丹青社が参画する、空港を主要テーマとする共創・研究開発拠点「terminal.0 HANEDA」にてサーキュラーエコノミーに関する実証実験を開始
株式会社丹青社

~空間づくりでの活用を視野にサステナブル素材の実用性を検証~
商業施設・文化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹青社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林統)は、日本空港ビルデング株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:田中一仁)が運営する、羽田空港の課題解決に取り組む研究開発拠点「terminal.0 HANEDA」(以下、terminal.0)において、大建工業株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:億田正則)と共同で、サーキュラーエコノミー(循環型経済)に関する実証実験を2025年7月1日より開始いたしましたので、お知らせいたします。
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「terminal.0 HANEDA」内トイレブースを活用した実証実験
近年、あらゆる施設において資源を循環させ、環境負荷を低減する取り組みが加速しています。特に、再生可能な素材や木材の活用を通じた空間づくりは、資源の有効活用を象徴する動きとして顕著になっており、丹青社も、空間づくりから出来るサステナブルな取り組みを模索しています。
今回の実証実験では、大建工業株式会社の建築解体材、製材所の再・未利用木材を再資源化した「インシュレーションボード」と株式会社ワークスタジオの廃棄衣類繊維を原料とした繊維リサイクルボード「PANECO ®」を組み合わせ、再生可能なボードを制作。素材を実際の空間で使用・訴求することでボードの実用性を検証するとともに、実用化に向けた課題や可能性を整理すべく、本実証実験を開始する運びとなりました。
実証実験終了後は、得られた知見を基に改良を加え、羽田空港をはじめとした空港関連施設や商業施設などへの幅広い展開を目指します。
この取り組みを通じて、資源循環型の空間デザインがもたらす可能性を追求し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
■実証実験概要
トイレブースは、大掛かりな改修工事を伴わずに設置・撤去作業が可能かつ、誰もが使用する設備であることから、利用者への気づきや意識醸成を促す場としても有用性が期待されます。大建工業株式会社と当社が参画している「terminal.0」内のトイレブースの扉や壁・カウンターとして施工し、ブースの内側には資源循環のメッセージを掲示することで、利用者に気づきを促し、サステナビリティへの意識醸成を図ります。また、利用者アンケートを実施し、今後の実用化に向け検証を進めて参ります。
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「terminal.0 HANEDA」内トイレブース
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■「terminal.0 HANEDA」について
羽田空港ターミナルの建設・管理・運営を行う日本空港ビルデングが、「terminal.0」の取り組みに参画する企業・団体と共に設置する、空港を主要テーマに置いた研究開発と実証実験を行うためのR&Dとコワーキングの拠点です。「人のこころを動かすために、空港が出来ることのすべて。」をテーマに掲げ、空港課題の解決や「羽田空港の未来」の具現化にむけた研究開発を、「保安検査場」「空間デザイン」「先端技術」「設備関連」「未来空港関連」等の項目ごとに取り組んでいます。
2025年7月8日時点の参画企業・団体は 、34社2大学1団体です。
・「terminal.0 HANEDA」施設概要
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※ニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
本件に関するお問合わせ先
<ニュースリリースに関するお問い合わせ>
株式会社丹⻘社 広報室 担当:石綿、寺⼾
TEL:03-6455-8155、E-Mail:pr-staff@tanseisha.co.jp
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