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河村電器産業 管理機能を瀬戸市から名古屋市へ移転

河村電器産業株式会社

河村電器産業 管理機能を瀬戸市から名古屋市へ移転

あたらしい多様性のある働き方を目指して

 受配電設備メーカーの河村電器産業株式会社(本社:愛知県瀬戸市 代表取締役社長:水野一隆)は、2026年4月1日付で管理機能(総務部、経理部、人事部、広報課など)を愛知県瀬戸市の本社から名古屋市東区東桜二丁目に移転することをお知らせいたします。

【背景】
 当社は1919年に愛知県瀬戸市で創業したことから、1992年より創業の地である同市に本社を移し、事業活動を続けてまいりました。その後、2019年には創業100周年を迎え、4年後の2029年には創業110周年を迎えます。しかし、ここ数年、特にコロナ禍以降は事業活動を続ける中で、企業を取り巻く環境が大きく変化しました。とくに管理部門においては、省人化が求められると同時に業務の効率化も追求しなくてはいけません。その中で、働き方に対する価値観の多様化、少子化に伴う人材確保の難しさなど、重要な課題となっています。そこで、業務の効率化、優秀な人材確保のための採用活動、金融機関やメディア関連などステークホルダーと関係づくりをさらに強化することを目的とし、管理機能を愛知県瀬戸市から名古屋市東区東桜二丁目へ移転することにしました。

【概要】

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2908/113267/250_168_202507031045306865e0ba590fc.jpg

予定工期:2024年7月23日~2026年2月27日
計画地:名古屋市東区東桜二丁目2-15(仮)
敷地面積:808.90㎡
建築面積:540.93㎡ /163.63坪
延べ面積:3,068.44㎡ / 928.20坪
規 模:鉄骨(一部:SRC)/ 8階建
デザインアーキテクト:イシダアーキテクツスタジオ株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社                  ▲完成予想図(外観)

【移転先について】
本計画は、新しいオフィスビルであり、2012年より中部支店や子会社の営業拠点としていた「シンワ第三ビル」の建て替え工事として2023年7月より計画を進めてきました。1階にはエントランスおよび来客用駐車場、2階には文化を発信するアートギャラリー、3・4・5階は執務エリア、6階は屋外テラスが併設された多目的スペース、そして最上階の7階には天井高5mの110名が収容できるホールとなっております。エントランスの7層吹き抜けには、中部地区初となるフランスの植物学者、パトリック・ブラン(Patrick Blanc)氏による高さ7m、幅12mの壁面緑化を配置し、新しい持続可能な都市型オフィスを目指しています。

【建築コンセプト】                   ▼エントランスの吹き抜け(模型写真)

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 建物全体を包むラティス(格子)状のGRCコンクリートのファサード(外装)は、視覚的なリズムと構造の明快さを与えるだけでなく、日射遮蔽装置としての役割を果たしています。また、直射日光をコントロールし、冷房負荷を軽減することで、内部空間の環境性能も向上します。
さらに、この建物の中心には、地上から7層を貫く吹き抜け空間が設けられており、この大きな空間は、各階に自然光を柔らかく拡散させる役割だけでなく、煙突効果(スタック効果)によって熱や空気を上昇させ、建物内の空気を自然に循環させる受動的な換気装置として機能しています。これは、建築そのものが呼吸する都市装置となることを目指した試みです。
また、エントランスの壁面緑化だけでなく、各階に熱帯植物を効果的に配置しています。これはバイオフィリックデザインを実践し、働く人々の快適な職場環境を形成しています。
本建築は、構造・環境・空間が三位一体となった統合的なデザインによって、機能と快適な環境を共存させながら、持続可能な都市建築の新しい姿を提案しています。


[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2908/113267/600_337_202507031156016865f14153e44.jpg
▲2階ギャラリー(完成イメージ)

【今後の展開】
2026年2月末に竣工、3月より移転準備をおこない、2026年4月1日より稼働予定です。最初の行事となる2026年度の入社式は7階ホールで開催する予定です。
また、2階のギャラリーでは定期的に展示作品を入れ替え、従業員はもちろん来客者にアートを楽しんでもらえる空間づくりをしていきます。通常は一般の方の入場はできませんが、将来的には一般公開をすることも視野に入れた運用を検討しています。
この建築が後世にわたり、地域の皆さまに受け入れていただけ、当社のシンボルとなるよう取り組んでまいります。

【参考資料】
■デザインアーキテクト 
名 称:イシダアーキテクツスタジオ株式会社(Kentaro Ishida Architects Studio )
代表者:代表取締役 石田 建太朗
所在地:東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-701
設立:2012年9月21日
事業内容:建築設計コンサルタント・建築設計監理
建築士事務所登録:一級建築士事務所登録 東京都知事 第58204号

<イシダアーキテクツスタジオ株式会社について>
イシダアーキテクツスタジオ(KIAS)は海外において様々なプロジェクトを経験してきた建築家、石田建太朗の主宰する建築設計事務所です。その土地の歴史や気候そして環境を丁寧に読みとり、その文脈に呼応した素材や空間を独自の手法で新しい建築のデザインに落とし込みます。プロジェクトは都市における建築物から、自然環境に囲まれた宿泊施設や美術館など多岐にわたる建築を設計しています。
おもな受賞に、Architectural Review主催の「AR House Awards 2020」優秀賞、「ARCHITECTURE MASTERPRIZE」、「WAN 2020 House of the Year」、「Design & BUILD AWARDS」ほか。


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<建築家プロフィール>
石田 建太朗(いしだ けんたろう)
ロンドンのAAスクールにて建築を学び、2004年から12年までスイスの建築設計事務所、ヘルツォーク&ド・ムーロンに勤務。2012年に東京に拠点を移しイシダアーキテクツスタジオ(KIAS)を設立。主な作品に「N’s YARD」「積葉の家」など。2016年より東京科学大学(旧東京工業大学)特任准教授。2018年より一般社団法人日瑞建築文化協会(JSAA)の代表理事





[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2908/113267/300_198_202507031159236865f20b22ace.jpg
■植物学者



Patrick Blanc / パトリック・ブラン

1953年6月3日 パリ生まれ






<経 歴>
1978年 ピエール・マリー・キュリー大学(パリ第6大学)第3サイクル博士号取得
1989年 同大学 国家博士号取得、フランス科学アカデミー賞受賞
1982年よりCNRS(フランス国立科学研究センター)研究員

<受賞歴>
1993年 フランス科学アカデミー 植物学賞受賞
1999年 フランス研究省 イノベーションコンテスト賞受賞
2002年 ラグジュアリー&クリエーションサミット タレント・ドール(金賞)、
2003年 著書『Etre Plante à l'ombre des forêts tropicales』でヴィルジル賞受賞
2005年 芸術文化勲章 シュヴァリエ賞受章
2005年 建築アカデミー 銀メダル受賞
2009年 タイム誌「今年の最優秀発明50選」選出
2010年 英国王立建築家協会(RIBA)名誉フェロー授与

<壁面緑化に関する取り組み>
世界各国で300以上の壁面緑化を手がける。安藤忠雄、隈研吾、妹島和世、ジャン・ヌーヴェル、ヘルツォーク&ド・ムーロン、アンドレ・プットマン、マーク・ニューソン、フランシス・ソレル、シーザー・ペリなどの著名建築家との協働も多数。

■設計・施工
社 名(商号):大和ハウス工業株式会社 DAIWA HOUSE INDUSTRY CO., LTD.
本社所在地:大阪市北区梅田3丁目3番5号
創 業:1955年4月5日(設立1947年3月4日)
代表者:代表取締役社長 大友 浩嗣
資本金:1,622億1,684万212円
従業員数:・連結 50,390人(2025年3月31日)        
・単体 16,192人(2025年3月31日)
※有期契約者を除いた人数です。
上場証券取引所:東京証券取引所プライム市場
事業内容:
【建築系】法人施設(事務所・ショールーム)、商業施設(店舗・ショッピングセンター)、
物流施設(物流センター・配送センター・食品施設)、医療・介護施設の企画・
設計・施工・リフォーム
【住宅系】戸建住宅(注文住宅・分譲住宅)、賃貸住宅(アパート・寮・社宅)、分譲マ
ンション等の企画・設計・施工・販売、別荘地の販売・都市開発事業 ・海外事
業 ・環境エネルギー事業

■内装施工
社 名:株式会社乃村工藝社
代表者:代表取締役 社長執行役員 奥本 清孝
本社所在地:東京都港区台場2丁目3番4号 TEL 03-5962-1171(代表)
創 業:1892年(明治25年)3月15日
法人設立:1942年(昭和17年)12月9日
資本金:64億97百万円(東証プライム市場上場)
従業員数:乃村工藝社グループ全従業員数(契約社員含む) 2,621名
単体:乃村工藝社 1,498名(正社員)
連結:乃村工藝社グループ 2,039名(正社員)
事業内容:空間創造における、調査・企画・コンサルティング、デザイン・設計、制作・施工
ならびに運営・管理

■植栽施工・設計協力
社 名:株式会社緑演舎(ryokuensha Inc.)
設 立:2016年10月11日
資本金:100万円
役 員:代表取締役 大山 雄也
代表取締役 角野 大弘
取締役   齋藤 友彦
本社所在地:東京都江戸川区北小岩2-21-12
事業内容:造園の企画、設計、施工、請負及び監理をする緑化演出会社です。
ランドスケープとインテリアのどちらの空間においても植物の力と五感を刺激するデザ
インで、その場 所だけの特別な体験を、そして快適で心豊かな環境を創造します。
機能性と美しさを両立させ、未来へ と続く緑の景観を育んでいます。


本件に関するお問合わせ先
河村電器産業株式会社
コーポレートコミュニケーション部 田中 E-mail:min-tanaka@kawamura.co.jp
コーポレートコミュニケーション部 広報課 真野 E-mail:to-mano@kawamura.co.jp

関連リンク
カワムラ公式チャンネル
https://www.youtube.com/@KawamuraElectricInc

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