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アーディアンが欧州投資銀行(EIB)、Proparco、およびブリティッシュ・インターナショナル・インベストメント(BII)と開発金融機関(DFI)の資金動員を開始、ネイチャー・ベースド・ソリューション戦略に対する1億ユーロのコミットメント実現へ

2025年11月14日

アーディアンのネイチャー・ベースド・ソリューション戦略は生物多様性の保全を目的としており、森林再生、湿地帯、マングローブの再生といったプロジェクトへの投資に特化。 本戦略は、企業の脱炭素化戦略を支援するカーボンクレジットを提供することを目的としており、これにより、40年間で大気中から8,500万トンの炭素を隔離することが可能に。 EIBが5,000万ユーロ、Proparcoが2,000万ユーロを拠出し、BIIは1,000万ユーロの拠出を予定しており、同分野に対するDFIの関心の高まりを示している。

パリ

(ビジネスワイヤ) -- 世界有数のプライベート投資会社であるアーディアンは、複数の開発金融機関(DFI)、欧州投資銀行(EIB)、およびProparcoからの出資コミットメントを確保したことを発表しました。ブリティッシュ・インターナショナル・インベストメント(BII)は、「ネイチャー・ベースド・ソリューション・ファンド」への出資を検討している意向を示しています。これにより、年末までにアーディアンのネイチャー・ベースド・ソリューション(NBS)戦略に対する基金の総コミットメントは、約1億ユーロに達する見込みです。また、アンカー投資家として、EIBの開発部門であるEIBグローバルが5,000万ユーロを拠出し、Proparcoが2,000万ユーロを拠出する予定です。BIIは、最終交渉を条件として1,000万ユーロの出資承認を受けています。

Averrhoa NBSは、アーディアンのインフラストラクチャー・チームが監督し、大規模な生態系回復プロジェクトの専門開発・運営会社であるaDryadaと提携して運営される、SFDR1第9条に基づくインパクトファンドです。本戦略は、生物多様性を保護するとともに、自然のカーボンシンクを通じて大気中の多量の炭素を隔離することを目的に、森林再生や湿地帯およびマングローブの回復プロジェクトへの投資に特化しています。また、40年間で8,500万トンの炭素を隔離することを目指しています2。FDJユナイテッド(出資額500万ユーロ)およびMutuelle d’Ivry(La Fraternelle)を含むこれらのアンカー投資家により、同ファンドは1億ユーロの第1ラウンドのコミットメントを確保し、投資活動を通じて環境的・社会的にポジティブな影響をもたらすことを目指す機関投資家や企業を引きつけることが可能になります。

炭素の隔離に加え、Averrhoa NBSのプロジェクトは、水資源の保全や土壌および大気の質の改善を通じて、気候変動の緩和に貢献することを目指しています。また、本プロジェクトは、生態系を再生し、より豊かで強靭な生態系を通じて自然の生息地や生物多様性を保全するとともに、持続可能な収入源や社会インフラへの投資を地域経済にもたらすことを目的としています。

世界銀行は、世界の国内総生産(GDP)の50%以上が健全な生態系に依存している一方で、生物多様性の喪失が経済の安定を脅かしていると警告しています。森林は毎年約500万ヘクタールのペースで失われており、気温の上昇により1.5℃目標の達成が一層困難になるとともに、これまでにない速度で種の減少が進行し、食料安全保障、気候の強靭性、水資源の確保、そして公衆衛生が危機にさらされています。3アーディアンは、生物多様性の回復を図り、地域社会に利益をもたらし、信頼性の高いネットゼロソリューションへの需要拡大を支援する、高い完全性を備えたネイチャー・ベースドの炭素回収プロジェクトを開発することで、これらの課題への対応に貢献しています。

アーディアンは、この分野におけるプロジェクト不足の是正に取り組んでいます。大規模な買い手企業は、生物多様性の回復や地域社会への貢献が期待できることから、ネットゼロの達成に向けてネイチャー・ベースド・ソリューションのプロジェクトを優先しています。

アーディアンのNBSチームは、厳選した開発事業者との協働を通じて、ラテンアメリカ、アフリカ、アジアにわたる堅牢なプロジェクト・パイプラインを構築しています。プロジェクト選定の主な基準には、優れた実績、厳格なモニタリング体制を備えた現地チーム、そして高度なオフテイク契約に関する協議の進展が含まれます。

NBS戦略は、アーディアンが掲げるより広範な脱炭素化アジェンダの中核を成しています。同社はこれまでに、8.2ギガワットの熱および再生可能エネルギー事業への資金提供や、20億ユーロのHy24水素インフラファンドへの出資といった実績を有しています。アーディアンはまた、カーボンフットプリントの削減に取り組む企業に資金ソリューションを提供しており、1万1,000社のポートフォリオ企業が、世界的なネットゼロ目標を支援するScience Based Targetsイニシアティブ(SBTI)にコミットしています。

「この1億ユーロの初回コミットメントラウンドは、アーディアンが自然再生プロジェクト分野における主力プレーヤーとなるための重要な節目となります。本ファンドは、8,500万トンの炭素隔離を目指すだけでなく、生態系の回復や生物多様性の保護に取り組むとともに、地域社会への貢献にも大きな役割を果たすことを目的としています。アーディアンの世界水準のインフラおよびNBS投資の専門性に信頼を寄せてくださったアンカー投資家の皆さまに、心より感謝申し上げます。」

ローラン・ファヨラス-アーディアン執行委員会メンバー兼インフラ部門副責任者

「このファンドは、新興市場におけるネイチャー・ベースド・ソリューションの拡大に向けた重要な前進を意味します。私たちは、気候変動への対応、生物多様性の保護、そして地域社会の生活向上を支援しています。今回の投資は、環境保護と持続可能な開発のために、公的および民間資本を動員するという当行の取り組みを反映しています。」

アンブロワーズ・ファイヨル-EIB副総裁

「Proparcoのナチュラル・キャピタル戦略の一環として、アーディアン、aDryada、そしてEUカーボンシンクス・プログラムと提携し、高品質な造林・森林再生・再緑化プロジェクトへの長期的な投資を支援できることを誇りに思います。これらの取り組みは、大気中から炭素を除去すると同時に、地域社会に対して気候、生物多様性、社会経済面で大きな利益をもたらします。」

ジャン=バティスト・サバティエ-Proparco副最高経営責任者

「ネイチャー・ベースド・ソリューションの支援は、気候変動の緩和と適応の双方において重要であり、BIIの気候戦略の中核をなす取り組みです。私たちはCOP30(国連気候変動枠組条約第30回締約国会議)において、気候危機に立ち向かうにはイノベーションとスケールの双方が必要であることから、生態系の回復や新興市場での気候強靭性の構築に寄与する、高いインパクトのプロジェクトへ資金を動員するという当機関のコミットメントを改めて確認しました。」

レスリー・マースドルプ-BII最高経営責任者

アーディアンの顧客や機関投資家が、生物多様性保護への貢献をますます重視する中、アーディアンのネイチャー・ベースド・ソリューション戦略は、生物多様性の向上や大規模に劣化した生態系の回復、地域経済の支援を目的とするプロジェクトへの投資機会を提供しています。

重要なお知らせ:本プレスリリースは情報提供のみを目的としており、いかなる証券またはファンド持分の売却提案や購入勧誘を構成するものではありません。プライベート・エクイティへの投資には、出資金の一部または全額を失うリスクを含む危険が伴います。投資判断は、ファンドの正式な募集文書のみに基づいて行われるべきです。本書で言及されているファンドは、指令2014/65/EUの定義に基づくプロフェッショナル投資家、または関連法域の法律に基づく同等の投資家区分に該当する投資家のみを対象としています。

1 2019年11月27日に採択された欧州議会および理事会による金融サービス部門におけるサステナビリティ関連情報開示に関する規則(EU)2019/2088。欧州連合のサステナブル・ファイナンス規制は現在も進化を続けており、将来的な法改正や指針の変更によって、現行のSFDRに基づく本ファンドの現行区分が維持されない可能性も否定できません

2 現在のプロジェクトパイプラインに基づく参考値。立ち上げ段階後、プロジェクトの存続期間を40年と仮定した場合の数値です。 3 リチャード・ダマニア、エバド・エバディ、ケンタロウ・メイヤー、ジェイソン・ラス、エシャ・ザベリ著。『Reboot Development: The Economics of a Livable Planet』。ワシントンD.C.:世界銀行、2025年。

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