【学校法人藍野大学】元Jリーガー村田和哉氏、明浄学院高等学校およびびわこリハビリテーション専門職大学にて「夢授業」を実施-- 学校法人藍野大学理事長・小山英夫氏に活動内容を本日正式報告
学校法人藍野大学
令和7年6月16日、元Jリーガーであり学校法人藍野大学広報大使を務める村田和哉氏が、同法人事務局(大阪府茨木市)を訪れ、理事長・小山英夫氏に対し、令和6年度に実施した「夢授業」の内容およびその成果について正式な報告を行いました。報告対象には、法人設置校である明浄学院高等学校(大阪市阿倍野区)とびわこリハビリテーション専門職大学(滋賀県東近江市)における教育活動が含まれており、延べ千名を超える生徒・学生が参加したことが共有されました。
教育と情熱を結ぶ「夢授業」:理念と構成
村田氏が展開する「夢授業」は、彼自身の言葉を借りれば「夢のバトンを手渡す授業」であり、自らの原体験と職業的挑戦を土台とした"行動に踏み出す力"を伝える教育実践です。単なるキャリア講演を超え、心を動かし、自発的な学びを誘発する点において極めて高い教育的価値を有します。
その中核には、「誰しもが夢を持ち、それを"自分の物語"として語ってよい」という信念があり、村田氏はその信念を全国の学校に届けることを使命として、年間100回を超えるペースで授業を実施。今回の訪問報告では、「将来の社会を支える若者が"夢を語ること"を躊躇しない社会の土壌を、教育の現場から育てたい」という、村田氏の明確な目標を理事長へ直接伝えられました。
明浄学院高等学校における授業(対象:全校生徒931名)
明浄学院高等学校では、全校生徒を対象に大規模な「夢授業」が行われました。授業は講演形式に加え、村田氏が考案した「ストリートサッカー」を取り入れた体験型プログラムが特徴であり、5メートル四方の囲いの中で繰り広げられる自由なプレーを通じて、生徒たちは自己表現・他者との協働・瞬発的な判断といった"非認知能力"を自然に発揮しました。特に印象的だったのは、サッカー経験を問わず生徒全員がプレーに熱中し、遊びの中にある学びの可能性を実感していたことです。また、村田氏は全体講演後、生徒一人ひとりに声をかけ、それぞれの夢を具体的に言語化するよう働きかけました。これにより、生徒たちは「夢を持つだけでなく、言葉にすることで"行動"が始まる」ことの意味を実感した様子でした。
実施後のアンケートでは、全体の92%の生徒が「夢に対する姿勢が前向きに変わった」と回答。「今すぐ何かを始めたいと思った」「"できるかどうか"ではなく、"やるかどうか"が大事だとわかった」との声が多数寄せられ、学内に前向きな空気が醸成されました。
びわこリハビリテーション専門職大学での授業(対象:1~4年生)
一方、びわこリハビリテーション専門職大学においては、将来、医療・福祉の専門職として社会を支える学生たちに向けて「使命としての夢」をテーマに授業が展開されました。村田氏は、自らの経験に加え、リハビリテーション分野で働くことの意義に共感を寄せつつ、「自分自身の夢が、やがて誰かの人生の支えになる。夢とは"自分のため"でありながら"誰かのため"でもある」という言葉を贈りました。
学生たちは、「自分の志に初心を重ねた」「"人を支える"という専門職の覚悟を新たにした」と述べるなど、職業的アイデンティティを深める契機となりました。理学療法・作業療法・言語聴覚療法といった多領域の学生が、将来像を具体的に思い描き、専門職教育における"人間力の育成"にも貢献する内容となりました。
学校法人藍野大学における展開と評価
本日の報告に際し、小山英夫理事長は、「村田氏の活動は、教育の現場に夢と行動力を浸透させると同時に、法人としての教育理念を体現するものであり、今後さらに体系的に展開していく価値がある」と評価されました。併せて、明浄学院高校・びわこリハビリテーション専門職大学にとどまらず、他設置校への展開や、外部連携を通じた地域社会との教育連携も視野に入れた将来的な構想が確認されました。
【村田和哉氏プロフィール】
滋賀県守山市出身。元Jリーガー(セレッソ大阪、清水エスパルス、柏レイソル、アビスパ福岡など)。現役引退後は、全国の教育現場において「夢授業」を展開し、年間100回を超える講演・体験授業を実施。教育とスポーツを架橋する存在として高い信頼を集める。2023年より学校法人藍野大学の広報大使に就任。将来的には「全国すべての都道府県で夢授業を実施し、若者の行動力を育てる」ことを目標に活動中。
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