AIデータ社、日本政府重点17分野対応マッピング 合成生物学・バイオ分野に向けた生成AI統合システム「AI BioPharma on IDX」を本格始動！
AIデータ株式会社
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社）は、日本政府が掲げる重点17分野の一つ「合成生物学・バイオ」領域に対応した先端AIプラットフォーム AI BioPharma on IDX を提供開始いたします。
本サービスは、合成生物学・ゲノム工学・代謝工学・バイオファウンドリ・創薬・バイオ医療の広範な研究領域に存在する、急速に増大する知識群を統合・構造化し、研究開発の加速・事業化戦略・知財戦略を一気通貫で支援する「バイオ産業の知識統合AIシステム」です。
■ 背景：政府重点分野「合成生物学・バイオ」と、産業化フェーズの到来
世界的に合成生物学は、医療・食料・エネルギー・環境まで横断する基盤技術として注目されており、政府も重点17分野の一つに位置付けています。
しかし、バイオ領域では、
・ 学術論文・特許・規格・プロジェクトなど膨大で断片化した知識
・ 実験データ・解析手法の非互換性
・ 研究と事業化の「死の谷」問題
・ 先端技術の加速度的変化
が一層深刻化しており、産業界では“知識統合と意思決定の高速化”が喫緊の課題となっています。
AI BioPharma on IDX は、これらバイオ領域特有の複雑性に対応し、産学官の研究・事業化プロセスを支援するために開発されました。
■ AI BioPharma on IDX の特徴
（1） バイオ領域の知識を横断統合する「AIインフラストラクチャ」
合成生物学・ゲノム工学・生体分子設計・細胞工学・創薬などの学術論文、特許、規格、プロジェクト、人材情報、公的データセットを統合。AIが専門分野ごとの知識構造を理解し、探索・分析・比較・予測を可能にします。
（2） 研究開発支援機能
● 既存事例に基づく遺伝子回路・代謝経路の検索・比較
● バイオ関連文献からの分子・タンパク質情報の検索・整理
● 既存の菌株設計事例の分析・比較
● 開発ターゲットのホワイトスペース分析 など、「研究の立案～検証」を高速化します。
（3） 知財戦略・規制戦略の高度化
急増する国際特許群・規格・規制文書を自動構造化し、
● 特許ポートフォリオ構築
● 技術領域の空白地帯の抽出
● FTO（実施可能性）分析
● 標準化動向の把握 を支援。研究開発と知財戦略を統合した意思決定を可能にします。
（4） バイオ産業の事業化・政策形成を支援
企業・研究機関・行政向けに、
● バイオ産業のロードマップ分析
● 研究資金調達支援
● 国際競争力分析 を提供し、日本のバイオエコシステム強化に貢献します。
■ 活用ユースケース
●合成生物学研究所における研究計画設計
●バイオ系スタートアップの技術戦略／知財戦略の高度化
●大手製薬企業の創薬ターゲット探索
●食品・環境・農業バイオ領域の新規事業探索
●政策立案者向けのバイオ産業動向分析
■ AIファクトリーモデルによる実現
AI BioPharma on IDXは、AI孔明 on IDXを基盤技術として、以下のモデルで提供いたします。
（1） 業務提携パートナーとの協業
- バイオ業界の専門企業・研究機関との戦略的提携
- 各パートナーの専門知識・経験をテンプレート化
（2） ナレッジチームドライブの活用
- パートナー提供の業界特化型コンテンツを統合管理
- 継続的なアップデートによる知識ベースの拡充
（3） カスタマイズ対応
- 顧客のニーズに応じたテンプレートのカスタマイズ
- 業界特有の課題に特化したAIアシスタント機能
■ 今後の展望
AIデータ社は、AI BioPharma on IDX を政府重点17分野対応シリーズの中核として位置づけ、バイオ研究・産業化のDXを加速していきます。
将来的には、
● 生体関連データの統合・可視化
● 追加パートナーとの提携拡大による知識ベースの充実
● 他業界特化型AIサービスとの連携強化
● パートナーエコシステムの拡張による総合的支援体制の構築
● 他業界特化型AIサービスとの連携強化 を行っていきます。
■AIデータ株式会社について
名 称：AIデータ株式会社
設 立：2015年4月 資本金：1億円（資本準備金15億2500万円）
代表取締役社長：佐々木 隆仁
所在地：東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
URL：
https://www.aidata.co.jp/AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
配信元企業：AIデータ株式会社
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記事提供：DreamNews
