2025年02月13日
サンディエゴ
(ビジネスワイヤ) -- 人工多能性幹細胞(iPSC)技術を活用して、神経疾患向けに他家神経細胞の補充療法のプラットフォームを発掘・開発するバイオテクノロジー企業のキナイ・セラピューティクスは、アレクサンドリア・リアル・エステート・エクイティーズと提携して運営されているサンディエゴのリリー・ゲートウェイ・ラボ(「ゲートウェイ・ラボ」)内における、研究・実験施設の設立を発表しました。キナイ・セラピューティクスは、パーキンソン病をはじめとする神経疾患向けに回復性のある細胞を用いた療法を開発する革新的なアプローチを評価され、ワン・アレクサンドリア・スクエア・メガキャンパスのゲートウェイ・ラボ・コミュニティーへの参加企業に選出されました。
キナイ・セラピューティクスの最高経営責任者(CEO)であるニック・マヌソスは、「当社がアクセスできるようになるリリーの一流のイノベーション・ハブ施設は、その専門知識と指導力と相まって、活気溢れるサンディエゴのライフサイエンス界において当社の成長を促進させる貴重な機会を与えてくれます」と述べて、「パーキンソン病に対する有望な治療薬で、当社のリード候補であるRNDP-001の臨床試験への準備を進めるにあたり、この業界で最も革新的な方々と一緒に働き、連携できる機会にとてもうれしく思っています」と話しています。
キナイ・セラピューティクスは、ゲートウェイ・ラボに参加することで、最先端のウェット・ラボ施設、科学的・経営的資源の強固なネットワーク、そして新興企業が創薬における一般的なハードルを克服できるよう支援する個別プログラムを利用できるようになります。同社は、ゲートウェイ・ラボで活動中も、その資産と知的財産の所有権、および戦略的独立性も維持する予定です。
RNDP-001について RNDP-001は、中等度から中等~重度の特発性および遺伝性パーキンソン病患者を治療するための細胞治療であり、その研究が進められています。脳に用いると、病の進行を抑制し、神経回路を再構築して、失われたドーパミン生成細胞を回復させる可能性を秘めています。RNDP-001は、パーキンソン病の前臨床モデルで、優れた細胞生存率、神経支配、および行動回復を示しています。
キナイ・セラピューティクスについて キナイ・セラピューティクス(「キナイ」)は、神経疾患を治療するための次世代アプローチを開拓するバイオテクノロジー企業です。同社は、ノーベル賞を受賞した画期的な人工多能性幹細胞(iPSC)技術を活用し、研究者が任意のヒト細胞を製造できるようにし、他家神経細胞の補充療法の開発に取り組んでいます。キナイは、iPSCテクノロジー・プラットフォームに焦点を当て、外科手術および臨床開発における世界的リーダーとのパートナーシップを築くことで、神経疾患を対象としたクラス最高のパイプラインの構築に取り組んでいます。同社は今年初め、アラスカ・パーマネント・ファンド・コーポレーション、キュア・ベンチャーズ、ザ・コラム・グループによる主導およびユークリディーン・キャピタルとサイセイ・ベンチャーズの参画により、8,200万ドルのシリーズA資金調達を完了しています。詳細は、www.kenaitx.comをご覧ください。
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