【東芝】四国電力送配電株式会社向けアセットマネジメントシステムが運用開始
株式会社 東芝

~WAOTのAPM機能を活用し設備リスク量の可視化を実現~
2026-10-8
株式会社 東芝
四国電力送配電株式会社向けアセットマネジメントシステムが運用開始
~WAOTのAPM機能を活用し設備リスク量の可視化を実現~
当社は、四国電力送配電株式会社(以下、四国電力送配電)向けに構築したアセットマネジメントシステムの運用が、2026年10月から開始されることをお知らせします。本システムには、設備投資最適化ソリューション「WAOT注1(呼称:ワオット)」を基にした設備パフォーマンス管理機能(Asset Performance Management:APM注2)を搭載しており、送配電設備の故障発生確率と故障時の影響度から設備リスク量を定量的に評価・可視化することで、設備更新計画の策定を支援します。
近年、送配電設備の高経年化が進む中、レベニューキャップ制度注3の導入などにより、一般送配電事業者には、安定供給の確保とコスト効率化を両立しながら、設備投資の合理性や説明性を一層高めていくことが求められています。
四国電力送配電では、レベニューキャップ制度の第1規制期間(2023年度~2027年度の5ヶ年)の申請業務において、高経年化設備更新ガイドライン注4に基づく対象設備の設備リスク量を算出・評価し、更新優先度の検討を実施してきました。今後も継続的に設備リスク量を把握し、効率的かつ合理的な設備更新計画を策定していくためには、データに基づく評価・分析をより高度かつ効率的に実施できる仕組みの整備が重要な課題となっていました。
今回運用を開始するWAOTのAPM機能は、送電・変電・配電設備に関する設備情報、巡視・点検結果、劣化情報などを取り込み、各設備の設備リスク量を算出・評価します。評価結果を、故障発生確率と故障時の影響度を軸とした「リスクマトリックス」上に可視化することで、設備ごとのリスク量状況や更新優先度を把握し、データに基づく設備評価・分析業務を支援します。これにより、将来にわたる電力の安定供給の確保と効率的な設備形成の実現に貢献します。
APM対象プロセス
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図 WAOTテンプレートのAPM機能による設備リスク量評価・可視化のイメージ
本システムの主な特長
1.設備リスク量の定量評価と可視化
設備ごとの故障発生確率と故障影響度を基にリスク量を算出し、リスク量評価を可視化します。これにより、従来の経験や個別判断に加え、定量的なデータに基づく設備評価を支援します。
2.設備更新計画策定業務の効率化
従来は手作業を伴っていた設備データの取得・加工、リスク量算出等、設備更新計画策定業務の効率化に貢献します。
3.制度変更への柔軟な対応
高経年化設備更新ガイドラインの改定(評価対象の拡大等)に対応しやすい構成としています。
当社は今後も、電力事業者をはじめとする社会インフラ事業者向けに、設備保全業務の効率化・高度化を支援するデジタルソリューションを提供し、持続可能な社会基盤の実現に貢献していきます。
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四国電力送配電の関係者を対象としたシステム利用教育の様子
注1:WAOT
設備のリスク量をベースに、設備保全業務の高度化を支援する東芝の設備投資最適化ソリューション。
注2:APM
Asset Performance Managementの略。設備情報や点検結果などを基に、故障発生確率、故障影響度、設備リスク量を算出・可視化する機能。
注3:レベニューキャップ制度
一般送配電事業者が一定期間ごとの事業計画や必要費用を基に収入上限の承認を受け、その範囲内で事業運営を行う制度。
注4:高経年化設備更新ガイドライン
送配電設備のリスク量を適切に把握し、そのリスク量に応じて計画的かつ合理的に設備を保全・更新していくための考え方を定めたガイドライン
※WAOTは、株式会社東芝の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
※その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
※ニュースリリース/トピックスに掲載されている情報(サービスの内容/価格/仕様/関連リンク/お問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
■設備投資最適化ソリューション(WAOT)
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/industrial-ict/eam/waot.html
以上

記事提供:Digital PR Platform