スリール株式会社、法人向け・女性活躍推進担当者育成プログラム 「女性活躍リードコンサルタント養成講座」第四期の募集開始
スリール株式会社

法人の女性活躍推進・DEI推進を支援するスリール株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:堀江 敦子)は、女性活躍推進担当者向けの実践型研修プログラム「女性活躍リードコンサルタント養成講座」第四期の受講者募集を開始しました。開催日程は、6月25日(水)から9月17日(水)まで計4回を予定しており、申込締切は6月18日(水)です。
本講座は、人的資本経営の重要性が高まるなか、自社の女性活躍推進に必要な「課題分析力」と「組織を動かすためのロードマップ策定力」を体系的に学べるプログラムです。客観的なデータに基づく課題の可視化から、経営層を説得するアクションプラン作成、最終的なプレゼンテーションまで、4日間で実践的に習得できます。
スリールは2010年の創業以来、企業現場に伴走しながら女性活躍支援を手掛け、これまで多くの企業変革を支援してきました。その知見から、日本全体で広く女性活躍を推進していくために、企業内で「本質的な女性活躍推進」を担うリード人材の育成を目指します。
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https://www.atpress.ne.jp/releases/436371/LL_img_436371_1.png
https://sourire250625.peatix.com/
■なぜ今、「女性活躍リードコンサルタント」が必要なのか
女性活躍推進は多くの企業で取り組んでいます。2023年10月時点で、厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」には43,401社が行動計画を公表しています。また、エン・ジャパン株式会社の調査では、62%の企業が女性活躍に取り組んでいると回答しています。
しかしながらその一方で、厚生労働省による女性管理職比率は13.2%(2023年)にとどまり、世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数」では146か国中118位(G7最下位)という状況。取り組みの“質”に課題がある企業が多いのが実情です。
スリールはこれまでに延べ1万人以上に研修を提供してきましたが、企業からはこんな声が多く寄せられています。
-「研修はやっているのに、空気が変わらない」
-「経営が女性活躍を経営課題として捉えて本気で取り組んでくれない」
-「制度はあるのに、活用されない」
その背景には、管理職登用とライフイベントの重なり、育休や時短による評価停滞、上司による育成不足、そして「私には無理」と思い込む本人の意識など、構造的な壁があります。制度があるだけでは不十分で、「成長の機会」「後押しの仕組み」「納得感」がなければ、真の活躍にはつながりません。弊社代表、堀江の著書『女性活躍から始める人的資本経営』(日本能率協会マネジメントセンター)でも指摘されているような、構造的・心理的な壁について説明しています。
●昇進プロセス上の課題
・昇進の構造 :遅い昇進、横の異動重視
・育休ペナルティ:登用・評価の停滞、復帰後のシグナリング(能力への疑念)
・上司のバイアス:経験付与・対話不足・同質性志向(ホモフィリー)
●昇進意欲に関わる要因
・個人側:交渉力・自信・リスク耐性の差
・組織側:ロールモデルの不在、上司の支援不足、経験の機会不足
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昇進プロセスと昇進意欲
制度だけでは変わらないのは、昇進の仕組み・意欲・評価すべてに課題があるからです。
さらに2023年からは、「女性管理職比率」「男女賃金格差」などの人的資本情報の開示が義務化され、たとえ理解が不十分でも、企業は数値を開示せざるを得ないフェーズに突入しました。
※参考:内閣官房「人的資本可視化指針(2022年)」
https://www.cao.go.jp/invest-japan/committee/mainpolicy_wg_03/shiryo_03.pdf
金融庁「サステナビリティ開示の整備方針(2023年)」
https://www.fsa.go.jp/policy/kaiji/sustainability-kaiji.html
女性活躍は、理念ではなく“経営の質”そのものです。だからこそ、今求められるのは、現場の実態を捉え、経営層に“納得してもらえる言葉”で伝えられる人材、現場と経営をつなぐ“女性活躍リードコンサルタント”がこれから企業に求められます。
<<本講座の特長と得られるもの>>
スリールは2010年の創業以来、企業現場に伴走しながら、1万人以上への研修やDEI施策を通して、「行動が変わる」「組織が変わる」支援を重ねてきました。
本講座では、単なる知識習得では終わらない「実践重視」のアプローチを採用しています。受講後すぐに組織内で活用できるアウトプットを重視し、特に以下の3点を軸に構成されています
1. 客観的な数字を基にした自社の課題分析結果
人事データや社員アンケートを活用した「課題分析リサーチ」を通じて、自社の女性活躍推進におけるボトルネックを明確にします。経営層に響く“数字で語れる”資料作成を支援します。
2. 経営を納得させるため!自社の課題と具体施策のプレゼン資料
講座内では、自社の課題に基づいたアクションプランとプレゼン資料を作成。実際に、社長や役員に対してプレゼンテーションを行い、施策が動き出した事例もあります。単なるアイデアではなく、経営判断を促す具体性と説得力が武器になります。
3. 女性活躍・DEI推進に携わる人事担当者との交流
同じ立場で女性活躍を推進する受講者同士がつながる交流会を講座内外で実施。講座後も、情報交換会や社内イベントへの登壇協力など、多様な形での横のつながりが広がっています。“ひとりではない”実感が、施策継続のモチベーションになります。
■プログラム概要
[開催日程]
DAY1:6月25日(水)10:00~13:00
「社内コンサルタントの役割と人的資本経営」「女性管理職が増えない背景」
DAY2:7月9日(水)10:00~12:30
「女性活躍推進の実践ポイント」「自社課題リサーチ実践」
DAY3:8月27日(水)10:00~13:00
「課題リサーチ発表とアクションプラン策定」「事例紹介」
DAY4:9月17日(水)10:00~13:00
「ロードマップ発表とフィードバック(修了試験)」
※欠席時は講義部分アーカイブ視聴可
[開催形式]
Zoomによるオンライン開催
[対象]
・企業における人事・ダイバーシティ推進・経営企画担当者
・経営者・経営層
※同業他社、個人の方の参加はご遠慮ください。
[参加費]
通常価格:300,000円(税込、1社2名まで参加可)
早割特別価格:250,000円(税込、6月6日(金)23:59まで申込の場合)
[このような方におすすめ]
・女性活躍推進を進めたいが、課題把握・アクションに悩んでいる方
・経営層を巻き込みながら施策を進めたい方
・他社の女性活躍担当者とのネットワークを築きたい方
[申込締切]
6月18日(水)
[申込方法]
Peatixイベントページよりお申込みください。
https://sourire250625.peatix.com/
■受講者の声
「現場と経営の間をつなぐ“視点”と“言葉”を得た講座でした」
ダイドーグループホールディングス株式会社:人事総務部 真野 祐子 様
▼コメント
これまで女性活躍に関する施策を積み上げてきましたが、個別対応では限界があり、受講を決めました。
講座の中で、スリールさんが提示する“女性活躍のステップ”で自社を客観的に診断でき、部門ごとの差異や必要なアプローチが明確になりました。「課題分析リサーチシート」による自社分析も非常に有効で、制度や育成の課題まで広く可視化できました。最後に作成したプレゼン資料は、改善のうえ社長への提案に活用予定です。
また、“経営をいかに本気にさせるか”という視点を繰り返し学んだことで、これまで以上に“伝え方”を意識するようになりました。講座後も他社の方々とリアルで情報交換を続けており、学びとつながりの両面で大きな収穫がありました。
※出典:2025.01.28ダイドーグループホールディングス株式会社:「女性活躍リードコンサルタント養成講座」受講後インタビューより(一部抜粋)
https://sourire-heart.com/16548/
■イベントについて
女性活躍リードコンサルタント養成講座受講者登壇イベントを開催します。
タイトル: 女性活躍から始める人的資本経営のポイントとは
~課題分析・ロードマップ・経営巻き込みの実践事例~
日付 : 5/30(金)12:00~13:30
URL :
https://sourire250530.peatix.com
■スリール株式会社 企業概要
代表 : 堀江 敦子
設立 : 2010年11月
所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷三丁目30-10 本郷K&Kビル5階・6階
小野田総合法律事務所内 social hive HONGO
HP :
https://sourire-heart.com/
業務内容: 企業向けコンサルティング・研修、
ライフとキャリアのデザイン教育(ワーク&ライフ・インターン運営)、
個人向けセミナー開催など
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記事提供:@Press