オーストラリア・フード&ワイン・コラボレーション・グループ
日本市場での長年の信頼と貿易関係の強化を図る
オーストラリア フード&ワイン・コラボレーション・グループ

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「オーストラリア・フード&ワイン・コラボレーション・グループ」は、「デーリー・オーストラリア」、「ホーティカルチャー・イノベーション・オーストラリア」、「ミート&ライブストック・オーストラリア」、「シーフード・インダストリー・オーストラリア」、「ワインオーストラリア」の5つの業界団体で構成され、これまで、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、台湾といったアジアの成長市場をターゲットに活動を展開してきました。過去2年間で1,000名以上の食品業界関係者や政府関係者と交流し、オーストラリア各業界の強みを活かしながら、貿易ネットワークの構築や市場アクセスの向上に取り組んでいます。
この度同グループが来日し、4月9日に東京で「Taste the Wonders of Australia (オーストラリアの魅力を味わう)」と題して業界・政府関係者向けのラウンドテーブル、業界関係者向けの食品&ワインのワークショップ、記者発表会、食品・貿易関係者を招待したガラディナーを実施し、オーストラリアの食とワインの魅力を訴求しました。
日本はオーストラリアの農林水産業にとって第3位の輸出先として非常に重要な貿易相手国であり、2023〜24年の輸出額は63億豪ドルにのぼります。オーストラリア大使館のジャスティン・ヘイハースト駐日大使は、「オーストラリアは長年にわたり、季節の異なる農産物を日本に安定供給してきた信頼できるパートナーです。食の安全保障は両国関係においてますます重要な要素となっており、オーストラリア産農産物は今後も高品質な食品・飲料を日本市場に提供し、互恵的なパートナーシップをさらに強化していきます」と述べました。
デーリー・オーストラリアのマネージング・ディレクター、 デイビッド・ネイションは、「日豪両国には、長年にわたる強固な貿易関係があり、今こそその絆をさらに深める時です。オーストラリアの生産者は、日本市場の高品質な食品に対する需要に応えるべく努力を重ねており、これが結果的に私たちの競争力の向上にもつながっています。日本は世界最大規模の食糧輸入国であり、オーストラリアの農産物輸出業界は信頼できる安定したパートナーを必要としています」と述べました。
日本におけるオーストラリア産農産物の需要は、いくつかの要因によって支えられています。限られた国土内で大規模な農産物生産が難しいこと、食生活の変化により国内で生産できない食材の需要が増加していること、また高品質輸出製品をつくるための食品製造業における継続的な需要などです。
オーストラリア産農産物の輸出市場として日本は第4位に位置し、特に柑橘類、マカダミアナッツ、ぶどう、メロン、アスパラガス、アボカド、タマネギ、ニンジン、カブ、さくらんぼなどが主要品目となっています。ホーティカルチャー・イノベーション・オーストラリア インダストリーサービス&デリバリー ゼネラルマネージャー 、アンドリュー・フランシーは、「日本は7月から11月にかけて国産の農作物が豊富に出回りますが、季節が逆のオーストラリアにとっては、その他の時期に果物などの輸出機会が広がります。競争の激しい日本市場においても、オーストラリア産品は厳格な品質保証体制や高度な食品安全システム、そして安全・清潔・革新的な農産物として高い評価を得ています」と述べました。
また、オーストラリアの牛肉業界にとって、日本は第2位の輸出市場であり、赤身肉全体では第4位の市場となっています。ミート&ライブストック・オーストラリアのマネージング・ダィレクター マイケル・クロウリーは、「オージービーフとラムは、世界トップクラスの強固なサプライチェーンに支えられた高い品質で、日本の業界関係者及び消費者の皆様から高い評価を得ています。長期にわたる信頼関係を糧に、今後も発展させていきたい」と語りました。
シーフード・インダストリー・オーストラリア 会長 キャサリン・セイヤーは、「日本はオーストラリアの水産業にとって極めて重要な輸出市場であり、品質、持続可能性、産地へのこだわりが、日本の目の肥えた消費者に高く評価されています。この関係は、伝統への共通の敬意に基づいており、今後も日本の食卓にオーストラリアの海の恵みをお届けできることを誇りに思います」と述べました。
ワインオーストラリアのCEO マーティン・コール博士は、「日本の貿易関係者や消費者の間で高まるオーストラリアワインへの関心が、市場での立場をさらに高める大きなチャンス」と述べました。また、「オーストラリア・フード&ワイン・コラボレーション・グループの活動は、市場での機会に対する理解を深め、主要な関係者とのつながりを強化し、高品質なオーストラリア産ワインと食の魅力を広く伝える場を提供してくれます」と語りました。
この取り組みは、オーストラリア政府の農業貿易市場アクセス協力(ATMAC)助成金の支援を受けており、2022~24年に4輸出市場(タイ、ベトナム、韓国、インドネシア)向けに50万豪ドル、2025~26年には継続プログラムとして60万豪ドルの追加助成が決定しています。
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本件に関するお問合わせ先
Taste the Wonders of Australia 運営事務局
towa@asahi-ag.co.jp



記事提供:Digital PR Platform