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AI MQL、特許第2弾:AIによる「制約付き最適化」を用いた動的リスク管理機能の特許出願を決定

AI MQL合同会社



18の市場指標とAI自身の「自信」に基づき、TP/SLを金融工学的に最適化

EAとAI(人工知能)の融合を専門とするフィンテック企業のAI MQL合同会社(本社:東京都港区、以下「AIMQL」)は、自動売買システム(EA)に搭載する「AIによる動的テイクプロフィット(TP)/ストップロス(SL)調整機能」に関するコア技術群について、特許出願を行うことを決定いたしました。

専門家(弁理士)による先行技術調査(※2)において、本技術の特許取得可能性は「中程度から高い」と評価されています。本日発表した「階層型マルチAIコンセンサス・システム」の特許出願(※1)に続く本決定は、AIMQLが注力する高度な金融AIおよびリスク管理(RegTech)領域における技術的リーダーシップを明確にするものです。

■ 開発の背景:固定的なリスク管理の限界

従来の自動売買システム(EA)におけるTP(利確)とSL(損切り)の設定は、固定値、あるいはATR(Average True Range)のような単一のボラティリティ指標に基づくのが一般的でした。しかし、これらの手法では、複雑かつ急変する金融市場のダイナミクスや、取引シグナル自体の信頼度の変化にリアルタイムで対応することが困難でした。
また、AIを用いてTP/SLを決定する試みも存在しましたが、AIの判断が金融工学的に非合理な設定(例:リスクリワード比が1未満)となるリスクが課題でした。

■ 特許技術の概要:LLMを「制約付き最適化エンジン」として活用

AIMQLが開発した本技術は、大規模言語モデル(LLM)を単なる市場「予測」ツールとしてではなく、金融工学的に妥当な解を導き出すための高度な「制約付き最適化エンジン」として活用する点に最大の技術的特徴があります。

その独自性と進歩性は、以下の2点に集約されます。

1. 市場の多角的分析と「自己認識型」リスク管理(18項目の独自入力)

本システムは、AIモデルに対し、市場の多様な側面を捉える18項目から成る独自のパラメータ群を入力します。
伝統的指標: ATR(ボラティリティ)、サポート/レジスタンス、ADX(トレンド強度)など
市場の厚みと心理: VWAP(出来高加重平均価格)、POC(最頻価格帯)
外部環境: 流動性スコア、次の重要経済イベントまでの時間
システムの内部状態(自己認識): 先行するAI群の「自信」を示すコンセンサススコア、データ品質フラグ
特に、システム自身の「自信」を入力パラメータとして利用する構成は、先行技術には見られない特徴です。これにより、システムが「自信がない」と判断した場合には自動的にリスク許容度を引き下げる(例:TPを浅く、SLを近く設定する)といった、高度な自己認識型のリスク管理を実現します。

2. 金融工学的な「制約条件付き最適化」(8項目の厳格なルール)

本技術の核心は、AIに対して以下の8項目を含む厳格な金融工学的ルールの範囲内でのみ、最適解を「計算」させる設計(制約付き最適化)にあります。
リスクリワード比(RR)制約: RR比を必ず1.2~3.0の範囲内に強制。
S/R近接ルール: SLを直近のサポート/レジスタンスより必ず外側に設定。
判断不能(NONE)の禁止: いかなる状況でも、合理的な範囲で必ずTP/SL値を出力。
これらの制約は、AIが金融工学的に「破綻した解」を提示することを防ぐ技術的なガードレールとして機能し、常に合理的かつ安定したリスク管理を実現します。計算結果はMT4/MT5環境へシームレスに連携され、即座に発注に反映されます。

■ 今後の展開

AIMQLは、グローバル市場を前提としたニッチ戦略を推進しています。本特許技術を自社開発のEA基盤技術として活用するとともに、当社の事業戦略(v8.5)の中核である、プロップファームや金融機関向けの「AI×法務×SRE」統合型ソリューション(※3)における、高度なリスク管理モジュール(「盾」機能)として応用展開してまいります。
「単にAIを使う」のではなく、「AIをいかに制御し、金融工学的に妥当な解を導くか」という設計思想に基づき、AIMQLは今後も研究開発をリードし、世界の金融市場における技術的優位性を確立してまいります。

(※1)参考:AI MQL、金融システムの信頼性を再定義する「階層型マルチAIコンセンサス・システム」に関するコア技術群の特許出願を決定(2025年11月14日) (※2)出典:「自動売買システム(EA) 搭載『AIによる動的TP/SL調整機能』特許取得可能性に関する専門家調査報告書」AI MQL合同会社公式HPに掲載 (※3)参考:AI MQL合同会社、世界初「AI×法務×SRE」統合型ソリューションのSaaS開発を開始(2025年11月12日)

■ AI MQL合同会社について

AI MQL合同会社は、MT4/MT5(MQL4/MQL5)と最先端のAI技術(GenAI、説明可能AI)の融合を専門とするフィンテック企業です。グローバル化を大前提とし、ニッチ戦略で世界のシェア確立を目指しています。高度なAIモデルの設計・実装から、MQLコードのテスト・実証、金融システムに特化したQA(品質保証)およびSRE(サイト信頼性エンジニアリング)まで、ワンストップで提供します。
会社名:AI MQL合同会社 (AI MQL LLC)
所在地:東京都港区
設立:2025年10月
事業内容:MT4/MT5へのAI組み込み開発、金融システム向けQA・SREサービス
URL:https://ai-mql.com/
※ 当社は投資助言に該当する業務は一切行いません。

【本件に関するお問い合わせ先】
AI MQL合同会社 広報担当 Email: info@ai-mql.com



配信元企業:AI MQL合同会社
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記事提供:DreamNews

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