「品質不正」を未然に防ぐ新アンケートプログラムをリリース
株式会社日本能率協会総合研究所

品質不正問題が相次ぐ中、その背景には、経営層や品質保証部門と現場従業員の間に“見えない認識ギャップ”が見られます。そこで、株式会社日本能率協会総合研究所(代表取締役社長:譲原 正昭、以下 JMAR)は、従業員向けの「品質意識調査」に「品質不正未然防止」に焦点を当てた新プログラムを2025年10月に追加しました。(URL:
https://jmar-im.com/quality/q_survey/ )
■ 背景:品質不正の多発と“見えないギャップ”
JMARがこれまで実施してきた調査では、品質不正が発生していない企業でも、その芽が潜んでいるケースが多く見られます。経営層や品質保証部門が現場の実情を把握しきれていない場合は、対応が後手に回って未然に防ぐことが難しくなります。
画像1:
https://www.atpress.ne.jp/releases/550552/LL_img_550552_1.jpg
見えない認識ギャップ
■ 新プログラムの特長:不正の「芽」と、それを生み出す「土壌」を可視化
「品質不正未然防止プログラム」では、従業員の目線で以下の要素を測定します。
・潜在的な品質不正の存在(不適切行為等)
・品質に関するルール・基準への感度や遵守状況
・品質を支える組織風土やマネジメント(相談のしやすさ・品質重視度 等)
これらを可視化し、「品質不正を生まない職場づくり」への改善支援を行います。
■ 調査結果が示す警鐘:「自社は大丈夫」という思い込み
JMARが発表した調査結果(
https://jmar-im.com/column_qm/qm04/ )では、通報制度やルールは整備されていても、“声を上げにくい風土”が残る企業が少なくありません。また、「品質不正はない」とする企業の中にも、業務中の体験をもとに「実際には不正があるかもしれない」と感じる従業員も多く見られました。
つまり、多くの企業に潜在的な品質不正の可能性があり、表面化する可能性があります。さらに、懸念を抱える従業員はエンゲージメントが低く、優秀人材の士気喪失・離脱に繋がる可能性もあります。経営層や品質保証部門が品質不正の芽を見逃すことは、企業の信頼と人材の双方にリスクを及ぼす課題です。
そのため、JMARでは本プログラムを通じて、企業が“現場の実感”に基づく改善を進める支援を行います。
■ ご案内
「品質意識調査」およびレポート・ウェビナー録画の詳細は、以下よりご覧ください。
・品質意識調査サイト:
https://jmar-im.com/quality/q_survey/
・調査レポート・ウェビナー紹介:
https://jmar-im.com/column_qm/qm04/
品質不正は、「発生後の対処」から「発生前に気づいて対処」へ。品質不正の未然防止に活用し、より良い品質文化を根づかせることにお役立てください。
■ 株式会社日本能率協会総合研究所(JMAR)
株式会社日本能率協会総合研究所は、お客様の課題解決を使命とする日本能率協会グループの調査・研究機関として、専門性に裏打ちされた確かなリサーチを提供しています。民間企業や大学、公共機関のお客様に、さまざまなリサーチを長年ご利用いただいております。
・所在地 : 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル5F
・代表取締役社長: 譲原 正昭
・設立日 : 1984年4月
・事業内容 : 官公庁の政策立案・計画立案のための調査研究、
民間企業のマーケティング、コンサルティング、
会員制のビジネス情報提供サービス
・URL :
https://www.jmar.co.jp
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記事提供:@Press