2025年11月14日
SUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)は、2025年11月13日に、SUBARU BRZ 特別仕様車「STI Sport TYPE RA」を発表した。SUBARU BRZは、水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのピュアスポーツ。
「STI Sport TYPE RA」は、SUBARU BRZをベースに、SUBARUとSTIが、スーパー耐久シリーズをはじめとするモータースポーツで培ってきた技術や知見を活かし、走る愉しさを追求したコンプリートカーだ。
全国300台の限定販売とし、2025年11月13日から2025年11月30日の期間中に全国のSUBARU販売店で抽選申し込みを受け付ける。
また、「STI Sport TYPE RA」は、2025年11月15日、16日に富士スピードウェイ(静岡県)で開催される「ENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE第7戦 S耐FINAL大感謝祭」にて展示予定だ。
■「STI Sport TYPE RA」の主な特徴は以下のとおり。
スーパー耐久シリーズ参戦車両「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」と同様の高精度にバランス取りしたFA24エンジンの・バランスドエンジン採用。ピストン、コンロッド、クランクシャフト、フライホイール、クラッチカバーの重量・回転バランス公差を徹底的に低減し、振動が少なく滑らかに吹け上がるレースカーのようなエンジンフィールを実現している。
スーパー耐久シリーズ参戦車両「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」や、SUBARU BRZのワンメイクレース参戦用グレードの「Cup Car Basic」で採用されている冷却フィン付リヤデファレンシャルケースを装備。過酷な走行条件下でもデファレンシャルオイルの油温上昇を抑え、トラクション性能の低下を最小限に抑制する。
スーパー耐久シリーズにおける「クルマとドライバーへの負担をどれだけ減らせるか」という課題から生まれた機能。レブシンクはシフトダウン時にエンジン回転数を自動制御し、スムーズな変速と運転負担を軽減。フラットシフトはアクセルを戻さずにシフトアップする操作を可能とし、トランスミッションへの負荷軽減と鋭い加速レスポンスを両立する機能だ。
スーパー耐久シリーズで培った知見を活かした専用ZF製ダンパーとSTI製フレキシブルパーツを採用し、ドライバーの操作に忠実に応答する高い操縦性を実現した。
以上、スーパー耐久シリーズ参戦車両に準ずるチューンを行なった限定車だ。モデル末期が近く熟成の域に達したBRZのレーシングコンプリートに快適性をプラスしたモデルだ。価格はSTIスポーツ・タイプRAが497.2万円、STIスポーツ・タイプRA with リアスポイラーが547.8万円。いずれもエンジンは2.4リッター水平対向4気筒DOHCでミッションは6速MT仕様。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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