【約1万人に聞いた看護師の働き方に関する意識調査2025】6割が職場満足も人員配置に7割が不満。職場で受けたい研修は「ストレス管理」が最多。ハラスメント・メンタルヘルスケアに関する外部相談窓口を希望
株式会社エス・エム・エス

~約8割がICT導入で情報共有しやすいと回答、急性期・回復期病院、訪問看護でのICT導入率は9割超~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、看護師向け人材紹介「ナース専科 転職」(URL:
https://www.nursejinzaibank.com/)、看護師・看護学生向けコミュニティ「ナース専科」(URL:
https://media.nurse-senka.jp/)を提供しており、この度、全国の看護師9,304人に看護師の採用と定着をテーマに「看護師の働き方に関する意識調査」を実施しました。なお、本調査は2021年から開始し、今回で4回目となります。
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【主な調査結果】
1.職場に満足を感じている看護師は62.4%
経年での比較では全体の満足感には大きな変化はないものの、施設形態別ではクリニック、訪問看護ステーション、介護施設の満足度が上がっている。
2.現職で満足を感じている点の上位は「同僚との関係(81.8%)」、「患者・利用者との関係(76.5%)」、不満を感じている点は「適切な人員配置(70.2%)」、「管理職のマネジメント(63.1%)」
満足を感じている点、不満を感じている点の上位は過去3回の調査と変わらなかった。今回も不満を感じている点は組織運営や管理体制に関する項目となった。
3.前職の退職理由は、「上司との関係に不満がある」が31.5%
退職理由についてはわずかながら上司との関係性への不満が高まり、3割を超える結果となった。
4.職場選びの重要ポイントは、「勤務時間・体制(56.1%)」、「職場へのアクセス(53.2%)」、「給与(41.8%)」が上位
上位の順位は過去3回の調査とすべて一致し、普遍的であることがわかった。
5.転職後の働き方の希望の上位は「常勤(日勤のみ)(54.5%)」、「常勤(夜勤あり/2交代制)(32.9%)」、「非常勤(扶養範囲外)(15.8%)」
昨年との比較では、「常勤(夜勤あり/2交代制)」が2.2%増加した。
6.今後のキャリアプランについては「明確なキャリアプランはない(50.6%)」が最多、「キャリアプランについて考えたことはない(17.1%)」も昨年同程度の結果
前回調査では、「明確なキャリアプランはない(52.1%)」、「キャリアプランについて考えたことはない(15.3%)」であり、キャリアプランについてイメージできていない層の割合は概ね同じ結果となった。「ジェネラリストとして勤務したい(現場の第一線として働き続けたい)」のみ微増しており、現状維持の志向がやや強まったことが伺える。
7.訪問看護ステーションでの就業に関心がある人は29.3%
4人に1人以上が将来的な就業先の候補としている。訪問看護ステーションへの就業に関心がある理由は「在宅医療に社会的な意義を感じるため(41.7%)」、「利用者(患者)さんとじっくり向き合えるケアがしたいため(39.8%)」、「夜勤がないなど、病院よりも公私のバランスをとりやすいため(38.8%)」が上位となった。
8.看護記録の作成・管理のICTについては一部手書きを併用しているものの、急性期病院の97.7%が導入済み
訪問看護ステーション(93.8%)、美容クリニック(91.8%)、回復期病院(91.3%)も導入率が高いという結果となった。
9.看護現場のICT導入についてポジティブに感じたことの上位は「情報を共有しやすい(82.5%)」、「カルテの管理が楽になる(62.1%)」、「事務作業時間の短縮になる(57.8%)」
看護現場のICT導入についてネガティブに感じたことは「ICT機器にトラブルやエラーが発生し、対応に時間がかかる(46.3%)」が最多となった。「ネガティブに感じたことはない」という意見は4人に1人程度の結果となった。
10.手書きの看護記録の作成・管理についてネガティブに感じたことの上位は「紙のカルテや書類の保管場所が多く、整理が大変である(52.8%)」、「看護記録の作成に時間がかかる(48.6%)」、「事務作業や書類作成業務が多い(45.4%)」
「ネガティブに感じたことはない」という意見は13.8%と少数派だった。
11.入職時の研修以外に職場であるとよい研修(受けたい研修)は「ストレス管理(34.1%)」が最多
次いで「救急・急変時対応(BLS・ACLSなど)(30.9%)」、「接遇・マナー(25.2%)」が上位となった。
12.職場であるとよいサポート(受けたいサポート)は「ハラスメントに関する相談窓口(外部)(31.5%)」が最多
次いで「メンタルヘルスケアに関する相談窓口(外部)(27.8%)」、「健康に関する相談窓口(外部)(20.2%)」、「キャリアに関する(自己の成長や将来のキャリア開発、理想の働き方など)相談窓口(外部)(19.8%)」となった。いずれも内部での相談窓口を希望する声を上回っており、外部からのサポートを必要としていることがわかった。
【コメント抜粋】
①勤務先の満足な点
・スタッフ全員が利用者さんを第一に考えている。代表の考え方として、体調不良など、スタッフが無理しないような仕組みを作ってくれていて、どんな事も相談にのってくれる。時代に合わせた取り組みを工夫しながら進んでいる。(和歌山県/50代/訪問看護ステーション勤務)
・ナース服の洗濯をしてくれる。無料の寮がある。人間関係が良好で嫌な人がいない(静岡県/20代/急性期病院勤務)
・残業がほとんどなく、持ち帰り仕事は全くないこと。先輩、後輩、同僚に嫌な人がいない(人間関係が悪くない)。夜勤手当が良い。平日に休める。仕事が忙しすぎない。(愛媛県/30代/回復期病院勤務)
②勤務先の不満足な点
・先生の気分で診療受付をストップする。電子カルテじゃないので書くことが多い。先生のカルテの字が読めない。聞くと少し機嫌が悪くなる。回転率を上げるために先生の説明が早口で言い間違いも多いので患者はもちろんスタッフも理解し難い事が多い。先生からの早くしろというプレッシャーが嫌。(静岡県/50代/クリニック勤務)
・病院の方針が理解できない。医師が威張りすぎ。スタッフを大切に思っていないのがよくわかる。(福岡県/50代/療養型病院勤務)
・残業代が基本的に出ない。忙しいのに余計な仕事を増やす。人数が減っても、一度増やした余計な仕事は減らそうとしない。患者を優先しすぎてスタッフへの配慮が欠けている。上司は医師からでも患者からでもハラスメント行為をスルー。(神奈川県/30代/急性期病院勤務)
③前職の退職理由
・いじめがあったため、上司に報告したが、勘違いではないかといわれた。(神奈川県/40代/回復期病院勤務)
・師長からのパワハラと、ドクターからのターゲット。(兵庫県/50代/クリニック勤務)
・勤務で改善が必要なのに、管理職にいくら言っても改善が見られず、いつか事故に巻き込まれそうと感じたので退職。(神奈川県/30代/介護施設勤務)
・委員会や学生指導など時間外の業務が多すぎた。休日出勤や残業代も出ない、有給も取れないなど不満があった。(東京都/40代/急性期病院勤務)
【総括】
当社は看護師の働き方に関する意識調査を行っており、今回で4回目となりました。定期的に調査を行うことで、業界内の普遍的な課題やその年の変化などを読み取れるのではないかと考えており、調査結果を発表することで、働きやすさの改善などへ繋がることを期待しています。
調査の結果、現在の就業先に対しては、6割以上が満足しているという結果となり、前回調査とほぼ同様の結果となりました。施設形態別では、クリニック、訪問看護ステーションや介護施設での勤務の満足度が向上しています。満足・不満足を感じる点については過去3回の調査と同様に「同僚との関係」、「患者・利用者との関係」などの人間関係に関することには満足、「適切な人員配置」や「管理職のマネジメント」といった組織運営や管理体制に関することが不満足という結果となりました。前職の退職理由については「上司との関係に不満がある」が最多、かつ、3割を超えており、前回調査との比較でも不満が高まっている様子が垣間見えます。職場選びの重要ポイントについても過去の調査と同様に、「勤務時間・体制」、「職場へのアクセス」、「給与」が上位となりました。満足・不満足を感じる点や退職理由、職場選びの重要ポイントは普遍であるため、対策の有無により職場への定着に影響を及ぼすことが予想されます。
働き方の希望の主流は「常勤(日勤のみ)」、「常勤(夜勤あり/2交代制)」、「非常勤(扶養範囲外)」でした。依然として夜勤の回数を減らしたい、生活のリズムを整えたいという声もあり、メリハリをつけながら収入を得られる働き方を希望している様子が伺えます。しかし、今回の調査では「常勤(夜勤あり/2交代制)」の割合が2.2%増加しており、背景には物価高の影響などから収入を増やしたい層がいるのではないかと推測します。キャリアプランについては半数以上が「明確なキャリアプランはない」と回答したものの、「ジェネラリストとして勤務したい(現場の第一線として働き続けたい)」という回答が微増しており、現状維持の志向がやや強まった様子も垣間見えました。在宅医療の重要性が増している中で、訪問看護ステーションでの勤務に関しては、4人に1人以上が将来的な就業先の候補としていることもわかりました。前述の働き方の希望を踏まえると、オンコール対応の有無を含め、メリハリのある勤務環境を整備することが、訪問看護ステーションの採用において重要な鍵を握ると考えられます。
また、高齢者人口が増えて医療需要が高まる一方、働く世代の人口が減る中で、人手不足を補う役割が期待されているICTの導入状況についても調査しました。看護記録の作成・管理については、一部手書きを併用しているものの急性期病院の97.7%がICT導入済みであり、業務効率化が進んでいることが伺えました。同様に、回復期病院や訪問看護ステーションについても9割超が導入済みであり、急性期から回復期を経て在宅に移行するまでの流れの中で情報共有等に活用しやすい環境が整っていると考えられます。ICTについて看護師がポジティブに感じていることの上位は「情報を共有しやすい」、「カルテの管理が楽になる」、「事務作業時間の短縮になる」であり、ICTについて「ネガティブに感じたことはない」という意見は4人に1人程度の結果となりました。さらに、手書きの看護記録の作成・管理についてネガティブに感じたことの上位は「紙のカルテや書類の保管場所が多く、整理が大変である」、「看護記録の作成に時間がかかる」、「事務作業や書類作成業務が多い」といった作業量に関しての不満でした。手書きの看護記録について「ネガティブに感じたことはない」という意見は13.8%と少数派であり、手書きについてなんらかの不便を感じている人のほうが多いことがわかりました。作業量が多い、文字の読み取りが困難であるといったコメントもあり、ICT導入により不満の改善ができる可能性が示唆されました。
今回の調査では、スキルアップや職場環境の改善希望について確認するため、研修やサポートについても確認しました。入職時の研修以外に職場であるとよい研修(受けたい研修)は「ストレス管理」が最多でした。看護師等確保基本指針改定案でも看護師の就業継続に当たっては、メンタルヘルス対策を含めた労働安全衛生対策の着実な実施が重要になるとされており(※)、本調査でも、ストレスにうまく対処するための方法を求める看護師が多いことがわかりました。そのほか、「救急・急変時対応(BLS・ACLSなど)」、「接遇・マナー」が上位となっています。「ワークライフバランス」、「患者・家族へのメンタルケア」、「業務効率化・時短術」も上位であり、自身の働き方についての研修と患者のためのスキルアップが上位で入り混じっています。目の前の患者の役に立ちたいという気持ちと、働き方のメリハリをつけたいという本音が見える結果となりました。職場であるとよいサポート(受けたいサポート)は「ハラスメントに関する相談窓口(外部)」が最多で、「メンタルヘルスケアに関する相談窓口(外部)」、「健康に関する相談窓口(外部)」、「キャリアに関する(自己の成長や将来のキャリア開発、理想の働き方など)相談窓口(外部)」も上位となりました。いずれも内部での相談窓口を希望する声を上回っており、コメントでも内部で相談したものの改善しなかったというものも散見され、外部からのサポートを必要としていることがわかりました。
【調査結果詳細】
1.職場に満足を感じている看護師は62.4%
Q.(現在勤務している方への調査)現在の就業先に対する満足度で最も近いものをお選びください。(n=7,960)
経年での比較では全体の満足感には大きな変化はないものの、施設形態別ではクリニック、訪問看護ステーション、介護施設の満足度が上がっている。
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2.現職で満足を感じている点の上位は「同僚との関係(81.8%)」、「患者・利用者との関係(76.5%)」、不満を感じている点は「適切な人員配置(70.2%)」、「管理職のマネジメント(63.1%)」
Q.(現在勤務している方への調査)現職における以下の項目について「満足」「不満足」で教えてください。(n=7,960)
満足を感じている点、不満を感じている点の上位は過去3回の調査と変わらなかった。今回も不満を感じている点は組織運営や管理体制に関する項目となった。
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3.前職の退職理由は、「上司との関係に不満がある」が31.5%
Q.(退職経験のある方への調査)前職の退職理由について、当てはまるものをすべて選択してください。(複数選択可)(n=7,177)
退職理由についてはわずかながら上司との関係性への不満が高まり、3割を超える結果となった。
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4.職場選びの重要ポイントは、「勤務時間・体制(56.1%)」、「職場へのアクセス(53.2%)」、「給与(41.8%)」が上位
Q.(現在勤務している方への調査)現職を選んだ時に重視したポイントについて、当てはまるものをすべて選んでください(複数選択可)(n=7,960)
上位の順位は過去3回の調査とすべて一致し、普遍的であることがわかった。
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5.転職後の働き方の希望の上位は「常勤(日勤のみ)(54.5%)」、「常勤(夜勤あり/2交代制)(32.9%)」、「非常勤(扶養範囲外)(15.8%)」
Q.(現在、転職(就職)を希望している方への調査)転職したら、どのような働き方をしたいですか。当てはまるものをすべて選択してください(複数選択可)(n=5,579)
昨年との比較では、「常勤(夜勤あり/2交代制)」が2.2%増加した。
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6.今後のキャリアプランについては「明確なキャリアプランはない(50.6%)」が最多、「キャリアプランについて考えたことはない(17.1%)」も昨年同程度の結果
Q.将来のキャリアプランについて教えてください。当てはまるものすべて選んでください。※5年後や10年後にどのように活躍する看護師になりたいか教えてください。(複数選択可)(n=9,304)
前回調査では、「明確なキャリアプランはない(52.1%)」、「キャリアプランについて考えたことはない(15.3%)」であり、キャリアプランについてイメージできていない層の割合は概ね同じ結果となった。「ジェネラリストとして勤務したい(現場の第一線として働き続けたい)」のみ微増しており、現状維持の志向がやや強まったことが伺える。
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7.訪問看護ステーションでの就業に関心がある人は29.3%
Q.訪問看護ステーションに対する関心について最も近いものをお選びください。(n=9,304)
4人に1人以上が将来的な就業先の候補としている。
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Q.(訪問看護ステーションに勤務経験がなく、かつ、関心がある方への調査)訪問看護ステーションでの就業に関心がある理由を選択してください。当てはまるものすべて選択してください。(複数選択可)(n=2,725)
訪問看護ステーションへの就業に関心がある理由は「在宅医療に社会的な意義を感じるため(41.7%)」、「利用者(患者)さんとじっくり向き合えるケアがしたいため(39.8%)」、「夜勤がないなど、病院よりも公私のバランスをとりやすいため(38.8%)」が上位となった。
[画像10]https://digitalpr.jp/simg/2809/109903/600_242_202505151726406825a54091df2.png
8.看護記録の作成・管理のICTについては一部手書きを併用しているものの、急性期病院の97.7%が導入済み
Q.(現在勤務している方への調査)現在の就業先の看護記録の作成・管理について教えてください。(n=7,960)
訪問看護ステーション(93.8%)、美容クリニック(91.8%)、回復期病院(91.3%)も導入率が高いという結果となった。
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9.看護現場のICT導入についてポジティブに感じたことの上位は「情報を共有しやすい(82.5%)」、「カルテの管理が楽になる(62.1%)」、「事務作業時間の短縮になる(57.8%)」
Q.(ICTを導入している職場に勤務している方への調査)看護現場のICT導入(電子カルテなど)についてポジティブに感じたことを教えてください。当てはまるものをすべて選んでください。(複数選択可)(n=6,807)
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Q.(ICTを導入している職場に勤務している方への調査)ICT機器(電子カルテなど)の看護記録の作成・管理についてネガティブに感じたことを教えてください。当てはまるものをすべて選んでください。(複数選択可)(n=6,807)
看護現場のICT導入についてネガティブに感じたことは「ICT機器にトラブルやエラーが発生し、対応に時間がかかる(46.3%)」が最多となった。「ネガティブに感じたことはない」という意見は4人に1人程度の結果となった。
[画像13]https://digitalpr.jp/simg/2809/109903/600_288_202505151726576825a55177270.png
10.手書きの看護記録の作成・管理についてネガティブに感じたことの上位は「紙のカルテや書類の保管場所が多く、整理が大変である(52.8%)」、「看護記録の作成に時間がかかる(48.6%)」、「事務作業や書類作成業務が多い(45.4%)」
Q.(ICTを導入していない職場に勤務している方への調査)手書きの看護記録の作成・管理についてネガティブに感じたことを教えてください。当てはまるものをすべて選んでください。(複数選択可)(n=1,153)
「ネガティブに感じたことはない」という意見は13.8%と少数派だった。
[画像14]https://digitalpr.jp/simg/2809/109903/600_315_202505151727036825a55749818.png
11.入職時の研修以外に職場であるとよい研修(受けたい研修)は「ストレス管理(34.1%)」が最多
Q.(現在勤務している方への調査)入職時の研修以外に職場であるとよい研修(受けたい研修)について教えてください。当てはまるものすべて選択してください。(複数選択可)(n=7,960)
次いで「救急・急変時対応(BLS・ACLSなど)(30.9%)」、「接遇・マナー(25.2%)」が上位となった。
[画像15]https://digitalpr.jp/simg/2809/109903/600_402_202505151727086825a55c09d33.png
12.職場であるとよいサポート(受けたいサポート)は「ハラスメントに関する相談窓口(外部)(31.5%)」が最多
Q.(現在勤務している方への調査)職場であるとよいサポート(受けたいサポート)ついて教えてください。当てはまるものすべて選択してください。(複数選択可)(n=7,960)
次いで「メンタルヘルスケアに関する相談窓口(外部)(27.8%)」、「健康に関する相談窓口(外部)(20.2%)」、「キャリアに関する(自己の成長や将来のキャリア開発、理想の働き方など)相談窓口(外部)(19.8%)」となった。いずれも内部での相談窓口を希望する声を上回っており、外部からのサポートを必要としていることがわかった。
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■調査概要
「看護師の働き方に関する意識調査2025」
・実施期間:2025年2月3日(月)~2025年2月28日(金)
・調査対象:「ナース専科 転職」、「ナース専科」、「ナース専科 就職」を利用している看護師
・回答総数:9,304名
・調査方法:Webを使用したアンケート
(調査の詳細に関しては別途資料がありますので、お問い合わせください。)
■過去の調査結果
【看護師の働き方に関する意識調査】全国約1.8万人の看護職が採用と定着をテーマに回答。67%が安定的に働く意欲。定着の鍵は病院の方針やマネジメントの在り方〜患者や同僚との関係に満足しつつも、人員配置や指導方法のバラつきに悩んでいる実態〜(2022年2月3日)
https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20220203_nurse-research/
【1.9万人に聞いた看護師の働き方に関する意識調査】職場満足度は59.2%と半分以上が満足しているものの、昨年の61.0%と比べ微減。3割が入職時サポート不十分、うち6割がマニュアルに不満足と回答し受け入れ体制に課題~転職先候補は病院、介護施設が上位。若年層ほど一般企業や美容クリニックも候補に~(2023年3月9日)
https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20230309_nurse-research/
【約2万人に聞いた看護師の働き方に関する意識調査】職場満足度は62.6%と半分以上が満足し、昨年の59.2%と比べ増加。病院を中心に職場満足度は改善傾向、新型コロナウイルス5類移行がきっかけの可能性あり ~教育機会や成長に関する満足度が向上する一方、人員配置や業務サポートは変化が見られず~(2024年5月10日)
https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20240510_nurse-research/
※厚生労働省「看護師等確保基本指針改定案(新旧対照表)」(
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_030127159_001_00053.html)より
【「ナース専科 転職」について】
施設種類や診療科目、働き方など希望条件に合う事業所を専任のキャリアパートナーが紹介。求められる事業者への就業機会提供や最適マッチングで、良いキャリア形成を支援。
URL:
https://www.nursejinzaibank.com/
【「ナース専科」について】
悩み相談ができる掲示板や最新の看護・医療ニュース、看護師国家試験対策などのスキル・キャリアアップ情報を提供。看護師・看護学生のキャリア形成をサポートしています。
URL:
https://media.nurse-senka.jp/
【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:
https://www.bm-sms.co.jp/
本件に関するお問合わせ先
【報道関係のお問い合わせ】
株式会社エス・エム・エスPRグループ
電話:03-6721-2404 mail:smsinfo@bm-sms.co.jp
関連リンク
ナース専科 転職
https://www.nursejinzaibank.com/
ナース専科
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