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水素機器の先駆者であるH2SITE、Hy24とSC Net Zero Venturesが共同リードする投資家コンソーシアムから3600万ユーロの資金調達に成功

2025年01月22日

シリーズB資金調達ラウンドはHy24とSC Net Zero Venturesが共同リードしており、Breakthrough Energy Ventures、Enagas Emprende、Equinor Ventures、Exergon、Ezten、MassMutual Venturesが参加。 H2SITEの革新的な水素技術開発において次なる段階を支援するための投資ラウンドとなっており、2026年までに1日数トン規模のリアクター稼働の実現を目指す。 H2SITEのソリューションで水素の輸送における課題に対応、技術の利用可能性が向上し、大幅なコスト削減が可能に。

スペイン、ビルバオ

(ビジネスワイヤ) -- 水素分離ソリューションの分野で先駆的なディープテック企業であるH2SITEは、次の成長段階に焦点を当てた戦略的および金融投資家のコンソーシアムから、シリーズB資金調達ラウンドで3600万ユーロの調達を成功裏に完了したことを発表しました。同社は、世界をリードする低炭素水素専門の投資マネージャーであるHy24による「Clean Hydrogen Equipment Fund」およびSC Net Zero Venturesからの支援を受けており、両社は新たな共同リード投資家となっています。SC Net Zero Venturesは、産業およびモビリティの脱炭素化に焦点を当てた気候テクノロジーのベンチャー・キャピタル・ファンドであり、持続可能性とインパクト投資の先駆者であるSuma Capitalが管理しています。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20250120379476/ja/

リード投資家には、新たにMassMutual Ventures、Enagas Emprende、Exergonが加わりました。また、H2SITEのソリューションの産業化初期段階に関与した既存の歴史的投資家およびパートナーとして、シリーズA資金調達ラウンドのリーダーであるBreakthrough Energy Venturesに加え、Equinor Ventures、Ezten、FCR(バスク自治政府のSPRIグループに属するGestión de Capital Riesgo del País Vascoが運営するファンド)も参加しています。この投資家コンソーシアムは、幅広い国際的なステークホルダー・エコシステムへのアクセスをH2SITEへ提供するものとなっており、このエコシステムは、水素を欧州や世界の産業脱炭素化目標達成の重要なエネルギーベクターとする、統一ビジョンを共有しています。

2021年以降、H2SITEは、ガス流から水素を分離し、アンモニアやメタノールなどの輸送しやすい分子に変換する独自の膜リアクター技術を開発しています。また、西ヨーロッパで15のプロジェクトを構築・運営しており、現在、北米、EU、アジア太平洋地域で大規模インフラにおいて初の試みとなるプロジェクトを開発中です。

シリーズB資金調達は、2026年までに稼働予定の1日数トン規模の水素生産能力の実現を含む、企業の次の産業化および商業化の目標を支援することを目的としており、さらに、大規模および分散型のアンモニア分解、アメリカでの天然水素生産、海運分野での脱炭素化といった複数の用途市場への対応も目指します。水素サプライチェーンの課題に取り組むことで、分離技術は、信頼性が高く、拡張性があり、効率的な低炭素水素経済の構築に必要な一連のイノベーションにおいて重要な役割を担います。

H2SITEの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるアンドレス・ガルナレスは、次のように述べています。「当社の第3回資金調達ラウンドでは、生産規模拡大や水素展開のタイムライン、そして市場需要の課題を深く理解している戦略的および財務的パートナーによるコンソーシアムを結成しました。専門知識と支援を結集させることで、当社の成長が促進され、アンモニア分解や水素分離に重点を置いた、今後36か月間におよぶ大規模なインフラ・プロジェクトの実施が可能となります。」

Hy24のClean Hydrogen Equipment Fundマネージング・ディレクター兼責任者であるギヨーム・ルスール氏は、次のように述べました。「H2SITEは、水素供給チェーン全体の広範な市場に対応する、革新的かつ効率的な精製技術を開発しました。この多様性は、チームの豊富な産業経験と合わせ、Hy24のClean Hydrogen Equipment Fundにおける戦略目標である、革新的な設備プロバイダーと拡張可能な技術の支援に合致しています。また、Hy24が水素エコシステムにおける主要な投資促進役としての役割を果たし続けていること、そして設備製造の課題に対応していくための当社の取り組みを示しています。」

SC Net Zero Venturesのマネージング・パートナーであるナタリア・ルイズ氏は、以下のようにコメントしました。「SC Net Zero Venturesでは、エネルギー転換を加速させる技術ソリューションを支援することに全力を尽くしています。H2SITEの水素分離における革新はその代表的な例であり、独自技術によって水素サプライチェーンの重要な課題に対応しています。私たちは、技術革新をリードするだけでなく、戦略的分野の脱炭素化に具体的な影響を与えている企業を支援できることを誇りに思います。」

H2SITEはGómez-Acebo & Pombo(GA_P)の助言を受けました。Hy24は、Pinsent Masonsの助言を受けました。SC Net Zero Venturesは、Tribeca Abogadosの助言を受けました。

編集者への注記

アンモニア分解および水素精製市場は、水素の効率的な輸送と利用ソリューションに対する需要の高まりを受け、大幅な成長が見込まれています。2024年5月時点において世界中で1,500以上の水素プロジェクトが発表されており、1水素導入の勢いはさらに加速しています。また、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、北米といった主要地域がこの成長を牽引しており、強力な政策支援、産業の脱炭素目標、低炭素エネルギー供給確保への取り組みがその原動力となっています。さらに、地域ごとの水素ハブの開発や、水素やその誘導体(アンモニア、メタノール、その他のe燃料)の国際取引の進展により、アンモニア分解および精製システムの市場拡大が見込まれていることも明らかになっています。

H2SITEについて

ディープテック系スタートアップのH2SITEは、先進的な膜リアクター技術を活用し、水素キャリアを既存のサプライチェーンで変換し、水素ガス混合物を燃料電池純度の水素に分離することで、水素輸送の課題解決に取り組んでいます。同社は2020年にスペイン・ビルバオで設立され、膜技術や材料科学などを専門とする南欧最大の民間研究機関であるTECNALIAと、プロセス強化分野でのリーディング機関であるアイントホーフェン工科大学(TUe)の2つの著名な研究開発センターからスピンオフした企業であり、最初の産業投資家であるENGIE New Venturesとの協力により誕生しました。H2SITEは本社をビルバオに置き、スペインのロイウに位置する独自の膜製造施設で、60人以上のチームメンバーを擁しています。

Hy24について

世界最大のクリーン水素代替投資ファンド運用会社であるHy24は、世界の水素経済の拡大に全力で取り組んでいます。同社は、大規模で戦略的なクリーン水素プロジェクトや技術に投資し、この分野の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。クリーン水素は、再生可能エネルギーや電化とともに、ネットゼロ目標を達成する上で重要な役割を果たすことが予想されます。2021年に設立されたHy24は、世界有数の民間投資会社であるArdian(運用資産1,760億ドル)と、元水素業界のエグゼクティブによって設立されたクリーン水素投資イネーブラーであるFiveT Hydrogenによる50対50のジョイントベンチャーです。設備ファンドに加え、Hy24は現在、インフラの規模拡大に特化した20億ユーロのクリーン水素インフラ・ファンド(Infra Fund)を展開しており、50を超える世界有数の産業および機関投資家からの投資を集めています。尚、同社のファンドは、ヨーロッパのサステナブル・ファイナンス開示規則(SFDR)の第9条に準拠しています。Hy24はフランス金融市場庁の規制を受けており、ファンドマネージャーとしてパリに拠点を置き、チューリッヒ、シンガポール、ニューヨークに拠点を持つ40人以上の協力者やパートナーからなるチームを擁しています。詳細はhttps://www.hy24partners.com/をご覧ください。

Suma CapitalおよびSC Net Zero Venturesについて

Suma Capitalは、独立系の代替資産運用会社であり、グリーン・トランジションの分野を牽引しています。同社は、「持続可能なインフラ」「成長資本」「ベンチャーキャピタル」という3つの独自のプログラムを通じて、持続可能性に焦点を当てた投資を行っています。2007年に設立されたSuma Capitalは、現在10億ユーロ以上の資産を運用しており、バルセロナ、マドリード、パリに拠点を持つヨーロッパの主要プレイヤーに成長しています。

SC Net Zero Venturesは、Suma Capitalが運用する気候テックファンドであり、第9条SFDRに準拠した環境インパクトファンドです。革新的な気候テック・エコシステムへの戦略的かつ影響力のある投資を通じて、環境に良好な変化を引き起こすことに注力しています。現在、1億5000万ユーロのファンドを展開している同社は、エネルギー転換の最前線に立つトップクラスのスケールアップ企業に少数株を取得するため、主に産業、モビリティ、エネルギーセクターに焦点を当て、戦略的にスマートな資本を投入しています。

1 https://hydrogencouncil.com/en/global-hydrogen-industry-reports-75-billion-in-committed-capital-but-climate-targets-at-stake-due-to-project-delays/

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

連絡先

H2SITE – Andrés Galnares andres.galnares@H2SITE.eu
Hy24 – Elizabeth Adams, FTI Consulting hy24@fticonsulting.com
SC Net Zero Ventures (Suma Capital) - Juan Jorganes, Harmon Corporate Affairs jjorganes@harmon.es

記事提供:ビジネスワイヤ

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