【ニュースレター】ヤマハ発動機4事業本部長が「DE&I」を本音討論 国際女性デー
ヤマハ発動機株式会社

~講師にリーダー育成プロ・岡島悦子さん「女性側のバイアス」も指摘 “女性管理職登用”議論に熱~
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「事業成長につながるDE&I」をテーマに、当社4つの事業本部のリーダーが本音のパネルディスカッションを展開
社員食堂で今年も「ミモザ」を配布
毎年3月8日は国際女性デー。女性のエンパワーメント、ジェンダー平等社会の実現等について考える日です。国内外の当社グループでも、この日に合わせてさまざまな催しが開かれました。
「国際女性デーのシンボルであるミモザのブーケの配布もその一つ。昨年から社員食堂等でお配りしていますが、今年は2,500束を用意しました。この行事をきっかけに国際女性デーの社内認知も高まってい
ます」と、グローバル人事部DE&I推進グループの安藤桃子さん。ミモザは男性社員にも手渡され、「いつもありがとう」の言葉とともに、職場の女性やパートナーへの贈り物としても活用されているそうです。
今年の国際女性デーのテーマは“Accelerate Action”。行動を加速していく、というものでした。当社でも柔軟な働き方や両立支援のための制度の整備などを進めていますが、さらに多様な人材の活躍を促し、それを事業の成長につなげていこうと、国際女性デーに合わせた特別企画として「DE&Iトークセッション」が開かれ、オンラインでの視聴を含めて多数の社員が参加しました。
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本社を中心に計13の拠点に拡がった2年目のミモザの配布。国際女性デーの社内認知向上にも貢献
自分の可能性を信じて「打席に立って!」
「昨年は、女性社員と経営トップの対話会を開いたのですが、より事業に近いところで多くの皆さんの当事者意識を高めたいと、今年は4つの事業本部のリーダーによるパネルディスカッションの形式としました」
と安藤さん。当日は各職場におけるDE&I推進の状況や課題が報告されたほか、「そもそもなぜダイバーシティが必要なのか? その本質は何か?」、また「ヤマハ発動機らしい多様性とはどのようなものか?」と
いった活発な議論が繰り広げられました。
この日、焦点の一つとなったのが、女性管理職登用についての議論です。講師としてお迎えした岡島悦子さん(ProNova代表)が、「女性側に思い込みのバイアスが存在するケースもあり、上司が機会提供しよう
と思った時に、『私なんてまだまだ』という感じの機会損失が生まれている」と指摘。そうした時に必要な「私ならできるかも」というエフィカシー(自己効力感)と呼ばれる感覚知は、OJTの中で育むことができるという示唆も示されました。
パネラーの一人、当社ソリューション事業本部長の江頭綾子さんも、「実力以上に期待されたり、ポジションや役割が先行してしまうことに不安がある」という女性社員の声に、「まずは打席に立って、思い切りバットを振ってみましょう」とアドバイス。「傷つきたくない、不安もあるって気持ちはわかります。でも、結果なんて本当は誰にもわからない。一歩踏み出した先に、自分自身も知らない可能性や大きな成長があるかもしれません」と、自らの経験を交えながら激励しました。
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ディスカッションの終了後には、会場やオンラインを通じて社員からも多数の質問が寄せられた
■広報担当者より
今回のトークセッションでは「女性」という視点以外に、年代の違いや転職組社員との接し方など、さまざまなDE&Iのシチュエーションが4事業部長、岡島さんとで議論されました。キャリア採用を増やしている部門では、異業界から入社した社員が増えたことで「常識と思っていたことがいかに非常識だったかあぶりだされた」 といった気づき、別の部門では部下から違う意見を言われたとき一旦意見を受け入れてから自分の意見を言うよう心がけている工夫などが挙がりました。違いと向き合い受け入れることはとてもパワーのいることだと思います。一方で「違いを受け入れ得られたものは大きい」、そういった声も今回事業部長から出ました。「殻を破る」、DE&Iにはそういった勇気も会社、社員側に必要なのだと気づきました
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社:0538-32-1145 / 東京:03-5220-7211


記事提供:Digital PR Platform