びわこ成蹊スポーツ大学が「スポーツデータ分析コンテスト」と「びわスポ・ムービーコンテスト」を実施 ― スポーツとデータの融合による革新的な教育を推進
びわこ成蹊スポーツ大学
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びわこ成蹊スポーツ大学では、学生たちの創造力と実践力を育むことを目的として「第2回スポーツデータ分析コンテスト」と「びわスポ・ムービーコンテスト2024」を実施。イベントを通じて、学生たちはデータサイエンスの実践力や映像表現力を磨き、スポーツの新たな可能性を切り拓く貴重な経験を得た。2月6日には、「第2回スポーツデータ分析コンテスト」の決勝戦が行われたほか、「びわスポ・ムービーコンテスト2024」の表彰式が開催された。同大は今後もスポーツとデータの融合による革新的な教育を推進し、次世代のスポーツ人材の育成に貢献していく。
◆第2回スポーツデータ分析コンテスト
同コンテストは、スポーツ現場で求められるデータ活用スキルを競うもの。今年度はより多くの学生が参加できるよう、新たに「一発解説部門」を設け、「映像・データ分析部門」の2つの部門を実施。学生たちは、スポーツデータを用いた分析や解説を行い、専門的な知識とプレゼンテーション能力を競いあった。
■映像・データ分析部門
アナリストの発掘、分析の共有による競技の垣根を超えた交流、ICTスキル向上が目的の部門。学生は、収集したデータをもとに、スポーツの戦術や選手のパフォーマンス向上に向けた分析結果を発表した。審査員からの質疑応答を通じて、データサイエンスがスポーツ現場で果たす役割を深掘りする機会となった。決勝戦には以下の5組が進出し、結果は以下の通り。
・びわこ成蹊スポーツ大学男子サッカー部におけるGPSデータ分析
・スパイクのコース分析
・競歩選手と未経験者の歩型比較
・ジュニア年代のトレーニングへの働きかけ
・2025年のリーグ戦を勝ち抜くために
【最優秀賞】
深田 稜太(4年次生)「びわこ成蹊スポーツ大学男子サッカー部におけるGPSデータ分析」
【優秀賞】
小山 典子(1年次生)「スパイクのコース分析」
中部 遥(3年次生)「競歩選手と未経験者の歩型比較」
■一発解説部門
映像編集や高度なデータ分析スキルがなくても参加できる部門。今後の分析行動に結びつく言語化や分析活動の促進を目的に開催し、上位5名が入賞した。
【最優秀賞】
仲西 琢玖斗(3年次生)「得点の流れ」
【優秀賞】
岩佐 大丸(3年次生)「小学生のサッカーにおける前線の攻撃」
伊東 祥吾(3年次生)「得点」
芝本 鈴(3年次生)「サイドからのセンタリングにおける中の工夫と課題点」
佐藤 有志(3年次生)「ゴールまでの崩し」
◆びわスポ・ムービーコンテスト2024
びわこ成蹊スポーツ大学の魅力を映像で表現するコンテスト。学生たちが大学の魅力を再発見し、同大らしさを学内外に発信することを目的に開催された。上位3組が入賞し、その作品はHPやSNS等で公開中。
【最優秀賞】
梅津 由良・黒木 佑美 「大学での1日」
【優秀賞】
玉城ゼミ(寺居 秀真、本田 海帆、森岡 慧、山田 航大、松本 亮マーク)「ひらやんの学校紹介」
玉城ゼミ(岩波 渓人、大安 紳介、内藤 蒼空、荒堀 智喜、原 愛翔)「届け!俺たちの大学の魅力!」
【YouTube】
https://www.youtube.com/@b.s.s.cbiwakoseikeisportco5699/shorts
■受賞者コメント
【映像・データ分析部門 最優秀賞 深田 稜太さん】
私は男子サッカー部で学生のフィジカルコーチをしています。
現在男子サッカー部では、GPSデバイスを用いてトレーニングの負荷や選手のコンデションを客観的数値から評価しています。
今回は関西サッカー選手権のGPSデータを用いて、びわこ成蹊スポーツ大学TOPチームのフィジカル的特徴と来シーズンに向けた改善策の提案についてお話ししました。
GPSデータを用いた分析は初めてでしたが、山田先生と話して方向性やデータの活用方法を理解していきました。
このような分析は、これから必要となる技術であるとともに数値をどう理解していくか難しさも感じることができました。
このような機会を与えてくださった山田先生に心から感謝しています。
【一発解説部門 最優秀賞 仲西 琢玖斗さん】
小学生のサッカーコーチを務める中で、指導の場面での言語化の重要性を実感しています。
今回の受賞を通じて、自分の考えやデータに対してしっかりと言語化できたと感じました。
この経験を活かし、今後さらにコーチとしての学びを深め、より良い指導ができるよう努力していきたいです。
このような貴重な機会をいただき、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
【びわスポ・ムービーコンテスト 最優秀賞 梅津 由良さん・黒木 佑美さん】
私たちは、学内外へ大学の魅力を伝えるために、3ヶ月前から計画を始めました。
動画が完成した時には入賞する作品になっていると自信があり、結果を楽しみにしていました。
最優秀賞を受賞したと聞いた時は、計画から撮影までの努力が報われ、大変嬉しかったです。
誰が見ても分かりやすく、よりリアルな日常の様子を届けられるように大勢の人からのアドバイスを受けて、撮影を繰り返しました。
動画に納得がいくまで撮影し、ワンシーンを取るだけでも雑音や光、カメラワークを気にしながら時間をかけて良い作品に仕上げました。
私たちが作った動画が多くの人に届き、大学の魅力を発信できるとうれしいです。
▼本件に関する問い合わせ先
企画広報部
井田 仁美
住所:滋賀県大津市北比良1204番地
TEL:077-596-8421
FAX:077-596-8416
メール:koho@bss.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/
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記事提供:Digital PR Platform