」や「クラス全体の苦手傾向」を可視化できる点にあります。
■ “分からない”の理由は、生徒によって異なる
たとえば、読解問題でつまずく生徒Aと、理科用語の定義を曖昧に理解している生徒B。表面上は「点数が低い」という同じ結果でも、つまずきの理由は根本的に異なります。
これまでは、教師の経験や勘によってしか判断できなかったこうした傾向を、AI孔明は教材と過去の学習データを突合し、「この生徒はこの単元で何をどう誤解しているか」までを自動的に分析します。
RAG（Retrieval-Augmented Generation）構成を採用しており、教材やテスト結果をもとに、AIが自然言語で教師にわかりやすく分析内容を伝えるため、ITの専門知識がない現場でもすぐに活用できます。
■ 主な機能と活用事例
1. 教材PDFをAIが構造解析
・見出し、設問、解説などの構成を自動で理解し、意味ベースの分類を実施。
2. 小テスト結果（CSV形式）を取り込み、生徒別・分野別に集計
・単元ごとの正答率、設問ごとの難易度をAIが推定。
3. 生徒別に「要対策リスト」を自動生成
・たとえば「Aくんは植物の分類が弱い」「Bさんは計算式の読み違いが多い」といった分析が得られる。
4. クラス全体の傾向も可視化
・学年全体で苦手な単元や、教材上の理解しにくい表現箇所などをレポート化。
このようにして、教師は日々の授業準備や指導において、「感覚」や「経験」に加えたエビデンスベースの教育支援をAIから受け取ることが可能になります。
■ なぜ今、“AI孔明TM on IDX”が必要なのか？
多くのLMSや学習支援システムでは、成績や教材は管理されていても、それらがAIによって統合的に活用される設計にはなっていません。
AI孔明TM on IDXは、既存の教材やデータをそのまま活用しながら、生成AIの能力を引き出す「教師主導のAI活用基盤」として設計されています。
ベンダーロックを解消し、学校や塾自身が教育データを管理・加工・活用できる「ソブリン・エデュケーション・プラットフォーム」として、国産かつ高セキュリティな設計を実現。教育データの“持ち出し禁止”や個人情報保護にも配慮しています。
■ 製品情報
・製品名：教師支援AIとしてのAI連携型のデータ基盤「AI孔明TM on IDX」
・提供形式：クラウド／オンプレミス対応
・対象データ形式：PDF、Word、画像（OCR変換）など
・主な機能：AI意味解析・成績連携・教材改善提案・弱点分析・レポート生成
・価格：小規模顧客向けは月額4万円から （初期費用別途）、その他に大規模顧客向け、特定業界向けの高度カスタマイズ対応等については、別途お問い合わせください。
【お問い合わせ・PoC体験受付】
「教材と成績を使って、AIがここまでできるのか？」
──まずは、お手元の教材・CSVファイルなどをもとに無料PoC（3日間）でご体験ください。
詳細資料のご請求・無料相談は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
■ お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら
https://www.idx.jp/aikoumei/one/【AIデータ株式会社について】
名 称：AIデータ株式会社 代表者：佐々木 隆仁
設 立：2015年4月 所在地：東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本： 1億円（資本準備金15億2500万円）
URL：
https://www.aidata.co.jp/AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
配信元企業：AIデータ株式会社
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記事提供：DreamNews
