ネスレ日本と昭和産業が“循環型”の物流で連携 2025年10月より「ネスカフェ」などの飲料製品と小麦粉の「ラウンド輸送」を開始
ネスレ日本株式会社

ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:深谷 龍彦、以下「ネスレ日本」)と昭和産業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:塚越 英行、以下「昭和産業」)は、持続可能な物流網の構築を目指し、往路は「ネスカフェ ボトルコーヒー」などの飲料製品、復路は小麦粉などの食品原料製品を運ぶ「ラウンド輸送」(※1)の週3回の運行を、2025年10月より開始しました。
(※1)トラックが荷物を届けた後の復路で別の荷物を運ぶことで空荷走行を減らし、車両の稼働効率を高める“循環型”の輸送方法のこと。
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(左)ネスレ日本 常務執行役員 サプライ・チェーン・マネジメント本部長オリビエ ロラン モントゥ
(右)昭和産業 執行役員 永井 俊彦
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ネスレ日本 島田工場(静岡県島田市)での荷積みの様子
■コーヒーと小麦粉を組み合わせた異業種連携により、トラック使用台数を削減
本取り組みは、往路にネスレ日本 島田工場(静岡県島田市)から千葉の倉庫に「ネスカフェ ボトルコーヒー」などの飲料製品を輸送し、復路に、昭和産業 鹿島工場(茨城県神栖市)から小麦粉などの食品原料製品を静岡の営業倉庫に輸送するものです。復路の空荷を解消することで物流の効率化につながるほか、当該路線におけるトラックの使用台数を従来より約50%削減できる見込みです。
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ネスレ日本と昭和産業の「ラウンド輸送」のイメージ
ネスレ日本と昭和産業は、今後もラウンド輸送の対象地域拡大や、より幅広い領域での物流連携の検討を進めていき、持続可能な物流網の構築を目指していきます。
以上
参考資料
■ネスレ日本について
ネスレ日本は、スイスに本社を置く世界最大の総合食品飲料企業ネスレの日本法人で、1913年(大正2年)に創業しました。ネスレは、「食の持つ力で、現在そしてこれからの世代のすべての人々の生活の質を高めていきます」を存在意義(パーパス)として掲げ、安全で、美味しく、環境にも配慮された製品やサービスを皆さまにお届けできるよう、今後も努めていきます。
ネスレ日本について:
https://www.nestle.co.jp/
2024年共通価値の創造とサステナビリティ ネスレ日本の取り組み:
https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/2025-06/CSVreport_2024_jp.pdf
■昭和産業について
1936年(昭和11年)創業の昭和産業は、「人々の健康で豊かな食生活に貢献する」を企業理念に掲げ、顧客のニーズや課題に”おいしい答え”を出す「穀物ソリューション・カンパニー」として、小麦粉・植物油・糖化製品などの製造販売、配合飼料の販売の他、倉庫業など幅広い事業を展開しています。食品メーカーとして穀物の取扱量は日本一です(昭和産業調べ)。穀物を余すことなく最大限に活用するビジネスモデルで、食品リサイクル率99.9%(過去5年平均)を実現し、環境負担の少ない持続可能な社会づくりに向けて取り組んでいきます。
昭和産業グループ 統合報告書2025:サステナビリティ「環境負荷の低減」
https://www.showa-sangyo.co.jp/Portals/0/ir/library/integ%20repo2025/Showa%20IR2025J-27.pdf
昭和産業グループ 統合報告書2025:経営戦略「物流2024年問題対応」
https://www.showa-sangyo.co.jp/Portals/0/ir/library/integ%20repo2025/Showa%20IR2025J-14.pdf



記事提供:Digital PR Platform