2025年04月20日
SUBARUが6代目となる新型「フォレスター」を発表した。フォレスターはSUBARU車のなかでも高い機能性、利便性、優れた運動性能、そして充実した安全装備が持ち味のミッドサイズのSUV、SUBARUブランドの北米のみならずグローバル販売を支える中核モデルである。
フルモデルチェンジした新型は、従来のプラットフォームを踏襲しながら、ボディの軽量化・高剛性化を目的にフルインナーフレーム構造を採用。フルインナーフレームとは、ボディ全体の骨格部材を強固に組み立ててから、外板パネルを溶接する製法で、ボディの高剛性化と軽量化により、路面からの振動の収束性を高める。
パワートレーンには1.8リッター水平対向4気筒ターボエンジンと、これまでのマイルドハイブリッドに替えて、新たに2.5リッター水平対向4気筒エンジンと2個の電動モーターを組み合わせたストロングハイブリッドを採用した。トランスミッションはいずれもリニアトロニックCVT。
ボディサイズは、全長×全幅×全高4655mm×1830mm×1730mm、ホイールベース2670mm。車重」1640~1660kg(1.8リッター車)、1730~1780kg(HEV)。
注目のストロングハイブリッド専用の2.5リッター水平対向エンジンを搭載車は、SUBARUらしい走りの愉しさと、ハイブリッドの環境性能を両立したと謳う。PCU(パワーコントロールユニット)をエンジンルーム内に配置することで燃料タンク容量アップ(63リッター)とし、航続距離を伸ばした。
また、駆動用と発電用の2つの高出力モーター、フロントデファレンシャルギア、電子制御カップリングをワンパッケージ化した、ストロングハイブリッド専用のトランスアクスルを搭載。最高出力88kWを発生する駆動用モーターにより、幅広い走行シーンでモーター駆動をメインとし、モーターが苦手な領域をエンジン駆動がカバー。
1.8リッター直噴ターボエンジン搭載モデルは、プロペラシャフトで前後輪をつなぐ機械式AWDを採用。路面状況に合わせて、後輪へ駆動力を瞬時に伝え、前後輪のトルクを適切にコントロールすることで、あらゆる路面でSUBARUらしい走行安定性を実現した。
安全性能のトピックは、万が一の衝突時に、歩行者やサイクリストを守る「サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ」を世界初採用。また、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラや前側方レーダーを搭載した新世代アイサイトを装備し、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大した。
価格は1.8リッターターボモデルのスポーツが404.8万円、スポーツEXが419.1万円。ストロングハイブリッドのX-BREAK S:HEVが420.2万円、X-BREAK S:HEV EXが447.7万円、プレミアムS:HEVが448.8万円、プレミアムS:HEV EXが459.8万円。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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