2025年08月08日
石破茂総理は7日の政府与党政策懇談会で「来年度予算の概算要求基準」について「予算編成過程において、物価上昇に合わせた公的制度の点検・見直しも踏まえ、経済・物価動向等を適切に反映させる」と語った。
石破総理は「成長と分配の好循環が動き始めている中、来年度予算では成長型経済への移行を確実なものにするため『骨太方針2025』等に盛り込まれた政策を速やかに実行していく」との考えを示した。
そのうえで「物価上昇を上回る賃金上昇と普及・定着、地方創生2.0の推進、官民連携による投資拡大など政権挙げて取り組むべき重要な政策課題に必要な予算を重点的に振り向ける」とし、これによって「日本経済全国津々浦々の成長力を強化する」との考えを述べた。
石破総理は「経済あっての財政との経済財政運営の基本姿勢の下、経済再生と財政健全化を共に進めていくため、重要かつ困難な課題に対応しつつ、歳出改革努力を継続することにより、メリハリの効いた編成を行っていく」と述べた。
加藤勝信財務大臣は5日の会見時に「我が国経済・財政に対する市場からの信認を確実なものとすることが非常に重要」とし「来度予算についても歳出改革努力を継続しつつ、経済・物価動向等を踏まえ、予算編成に適切に反映することにより、経済あっての財政という考え方のもと、まず経済の再生を進める中で財政健全化に取り組み、両立を図っていきたいと考えている」と語っていた。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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