クロスカントリー競技用「YZシリーズ」2027年モデルを発売~「YZ450FX」はエンジン・車体とも専用セッティングし安心・快適、かつコントローラブルに~
ヤマハ発動機株式会社

ヤマハ発動機販売株式会社は、クロスカントリー競技用YZシリーズの2027年モデル4機種を9月25日から順次発売します*。
「YZ450FX」は、2026年モデルの「YZ450F」をベースに、クロスカントリー用モデルとして、扱いやすさと高出力を備えたエンジン、快適性と高剛性を両立させたボディなど、相反する要素を高次元で調和させ、懐の深いモデルに仕上げました。
「YZ450F」からの主な変更点は、1)カムシャフトの作用角やACMローターの変更により、操作性を向上すると共にエンスト発生を低減した449cm³エンジン、2)レバー荷重を低減し、操作フィーリングを向上させた油圧クラッチ、3)形状および肉厚の変更により、低中速域にて最適な車体剛性を発揮するエンジン懸架ブラケット、4)日本専用セッティングにより、初期から中間域での作動性を高めた前後サスペンション、5)軽量化と高いコントロール性を両立したリアブレーキ、6)トラクション向上と軽量化を図った前後タイヤなどです。
なお、いずれのモデルも鮮やかなレーシングブルーをベースに疾走感のあるグラフィックを組み合わせたYZファミリーの世界観を強調するカラーリングを採用。ホワイトをメインとする明るいモデルロゴがアグレッシブで若々しいスタイルを際立たせます。
※ 本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」にて、2026年6月18日から11月29日までの期間限定で予約の受付を行います。予約が生産計画を上回る場合は、予約受付期間終了を待たずに受付を終了する場合があります。
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「YZ450FX」
※画像はCG合成によるイメージで、国内モデルとカラーおよび仕様が一部異なる場合があります。
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オフロード競技用モデル製品サイト :
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/#offroad-competition-lineup
【YZ450FXの主な特長】
1)カムシャフトの作用角やACMローターの変更により操作性向上とエンストしにくい449cm³エンジン
低回転域から中回転域を多用し、時にロングライドも行うエンデューロ/クロスカントリー向けに、パワフルで戦闘能力の高いエンジンを最適化。ピークパワーを抑え、幅広い状況でスロットルを開けやすく、扱いやすい特性へとチューニングしました。カムプロフィールはそのままに、バルブタイミングを変更(吸排バルブのオーバーラップを小さく)、低回転時のトルクを抑えスムーズな出力特性としました。
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またACMローターの外径を2026年モデルの95mmから97mmへ拡大することで慣性マスを増やしてトルク変動を抑え、低回転時の粘り強さを獲得。加えてドリブンスプロケットを50丁から51丁に変更しバランスを図ることで、多用する低速走行時に、有り余るパワーをほどよく抑制しながら充分な加速力を発揮。シビアなスロットル操作が不要となり、長時間のハードライディングを可能にします。さらにエンストの発生も低減し、極低速走行時の安心感を高めました。
2)レバー荷重を低減し、操作フィーリングを向上させた油圧クラッチ
「YZ450F」同様の油圧式クラッチを採用しました。連続走行でもミートポイントが変化せず、レース中の調整が不要で、ライダーの負担を軽減します。低速走行時にも駆動力を微調整しやすいクラッチ特性としています。また、クラッチスプリングやスプリングセットの高さを変更し、レバー操作荷重を「YZ450F」に比べて15%低減。ロングライド時でもライダーの疲労感を軽減します。
3)エンジン懸架ブラケットをチューニングし、低中速域にて最適な車体剛性を発揮
「YZ450F」譲りのフレームを継承しながら、低中速域でのコンフォート性の向上を図るため、エンジン懸架ブラケットを仕様変更。フロント側は、二枚重ね構成を2026年モデルの「YZ450FX」から引き継ぎつつ、サブブラケットの形状を変更しました。一方、リア側は、左側を新作し、「YZ450F」よりも2.0mm薄肉化し形状も変更。これらの微調整により、多用する低中速域において最適な車体剛性を発揮します。
4)日本専用セッティングにより、初期から中間域での作動性を高めた前後サスペンション
前後とも「YZ450F」と同一コンポーネントを採用したサスペンションは、レースからファンライドまで幅広いライダー層をカバーできる国内専用セッティングを施し、初期から中間域の作動性を向上しました。ウッズライディングを中心とした低中速域での快適な乗り心地を実現するとともに、高速域での安定性も両立。また、ブレーキングからコーナリングに至る倒し込みの軽快感と加速時のトラクション性をともに向上。リラックスしながら狙い通りの走行ラインに乗せられる車体特性としています。
5)軽量化と高いコントロール性を両立したリアブレーキ
「YZ450F」と同一のリアブレーキシステムを採用。キャリパーの形状とピストン径の変更、ブレーキディスクの小径化、ブレーキホースの材質変更などにより軽量化を達成しつつ、コントロール性や操作性を向上しました。ディスクの小径化は悪路走破性の向上にも寄与。また、リアブレーキペダルはレバーレシオを変更し、操作性も向上。ペダル先端のみ交換可能な構造を採用し、メンテナンス性を高めました。
6)トラクション性能の向上と軽量化を図った前後タイヤ
標準装着タイヤを2026年モデルのDUNLOP MX33からDUNLOP AT82に変更し、踏破性を向上。リアタイヤは、装着向き(タイヤパターン方向)を変えることで幅広い路面に対応する双方向ローテーション機能を備えています。ギャップを通過する際にタイヤ全体がストロークする新形状プロファイルにより、トラクション性を高めました。また、前後で600gの軽量化も達成しています。
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