パナソニックASヨーロッパ社がDAkkS認定ISO/SAE 21434認証を取得するドイツ初のオートモーティブサプライヤーに
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
~自動車サイバーセキュリティにおけるマイルストーン~
パナソニックASヨーロッパ有限会社(以下、PASEU)は、ドイツのオートモーティブサプライヤーとして初めて、DAkkS認定ISO/SAE 21434を取得しました。
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車載システムのデジタル化とネットワーク化が進む昨今、クルマを狙ったサイバー攻撃のリスクが高まっています。こうした中、自動車との通信に使われるワイヤレスインターフェースには、攻撃者による車載システムネットワークへのアクセスを許してしまう危険性が潜んでおり、自動車の乗員、さらには道路利用者の安全が脅かされる恐れがあります。ISO/SAE 21434「自動車-サイバーセキュリティエンジニアリング」は、自動車分野のすべての電気および電子システムの安全性を、クルマのライフサイクル全体を通して向上させることを目的とした規格です。
この規格に準拠するにあたっては、包括的で目的に適合した「サイバーセキュリティ管理システム」を構築することが求められます。TÜV NORDは、ISO/SAE 21434に準拠したサイバーセキュリティ管理システムを認証する業務を、ドイツの認定機関DAkkS(Deutsche Akkreditierungsstelle)から認可された最初の認証機関です。TÜV NORDグローバル・プロダクト・マネージャーを務めるChristian Woelk氏は、「事業活動をグローバルに展開する自動車業界では、DAkkS認定の認証に対する需要は高まる一方です。メーカーやサプライヤーの間では、最高レベルの統一基準が求められています。」とコメントしています。
PASEUのチーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)であるHassan Haidarは、「この認証は、パナソニックのサイバーセキュリティ対策への新機軸とコミットメントを明らかにするものであると同時に、自動車業界におけるセキュリティと信頼の重要性にスポットをあてるものでもある」とコメントしています。
TÜV NORDのWoelk氏は、「私たちは、この度PASEUをこの重要な認証を取得する最初の企業として認めることとなり、とても光栄に思っている」とも述べています。
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press-pas@ml.jp.panasonic.com
記事提供:Digital PR Platform