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【東洋大学】2027年4月開設「環境イノベーション学部」および同研究科の設置届出が文部科学省に受理されました ~“実感と実体験の学び”で文系・理系がともに学び、環境問題の解決に挑む新学部~

東洋大学

【東洋大学】2027年4月開設「環境イノベーションutf-8

東洋大学(東京都文京区/学長:矢口悦子)が文部科学省へ申請した「環境イノベーション学部」および大学院「環境イノベーション学研究科」の設置届出が、2026年6月19日に受理されました。「環境イノベーション学部」は、社会変化とともに複雑化する環境問題に対し、デジタル技術や科学コミュニケーション*を活用しながら新たな解決策を探究する学部です。2027年4月に川越キャンパスに開設し、自然豊かなキャンパスをフィールドとした学びや企業・団体などとの積極的な連携を通じて、実感・実体験を重ねながら未来の環境を変革する力を養います。学部・研究科開設に向けては、環境への配慮を取り入れた新校舎を川越キャンパス内に建設中です(2027年1月完成予定)。2027年4月に「環境イノベーション学部」および同研究科を開設すると、本学は15学部52学科・専攻と大学院16研究科を擁する総合大学となります。

*科学コミュニケーション:環境対策技術や配慮行動等について、科学的根拠をもって人々に伝え、共感・協働を促すことで社会変革を目指すコミュニケーション活動。

「環境イノベーション学部」特設サイト: https://www.toyo.ac.jp/env/


■「環境イノベーション学部」開設の背景

近年、環境問題は、気候変動や生物多様性の保全など、ますます複雑化しています。脱炭素社会の実現に向けて、環境問題に対する専門的な知識・技術をもつ人材への需要は高まっていますが、2050年までにカーボンニュートラルの達成を表明している自治体の約9割が外部人材の知見を必要としているなど※1、グリーン分野における人材不足が課題となっています。

また、これからの環境問題の解決には、データ分析やAIなどのデジタル技術の活用が不可欠です。2030年にはAIやデータサイエンスを含む先端IT人材が約54.5万人不足するとの予測もあり※2デジタル人材の不足も深刻化しています。さらに、環境・デジタル分野の知識や技術を備えるだけではなく、それらを社会に広く伝え、社会実装へとつなげるための科学コミュニケーション力も重要となっています。このような背景から、環境問題に挑む科学的知識とデジタルスキル、科学コミュニケーション力を備えた人材を育成する「環境イノベーション学部」を開設します。

※1 出典:我が国の未来をけん引する大学等と社会の在り方について(内閣官房 教育未来創造会議)令和4(2022)年5月
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouikumirai/pdf/220510gaiyou.pdf
※2 出典:大学等におけるデジタル分野等の成長分野の人材育成について(文部科学省)令和6(2024)年4月
https://www.nii.ac.jp/event/upload/20240419-6_umehara.pdf

■「環境イノベーション学部」とは

環境イノベーション学部は、社会変化を踏まえた環境問題の解決や持続可能な社会の実現に必要な科学的知識とデジタル技術を活用する「環境創造力」、そして多様な立場の人々をつなぐ「科学コミュニケーション力」を養う学部です。これらの力を通じて、複雑化する環境課題の解決に挑む人材を育成します。
本学部では、企業や団体との連携に加え、キャンパス内に広がる約5haの里山「こもれびの森」や環境配慮型の新校舎など、学びの場そのものを教材として活用し、実感と実体験を重視した教育を行います。
また、こうした学びの背景にあるのが、本学の学びの礎にある「哲学する姿勢」です。本学の教育理念である物事の本質を深く考える力と、主体的に社会課題に取り組む実践の姿勢で環境問題に向き合います。

新校舎のイメージ(現在建設中 2027年1月完成予定)

新校舎館内のイメージ

■「環境イノベーション学部」 概要

学部学科名称:環境イノベーション学部 環境イノベーション学科(入学定員:140名)
開設時期: 2027年4月
場所: 東洋大学川越キャンパス 〒350-8585 埼玉県川越市鯨井2100  東武東上線「鶴ヶ島駅」徒歩10分
学部長就任予定:教授 山崎宏史(やまざき ひろし)https://www.toyo.ac.jp/staff/15058.html
特設サイト:https://www.toyo.ac.jp/env/

■「環境イノベーション学部」の特長

・ 環境×デジタルの学びで社会課題に挑む、「環境創造力」を育てる
環境対策に関する知識や技術の習得に加え、先端的なデジタル技術やデータサイエンスなどの手法を取り入れながら、テクノロジーの力で環境問題を解決し、持続可能なグリーン・デジタル社会の実現に挑む「環境創造力」を養います。

・ 専門家と人々をつなぐ「科学コミュニケーション力」を養う
本学部では専門家の知見を社会に分かりやすく伝える「科学コミュニケーション力」を養います。そのため、企業や行政、さまざまな関係者(ステークホルダー)との対話や共同プロジェクトに取り組む、実践的なカリキュラムを展開します。

・ 「こもれびの森 GREEN CAMPUS」で育む体験型の学び
本学は、川越キャンパスを環境と共生する学びの場へとリデザインし、「こもれびの森 GREEN CAMPUS」の整備を進めています。本学部では、このキャンパス全体を教材として活用し、実感・実体験を重視した学びを展開します。

サイエンスカフェ(新校舎)・災害対応トイレ(新校舎)

川越キャンパス入口鳥瞰図 ・川越キャンパス内の里山「こもれびの森」

キャンパス内には、地域とともに守り育ててきた約5haの里山「こもれびの森」が広がるほか、エネルギー消費実質ゼロを目指すZEB(Net Zero Energy Building)仕様や、建物のエネルギー利用を最適化するBEMS(Building Energy Management System)を導入した環境配慮型の新校舎を建設予定です。学生は、自然環境や先進的な環境技術に日常的に触れながら、持続可能な社会の実現に向けた知識と実践力を身につけます。

新校舎には、地域住民や企業、行政との対話の場となる「サイエンスカフェ」を常設。科学コミュニケーションを実践しながら、多様な立場の人々とともに環境課題について考える機会を提供します。また、トイレは「井戸水」「太陽光発電」「浄化槽」を組み合わせた日本初(※)の水洗トイレシステムを導入。災害時における水洗トイレシステムとして、停電・断水時でも水洗トイレが使用できます。大規模災害時を想定した備えであると同時に、公衆衛生、災害対応、環境を学べる教材にもなっています。

(※)2026年6月時点、本学調べ。「井戸水」「太陽光発電」「浄化槽」を組み合わせた水洗トイレシステムとして日本初。

・ 実社会との連携を通じた、実感・実体験の学び
企業・行政・学会など実社会との連携のもと、環境施設の実地研修や経営者インタビュー、インターンシップなどの実践的な学びを展開します。環境問題の現場に触れ、多様な立場の人々との対話や交流を通じて、教室だけでは得られない実感と実体験を重ねながら理解を深めます。

■卒業後のキャリア

現在、環境の知識をもった人材は、あらゆる業界・企業・団体から強く求められています。持続可能な未来を実装できる人材として、幅広い分野での活躍が期待されます。
<キャリアの例>
・ 環境 :官公庁の環境部局や環境・サステナビリティに関わる団体など
・ 環境 × まちづくり:持続可能なまちづくりを担う建設業や不動産業、インフラなど
・ 環境 × IT:テクノロジーの力で環境問題解決を目指すグリーンテックエンジニア
・ 環境 × 商社:再生可能エネルギーや環境配慮型素材を扱う商社
・ 環境 × 金融:ESG投資を主導する銀行・資産運用業界
・ 環境 × 観光:地域経済の活性化と環境保護の両立を目指したエコツーリズムの企画運営

■東洋大学の『総合知教育』カリキュラム × 「環境イノベーション学部」

総合知とは、「物事を多面的に深く考え、自分と他者の持つ知を重ね合わせて、総合的に判断する力をもたらす知」のこと。哲学をルーツとする東洋大学は、本質に迫って深く考える学びを実現するために、2025年度から「総合知」教育カリキュラムをスタート。本学の全14学部(26年度現在)・約600の専門科目を、学部・キャンパスを超えて履修することが可能になりました。これは総合大学として類例のない規模の全学科目を擁するカリキュラムです。
https://www.toyo.ac.jp/news/20250402-17216.html



例えば、「環境イノベーション学」と他学部の学びを組み合わせると‥
・環境イノベーション学 × 経営学
環境配慮型の商品やサービスを広げる方法を考える(景観・緑地論)
環境の観点から経営を考え、持続可能な組織を目指す(社会と企業の仕組み・経営学)

・環境イノベーション学 × 観光学
「景観」について多面的に理解し、観光資源について考える(マーケティング論)
魅力的な観光地づくりに不可欠な、質の高い公共交通を理解しよう(交通経営概論)

このように、自身の興味関心や将来像にあわせて、所属学部以外の学部の科目を柔軟に選び、十人十色の学びを設計できます。

■大学院「環境イノベーション学研究科」について

学部開設と同じく2027年4月、大学院「環境イノベーション学研究科」(入学定員:博士前期課程20名、博士後期課程4名)を開設します。学内外との連携を通じて環境科学への多様な見識と先進的な探究力を身につけ、複雑化する環境問題解決へのビジョンを描き、持続可能性と強靭性を両立する社会の実現を力強くリードする人材育成を目指します。詳細は特設Webサイトに掲載のリーフレット『環境イノベーション学研究科』をご覧ください。 
https://www.toyo.ac.jp/env/img/toyo_gs_env_leaflet.pdf

■川越キャンパスの学部について

川越キャンパスは2026年現在、理工学部、総合情報学部の2学部を擁するキャンパスで、総合情報学部は2025年に学科再編により3専攻化、理工学部は2027年にカリキュラム再編を実施するなど、キャンパス全体で“リデザイン”(再構築)を進めています。新設の環境イノベーション学部と理工学部、総合情報学部の3学部が協働した教育・研究・地域連携を通じて新たな価値を作り出す「こもれびの森GREEN CAMPUS」を築いていきます。
https://www.toyo.ac.jp/nyushi/about/campus/future-vision/

▼本件に関する問い合わせ先
東洋大学 総務部広報課
TEL:03-3945-7571
メール:mlkoho@toyo.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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