2026年10月01日
ドイツ・ハンブルクおよびインド・ハイデラバード
(ビジネスワイヤ) -- AM Green Ammonia (India) Private Limited(以下「AMグリーン」)は、HINT.CO GmbH(以下「ヒントコ」)が実施するH2グローバル入札のアジア枠で唯一の落札者に選定され、非バイオマス由来の再生可能燃料(RFNBO)に該当するアンモニアをドイツに供給する長期購入契約を獲得しました。この決定は競争入札の結果によるもので、AMグリーンの応札内容は、寄せられた提案の中で第1位に評価されました。ヒントコは10年間で、AMグリーンから最低5億8,500万ユーロ相当のアンモニアを購入します。ヒントコは、欧州市場でグリーンアンモニアを再販売して得た収益を用いて、AMグリーンが提示した追加数量を購入することもできます。
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同アンモニアは、インド・アンドラ・プラデシュ州にあるAMグリーン・カキナダ・プロジェクト(フェーズ2)で生産されます。同プロジェクトでは、既存の天然ガスを原料とするアンモニア・尿素生産複合施設を、アルカリ水電解技術を用いる生産施設へ転換しています。生産工程に必要な電力は、EUの要件に沿い、揚水発電による蓄電を組み合わせたAMグリーン独自の24時間再生可能電力供給体制を通じて供給されます。
ドイツへの初回納入は2029年になる見込みで、アンモニアはプラントに隣接するカキナダ・シーポーツから出荷されます。
本契約は、AMグリーンがインドで進める大規模な再生可能アンモニア生産事業におけるさらなる一歩となり、同社をドイツおよびより広範な欧州市場に向けたグリーン分子の主要輸出企業として位置付けます。H2グローバルにとって今回の落札結果は、ダブル・オークション・メカニズムが先行プロジェクトのリスクを低減し、最終投資決定を可能にする上で果たす役割を示すものです。H2グローバルを通じて、ドイツは国内で再生可能水素由来製品の安定供給を確保する一方、海外でのクリーン産業の構築を支援しています。
ヒントコの最高経営責任者(CEO)兼H2グローバル共同創設者のティモ・ボラライ氏は、次のように述べています。「今回の結果は、市場が急速に勢いを増していることを示しています。本格的に取り組む開発事業者から寄せられた競争力の高い応札は、パイロット入札以降、再生可能アンモニア・プロジェクトの成熟度が高まっていることを示しました。長期契約は、AMグリーンのような生産者に投資判断に必要な確実性をもたらすと同時に、欧州の購入者への安定供給を確保します。すべての入札者に感謝するとともに、今後のラウンドでも参加いただけることを期待しています。」
H2グローバル財団のエグゼクティブ・ディレクター兼H2グローバル共同創設者のマルクス・エクセンベルガー氏は、次のように述べています。「化石燃料のサプライチェーンで繰り返し発生する混乱は、世界中に影響を及ぼしています。再生可能アンモニアは、炭素排出をほとんど、あるいは全く伴うことなく、クリーンなエネルギーを海を越えて運び、完全には電化できない産業に届けます。H2グローバルは、クリーン・エネルギーとコモディティーの強靱なグローバル・サプライチェーンを構築するため、政府と産業界を結集しています。」
AMグリーンのグループ社長兼共同マネージング・ディレクター(JMD)のマヘシュ・コリは、次のように述べています。「AMグリーンがH2グローバルのアジア枠の落札者に選ばれたことを、非常に誇りに思います。この画期的な成果は、ドイツをはじめとする欧州市場で、再生可能アンモニアの供給元として優先的に選ばれるAMグリーンの地位を一層確固たるものにするとともに、最適な価格のグリーン分子をインドから産業規模で供給できることを示しています。拘束力のある競争入札プロセスで落札したことは、当社のプラットフォームの準備が整っていることを強く裏付けています。カキナダから欧州とアジアの顧客に再生可能アンモニアを供給し、意欲的な脱炭素目標を産業分野での実際の排出削減へとつなげていきます。これはAMグリーンにとって重要な節目であり、再生可能エネルギー由来の分子の世界市場の構築において当社が果たそうとしている役割の始まりにすぎません。」
ヒントコは2026年末までに、他のH2グローバル入札(アフリカ枠、北米枠、南米・オセアニア枠)の結果と併せて、入札結果の全容を公表します。進行中の入札プロセスの公正性を守るため、それまではこれ以上の詳細を公表しません。ヒントコはすべての入札者の参加に感謝し、H2グローバル財団はパートナーおよび支援者に感謝します。
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