実践女子学園が渋谷キャンパスにフードロス削減無人販売機「ZERO BOX」設置。学生が企業アンケに応えるだけで無料で食品取得。企業は、Z世代のリアルな声を手に。
実践女子大学

学校法人実践女子学園(理事長 木島葉子、以下「実践女子学園」)は、実践女子大学渋谷キャンパスに無人販売機をコアとした事業を展開し、フードロスとCO2削減に取り組むZERO株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:沖杉 大地、四辻 弘樹、以下「ZERO」)のフードロス削減BOX『ZERO BOX(ゼロ ボックス)』を設置しました。本取り組みは、同大の学生が学園の提携先企業が実施するアンケートに回答することで、まだ美味しく食べられるのに様々な理由で流通困難になったお菓子などの食品を無料で受け取れる仕組みです。
今回の取り組みにより、フードロス削減・CO2排出量の削減に加え、企業のZ世代向けマーケティング施策をサポートいたします。
◾️背景
昨今、「サステナブルな世界」を目指す取り組みが推進されている中、中学生を含むZ世代の間でも環境配慮や社会課題への関心が高まっています。この世代のサステナビリティへの理解と関心は、企業にとって今後のマーケティング戦略において重要性を増しています。こうした背景のもと、ZEROは、フードロス削減とCOo2排出量削減に貢献しながら、企業のマーケティング支援も可能とするフードロス削減BOX「ZERO BOX」を学生と企業をつなぐ新たな仕組み作りとして、実践女子学園との連携によるZERO BOXの設置を実現いたしました。
◾️実践女子学園の思いは
一方、実践女子学園が、フードロス削減BOX『ZERO BOX(ゼロ ボックス)』を渋谷キャンパスに設置したのは、学生に対し、小さな関わりから社会課題の問題に興味・関心を持ってもらうきっかけにしてもらうことと、物価高騰による学生の生活環境がより厳しさを増す中、少しでも学生支援につながればとの思いがあったからです。設置場所は、企業の取り組みを学生に身近に感じてもらうための共用スペース「JISSEN PLAY BASE」です。こうした取り組みは、大学が注力する教育の柱の2軸の一つ、「社会連携」の一環で行っています。「社会連携」では、大手をはじめとする企業や地域の自治体と連携し、課題発見・解決型のコラボ授業のほか、正課外でも研究プロジェクトやワークショップを展開。これまでコラボした件数は累計で700件以上の実績を積み上げています。
学園は、もう一つの「グローバル化」も含め、教育と研究を通して社会の発展などに貢献する人を育てるために、「多様な学びの場・環境」を提供しています。学生は、豊富なラインナップの中からそれぞれの志向に合わせて授業やプログラムをセレクトして社会と接し、失敗を恐れず、チャレンジする。それによって、学生の自己成長の機会を最大化していく―そんな教育機関を目指しています。
◾️取り組みの詳細
学生は、スマートフォンで専用Webサイトにアクセスし、実践女子学園と連携する企業のアンケートに回答することで、BOX内にあるお菓子や軽食、飲料などを無料で受け取ることができます。
提供される食品は、賞味期限が近いものや、パッケージ変更、1/3ルール※による返品品、市場では流通が難しいものを中心に構成されています。本来であれば廃棄されていた"まだ美味しく食べられる食品"を循環し、フードロス削減とCO2排出削減に寄与しています。アンケートでは、学生のライフスタイルや価値観、商品に対する認知・意見などを把握することができ、企業にとってはZ世代のリアルな声を直接得られる貴重なマーケティングの機会となります。
◾️今後の展望
ZERO株式会社では、今回の実践女子学園との取り組みをモデルケースとし、今後は全国の教育機関、企業、自治体との連携を通じて、ZERO BOXの導入をさらに拡大してまいります。本取り組みは、食品ロスやCO2排出といった社会課題の解決に貢献すると同時に、次世代を担う学生と企業を結びつける社会的プラットフォームとしての役割を果たします。学生には無理のない形で社会貢献の機会を、企業にはリアルな若者の声に触れられる接点を、そして地域社会には資源循環型の新しいインフラを提供します。今後も、社会に根付く仕組みとして継続的な価値創出を目指してまいります。
また、ZEROではフードロス以外に、流通の難しくなってしまった化粧品ロスや災害時などにも役立つサニタリー用品などのロス商品も積極的にBOX内で展開していくことを検討しており、利用する学生のニーズに寄り添ったBOXの活用を推進してまいります。
◾️設置場所
実践女子大学渋谷キャンパス
(〒150-8538 東京都渋谷区東1丁目1−49)
■実践女子学園について
実践女子学園は、「女性が社会を変える、世界を変える」という建学の精神の下、1899年に創立しました。本学は、「品格高雅にして自立自営しうる女性の育成」を教育理念に掲げ、建学以来、一貫して実践的な知識技術の習得と学問を実社会で活用しうる「実践力」の育成に邁進しています。
■ZERO株式会社について
ZEROは、「地球上の貧困をゼロにする」をビジョンに掲げ、フードロスの削減を図る無人販売機「ZERO」を開発しました。フードロスやCO2排出量削減への取り組み、福利厚生の充実を図る企業と契約のうえ、オフィスなどに「ZERO BOX」を設置、そこに食品メーカーや食品卸企業から、賞味期限が近く、通常の販売ルートでは流通できない食品、パッケージの変更などを理由に廃棄される可能性のある食品を安価に仕入れて提供、導入先からサービス料を回収するビジネスモデルです。導入した企業においては、「ZERO BOX」の活用によって生まれるCO2排出量削減効果を可視化することで、貢献度の訴求を可能とします。
■ZERO株式会社 会社概要
会社名 : ZERO株式会社
代表者 : 代表取締役 沖杉 大地、四辻 弘樹
所在地 : 東京都台東区東上野2-20-6
設立 : 2022年3月
URL :
https://www.nofoodloss.com/
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人実践女子学園
経営企画部広報課
住所:〒150-8538 東京都渋谷区東1 -1-49
TEL:03-6450-6837
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/


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