ブリヂストンが参画する「福岡バイオコミュニティ推進会議」が「BioJapan 2026」に出展
株式会社ブリヂストン
天然ゴム資源「グアユール」のゲノム編集個体を世界で初めて作出、その研究成果を展示
株式会社ブリヂストン(以下、ブリヂストン)は、福岡県と久留米市が連携して推進する「福岡バイオコミュニティ」のプロジェクトの一環※1として、九州大学と天然ゴム産生植物「グアユール」に関する共同研究を進めています。2026年8月には、グアユールのゲノム編集個体の作出に世界で初めて成功※2し、ゴム生産性向上に寄与する基盤技術を開発したことを発表しました※3。このたび、2026年10月7日(水)~9日(金)にパシフィコ横浜で開催される「BioJapan 2026」において、「福岡バイオコミュニティ推進会議」ブース内で、本共同研究の成果を展示します。
本研究に関するお問い合わせを複数いただいていることから、会期初日の10月7日(水)にブリヂストンの担当者が会場に在籍し、本研究の背景や成果、今後の展望などについて、直接ご取材いただける機会を設けます。ぜひこの機会に、「福岡バイオコミュニティ推進会議」ブースへお立ち寄りください。
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■グアユールとは
米国南西部からメキシコ北部の乾燥地帯が原産の低木で、その組織内にゴム成分を含む植物です。乾燥地帯でも栽培できることから、天然ゴム供給源の多様化に資する植物として期待されています。
■ゲノム編集とは
生物の設計図(ゲノム)を構成するDNA鎖を、人工酵素を用いて部分削除する技術です。外来遺伝子を入れない、非遺伝子組み換え技術(non-GMO)です。
<BioJapan出展の背景>
天然ゴムの主な供給源であるパラゴムノキは生育地が赤道付近と地理的に限られており、供給源の多様化が課題となっています。ブリヂストンは、乾燥地帯でも栽培可能なグアユールの実用化に向け、九州大学の植物のゲノム編集技術と自社の天然ゴム研究の知見を組み合わせて研究を推進しています。本研究は、企業・大学・地域バイオコミュニティの連携による共創成果でもあります。今回、世界で最も歴史のあるバイオテクノロジー展で、産学官のバイオ関係者が集うBioJapanにおいて、その成果と今後の展望を紹介します。
<今回ご紹介する共同研究および展示内容の概要>
天然ゴム資源のサステナブル化に向けたブリヂストンの取り組み
天然ゴムの主な供給源であるパラゴムノキは、生育地が赤道付近と地理的に限定されているため、特定地域における気象変動や病害の発生が天然ゴムの安定供給に影響を及ぼす可能性があります。ブリヂストンはこの課題に対し、パラゴムノキ由来の天然ゴムの生産性向上に取り組むとともに、天然ゴム供給源の多様化に向けて「グアユール」の実用化も目指しています。グアユールは、現在の天然ゴムの主な供給源であるパラゴムノキとは異なり、乾燥地帯でも栽培できる植物です。一方、実用化に向けては単位面積当たりのゴム生産性向上が課題の一つであり、ブリヂストンでは品種改良などの研究を進めています。
共同研究の成果と今後の展望
パラゴムノキの生産性向上として「根白腐れ病予防」、グアユールの実用化に向けた「ゴム生産性刺激剤」「ゲノム編集基盤」の3テーマについてご紹介します。
特に3つ目の「ゲノム編集基盤」は2026年8月に世界で初めて成功した研究成果です。グアユールは、ゲノム編集した細胞から植物体を再生することが大きな技術的課題でしたが、培養条件の最適化と5,000サンプル以上の試行を重ねることで、この課題を克服しました。本成果は、ゴム生産性向上に向けた品種改良研究を加速するための基盤技術となるもので、これを活用しゴム生産性に関わる有用遺伝子の探索や機能解明を進めます。今回の成果は、グアユールの実用化そのものではなく、品種改良を加速するための基盤技術を確立した段階です。今後、こうした研究を通じてゴム生産性の高いグアユールの育種を加速し、天然ゴム供給源の多様化につなげていきます。
<出展概要(予定)>
■日時:2026年10月7日(水)~9日(金)10:00~17:00
■会場:パシフィコ横浜 「福岡バイオコミュニティ推進会議」ブース(A-13)内
アクセス | パシフィコ横浜(
https://www.pacifico.co.jp/access)
■展示内容:天然ゴム資源のサステナブル化に向けたブリヂストンと九州大学の共同研究成果
■取材対応者:(株)ブリヂストン 農園・バイオ技術研究課 担当者
<バイオテクノロジー展「BioJapan」について>
1986年に初開催、バイオテクノロジーにフォーカスを当てた世界で最も歴史のあるイベントです。展示・セミナー・パートナリングを3本柱として、次世代のビジネスプラットフォームとして新たなイノベーション創出の場を提供しています。創薬、医療のみならず、食品・農林水産・畜産、環境・エネルギーなど、様々な分野の企業・行政・公的研究機関・アカデミア等が出展対象となります。展示会・セミナー・パートナリングプログラムを通じてバイオ産業のオープンイノベーションを加速させるイベントです。
公式サイト:
https://jcd-expo.jp/jp/
<事前来場登録・取材申込について>
BioJapan 2026へのご来場には、事前来場登録および取材申込が必要ですので、下記の「事前来場登録」よりお申し込みをお願いいたします。
事前来場登録:
下記サイトの「報道関係者の方へ」より、「来場登録」と「取材申込」をお願いいたします。
https://jcd-expo.jp/jp/visit.html
※ 10月7日(水)は、ブリヂストン担当者が終日ブースに在籍予定です。
※ 10月8日(木)・9日(金)はブリヂストン担当者が不在のため、技術等に関する詳細なご質問については後日の回答となる場合があります。
※ ポスター、ブース全景およびブリヂストン担当者の撮影が可能です。
※1 福岡バイオコミュニティとは、内閣府が推進する「バイオ戦略」に基づき認定を受けた、地域に応じた特色あるバイオ分野の取組を展開することで持続可能な循環型社会を実現し、世界市場にも進出する企業の活躍・発展を目指す地域コミュニティ(第1号認定)です。福岡バイオコミュニティ推進会議(事務局:株式会社久留米リサーチ・パーク)を中核組織として、福岡県と久留米市が連携し、新産業・バイオベンチャーの創出や、バイオ関連企業・研究機関等が集積するバイオコミュニティの形成を目指しています。
2024年6月27日 福岡バイオコミュニティのプロジェクトに参画し、グアユールの生産性向上技術の共同研究を開始(
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2024062701.html)
※2 ブリヂストンおよび九州大学調べ。
※3 2026年8月28日 天然ゴム資源であるグアユールのゴム生産性向上に寄与する基盤技術を開発(
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2026082801.html)
本件に関するお問合わせ先
<報道関係> 広報部 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936
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