2025年08月06日
国産のミッドレンジFRセダンに魅力を感じ、次期愛車候補として狙っているなら、取り急いで具体的な検討を始めた方がいい。
LEXUSがブランドでもっとも小さなセダン「IS」をマイナーチェンジしたからだ。同時に6月にスーパーセダン「IS500」の特別仕様車をリリースし、同時に“500シリーズ“の生産終了を発表したばかりだというのに、「IS350」「IS300h」を一部改良のうえ、特別仕様車“F SPORT Mode Black IV”を設定し、全国レクサス店で8月4日から発売すると発表したのだ。
後存知のようにISは、1999年の初代モデル以降、コンパクトFRスポーツセダンとして「クルマを操る楽しさ」を追求してきた。以来、LEXUSの乗り味の礎となるべく進化を続け、運動性能の高さとそれを予感させるスポーティなデザインで好評を博し、20年以上に渡ってグローバル約40カ国で累計約130万台を販売しているモデルだ。
特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅳ”は、これまで3rdモデルまで発売し、高い評価を得ている“F SPORT Mode Black”の第4弾モデルだ。今回はIS300h/IS300の“F SPORT”をベースに、ブラック塗装を施した鍛造アルミホイールや、スモークメッキ加飾を施したブラック塗装のドアミラーなどを設定。インテリアでは、銀墨ブラックのステアリングやウルトラスエードのシートを採用し、ブラックを基調としたカラーコーディネートで、ISの特長である精悍なスタイリングにさらに磨きをかけている。加えて、パノラミックビューモニターを特別装備し、予防安全装備およびADASを充実させた。
一部改良では、IS500にブラック・ホワイト・フレアレッドの3色の本革シートをメーカーオプション設定し、内装のバリエーションを追加した。加えて、アウターミラーにブラック塗装とスモークメッキ加飾を施し、より精悍でスポーティなイメージに進化させた。また、IS300hでは、メーカーオプションであるアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)に外部給電アタッチメントを追加設定。窓を閉じたまま電源コードを出して給電が可能となる。
話をIS500に戻そう。北米LEXUSで「IS500」を発表したのは、2021年2月22日。エンジンは「RC F」にも搭載されている5リッターV型8気筒の「2UR-GSE」型を搭載し、外装では専用のエンジンフードや「F」モデル共通の4本出しマフラーを装備する。
同年、日本にも「IS500″F SPORT Performance”」として導入することを発表。導入にあたり、特別仕様車「IS500″F SPORT Performance First Edition”」の設定。BBS製専用19インチ鍛造アルミホイールとブラック塗装の専用ドアミラーを装備。ステアリングは”F SPORT”専用ディンプル本革(パドルシフト付)、シートにはブラウンステッチを施したブラック×ブラウンの専用シートを採用し、専用プレートが装着された。
8月には「IS500″F SPORT Performance”」として導入することを発表。2022年8月には、一部改良並びに特別仕様車「F SPORT Mode Black III」が発売された。そして、2025年6月20日、「F SPORT Mode Black Ⅳ」CLIMAX Editionのリリースを最後に、2025年11月をもって「IS500」「IS300」を生産終了すると発表したのだ。つまり、ガソリンエンジンFR仕様セダンの終了だ。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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