2014年03月31日
ボストン
(ビジネスワイヤ) -- AT&T、シスコ、GE、IBM、インテルは本日、あらゆる組織が会員として参加できるインダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)を結成したと発表しました。サイロ化したテクノロジー間の障壁を取り除き、現実とデジタルの世界の統合を向上させて、ビッグデータへのアクセス改善を支援することに重点を置いたグループです。本コンソーシアムにより、組織は資産・業務・データの接続と最適化を容易に行ない、機動性を高め、すべての産業分野でビジネス価値を引き出せるようになります。
モノのインターネットを加速させる基盤的要素である産業インターネットアプリケーションの導入を促進するために、企業・研究者・公共機関から成るエコシステムが登場しつつあります。新たに結成した非営利団体のIICはあらゆる組織に門戸を開いており、より接続した世界の実現に向けて、多様な産業環境における相互運用性の確立を主導します。IICの設立趣旨は、以下のような活動を通じて革新を奨励することに重点を置いています。
実世界での応用を視野に入れ、既存用途や新たな産業向け用途の活用とテスト環境の創出 接続技術の導入を促進するベストプラクティス、参照アーキテクチャー、事例研究、標準要件の提供 インターネットおよび産業システムの世界標準を策定するプロセスへの働きかけ 実世界のアイデア、慣例、教訓、洞察を共有・交換するオープンなフォーラムの促進 セキュリティーへの新しい革新的なアプローチにおける信頼醸成バンダービルド大学のE・ブロンソン・イングラム工学教授でソフトウエア統合システム研究所(ISIS)ディレクターのJanos Sztipanovits氏は、次のように述べています。「私たちはサイバー空間と現実世界が交差する場で大きな技術的変化をまさに迎えようとしていますが、これは単に一組織だけでなく、人類全体に相当量の恩恵をもたらす広範な影響力があります。学術界と産業界は、産業インターネットのために新たな基盤、共通のフレームワーク、標準を特定・確立する必要性を理解しており、そのための取り組みが一体化して結実するように、IICに期待を寄せています。」
IIC運営委員会は、設立会員のAT&T、シスコ、GE、IBM、インテルの各社が選出する常任委員のほか、4人の選出委員によって構成されます。運営委員会は、組織がこの大きな機会を生かすことができるよう、リーダーシップを発揮して統率していきます。
連邦政府はこの技術の重要性を考慮して、サイバーフィジカル・システム関連の研究開発に年間1億ドル以上を投資しています。そしてヘルスケア、交通、スマートシティーなどの分野の試験的分野で民間部門と提携し、電力網のセキュリティーを強化しています。
米国のペニー・プリツカー商務長官は、次のように語っています。「産業インターネットは、実世界のモノをサイバー空間が持つ大きな力とつなぎ、人々の技術の利用方法を劇的に変えることができます。当政権は、新しいIICのような官民パートナーシップと連携し、革新的な産業インターネット向けの製品やシステムによって、スマート製造、ヘルスケア、交通などの分野で新たな雇用を創出することを期待しています。」
IICは、産業インターネットを加速させることに関心を持つ企業・組織・法人に広く門戸を開いています。コンソーシアムの会員企業は、意見を表明できる顕著な場を即座に得られるほか、実行委員会に在籍する技術・製造分野、学術界、政府のリーダーと重要な関係を築くことができます。IICは、マサチューセッツ州ボストンにある非営利の商業団体であるオブジェクト・マネジメント・グループ(OMG)が管理します。会費と会員申し込み書はwww.iiconsortium.orgで入手できます。
補足発言:
AT&Tビジネスソリューションズのアドバンスト・モビリティー・ソリューションズ担当副社長のMike Troiano氏は、次のように述べています。「産業インターネットは、人々があらゆるものを遠隔地から時間を問わず、実質的にどこからでも操作できるようにするというAT&Tのビジョンをさらに進めるものです。IICは世界の先進的な技術革新企業の集まりで、世界中の機器や機械がオフィスビルの中、船上、または大海の真ん中にあろうと、それらすべてを動員するために協力します。私たちは、より接続された世界の構築という目標を共有しています。」
シスコのモノのインターネット・ビジネスグループ担当副社長を務めるGuido Jouret氏は、次のように語っています。「まだ全体の99パーセントが接続されていない状態です。インターネットを介して、より多くのモノを接続しようとする動きが世界で進んでおり、次の産業革命が生まれつつあります。シスコは業界の一流企業と協力して、産業環境でモノを安全かつセキュアにつなぐための障壁を乗り越え、モノのインターネット実現に道筋をつけたいと考えています。」
GEグローバルソフトウエア担当副社長のBill Ruh氏は、次のように述べています。「私たち業界リーダーが団結したのは、産業インターネットアプリケーションのエコシステムと市場開拓を促進し、世界中の組織が簡単に優れたサービスを作り、より良いデータにアクセスし、そして何より重要なのはあらゆるものをシームレスに接続できるようにするためです。IICは、航空・交通・ヘルスケア・エネルギー分野の企業が、産業インターネット技術をいつでもどこからでもプラグ&プレイで利用できるようにする共通アーキテクチャーと使用事例を作り、この目標を達成できるように設立されました。」
IBMスマートエネルギ研究所の最高技術責任者(CTO)でディステングイッシュト・エンジニアのRon Ambrosio氏は、次のように述べています。「IBMの“Smarter Planet(よりスマートな地球)”ビジョンは、実世界とインターネットの接続が進むにつれ、実現に近づいています。モノのインターネットを解析、モバイル、クラウドコンピューティングにおける進展と組み合わせることで、競争的優位性のために利用できる新たな知見や効率化が生まれるからです。よりスマートな都市、電力網、ビル、機械は、より有益に活用され、相互接続化が進み、インテリジェントになっています。このコンソーシアムを通じて、革新と技術の進展を加速させるつもりです。」
インテルのIoTソリューショングループ担当副社長のTon Steenman氏は、次のように語っています。「インテルのモノのインターネットのビジョンは、既存システムと新しいシステムを安全なインフラに接続する強力なエンドツーエンドのIoTソリューションによって、ビジネス変革を加速させることを基軸としていますが、IICはこのビジョンと軌を一にしています。IoTの拡張には、標準と強力なエコシステムが促進するオープンなソリューションのアーキテクチャーが必要です。IICは勢いを加速させ、モノのインターネットをより短期間で実現できるでしょう。」
オブジェクト・マネジメント・グループの最高経営責任者(CEO)を務めるRichard Soley博士は、次のように語っています。「産業インターネットは、過去何十年間見たことがなかったような爆発的な産業発展と革新の新時代を導き入れようとしています。OMGは産業インターネットの実現に貢献し、これからも役立つ技術開発を先導してきました。私たちは来たる技術革命の土台を築くために、25年におよぶ経験をIICで役立てたいと思います。」
全米科学財団コンピューター・情報科学・エンジニアリング部門アシスタントディレクターのFarnam Jahanian氏は、次のように述べています。「全米科学財団がサイバーフィジカル・システム(CPS)に投資を行い、長年にわたって支援してきた基礎的研究を実行に移す上で、インダストリアル・インターネット・コンソーシアムは素晴らしい媒体となります。民間部門がCPSの基礎的成果を導入することは、研究開発と革新のエコシステムで重要な要素だと考えています。」
詳しい情報については、www.iiconsortium.orgをご覧ください。または電子メール(info@iiconsortium.org)か電話(+1-781-444-0404)でお問い合わせください。
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連絡先
Industrial Internet Consortium
Julie Pike, +1-781-444-0404
julie@iiconsortium.org
記事提供:ビジネスワイヤ
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