2015年06月02日
上海
(ビジネスワイヤ) -- 2015年CESアジアが本日閉幕しました。完売した見本市として、初年度のあらゆる期待を上回り、中国で開催される世界クラスの産業イベントの新たな基準を設定しました。16カ国の出展企業200社以上が、高い需要を受けて拡大された計2万平方メートル以上の展示会場に出展しました。5月25~27日の3日間の会期中に、CESアジアには報道関係者1200人以上を含む2万人以上が来場しました。見本市の主催者は、監査済みの数字を6週間以内に正式発表する予定です。コンシューマー・エレクトロニクス協会(CEA)が運営し、インテックスと共同開催した2015年CESアジアでは、世界的企業がアジア市場に投入する最新の技術革新と技術を展示するために集まりました。動画をご覧になるには、こちらをクリックしてください。
CEAのゲーリー・シャピロ社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「CESアジアは、あらゆる点で世界クラスのスタートを切り、業界関係の来場者数、生産額、会議プログラム、製品発表、業界で最も優れた方々を結集させる能力という点で、この地域の高品質イベントの基準を設定しました。この初開催イベントに出展された企業の皆さまは、勇敢にも私たちをご信頼くださいました。しかし、率直に申し上げて、見本市の新設に関する新たな国際基準の設定で私たちを支えたのは、勇敢にもご参加くださったこれら企業の皆さまです。」
出展企業は、展示会場の驚くべき熱気に注目し、次回の参加を希望されています。2016年の展示スペースの選択が昨日開始され、今年の展示会場の85パーセントに相当するスペースが既に販売されました。CESアジアは、来年は3つ目のホールを追加して拡大する予定で、これにより利用可能な展示会場がほぼ倍増します。
ミス・イノベーションズ創業者のジェームズ・ラケット社長は、次のように述べています。「CESアジアが実現しつつある機会は、世界中に共鳴するでしょう。これは中国にとって画期的なイベントとなっただけでなく、世界の他の地域の人々がこの地域の技術力と市場を目にする素晴らしい機会にもなりました。」
強力な世界的存在感を誇るCESアジアでは、中国本土以外に本社を置く革新的企業が展示会場の約40パーセントを占めました。さらに、今週ここで紹介された製品は、成長を続けるアジア市場を刺激して最終的に世界経済を成長させ、新規雇用を創出して将来の技術革新への道を開くでしょう。
スターズのジョン・ペニー最高戦略責任者(CSO)は、次のように述べています。「急速なグローバル化は、国境を超えた技術革新の新たな波を後押ししています。初開催のCESアジアは、中国と世界中の最も優れた技術革新を結集させることで、この傾向の推進を支えています。CESアジアは、世界で最も困難な問題の解決を支援し得る協働的で変革的な技術革新の未来を代表しています。」
3日間のイベント期間中を通して、展示会場は出展企業、国内外の買い手企業、再販売企業、販売代理店、メディアの幹部、コンテンツ制作者、メーカー、技術者、製品デザイナー、最高技術責任者(CTO)、最高情報責任者(CIO)、投資マネジャー、購入の意思決定に関わるその他の人々、世界中の報道関係者で大いに賑わいました。
CEAのインターナショナルCES/コーポレート事業戦略担当シニアバイスプレジデントを務めるカレン・チュプカは、次のように述べています。「魅力的な新製品が展示される中で、会場には独特の熱気が充満していました。アジア市場は、世界的な消費者向け技術業界にとって極めて重要です。CESアジアの成功は、この素晴らしい急成長市場の強さを補強するものです。」
大々的な製品発表により、業界の関心が刺激されました。発表された製品は、アウディのR8 e-トロン、Q7 e-トロン、バイドゥ(百度)カーライフ、MMI、キャデラックのオンスター 4G Lte、中国移動通信のIoTプライベートネットワークとOneNetオープンプラットフォーム、フォードのシンク3、メルセデス・ベンツのF 015ラグジュアリー・イン・モーション、クリプシュのHS無線ホームシアターシステム、モーリー・ロボティクスのスマートキッチンロボット、トムトムのランナー・カーディオとゴルファーGPS時計、フォルクスワーゲンのゴルフRタッチ、コネクテッド・ゴルフ、インテリジェント・チャージなどです。
フォルクスワーゲンがCESアジアで行った記者会見の中で、フォルクスワーゲン取締役会の一員であるハインツ・ヤコブ・ニューバーグ博士は次のように述べています。「フォルクスワーゲンは、世界最大の技術イベントで、ジェスチャー操作、インテリジェント充電、カーネット、トレインド・パーキングを含むさまざまな技術革新を紹介します。」
参集した各業界のソートリーダーによるダイナミックな会議プログラムのラインアップに加えて、アウディのルパート・スタッドラー氏、IBMのD.C. Chien氏、インテルのカーク・スカウゲン氏、ツイッターのシャイレシュ・ラオ氏などのトップの業界幹部が基調講演や業界牽引者講演を行いました。初日までに会議プログラムは完売し、アウディとインテルによる基調講演にはそれぞれ1000人以上が参加しました。2日目のラインアップでは業界牽引者というテーマに焦点を当て、世界で最も影響力のあるブランドのいくつかを取り上げました。
ツイッターのアジア太平洋・中南米・新興市場担当副社長のシャイレシュ・ラオ氏は、業界牽引者講演シリーズの一環として、火曜朝に講演しました。ツイッターが持つ世界的な知見の広がりと深さについて語り、世界進出を目指す中国企業にとってツイッターが重要なプラットフォームである理由の一例を紹介しました。ラオ氏は、次のように語りました。「今日の世界は声を届けたいと望み、今日の世界は会話への参加を望みます。ツイッターは、その会話が起こり得るプラットフォームです。」そして、中国国際航空、アリババ、小米科技、ハイアールなどの中国企業は既にその機会を理解し、ツイッター上で世界的な会話に参加していると述べました。
蘇寧雲商集団の孫為民副董事長は、火曜午後にCESアジアで基調講演を行い、従来型の小売企業からインターネット小売への転換について語りました。孫氏は、蘇寧がサービスを重視することで、過去10年間にいかに消費者向けエレクトロニクスの大手小売企業として前進してきたかを説明しました。また、業界の将来見通しも語りました。孫氏は、製品に関して次のように述べています。「スマートホーム技術は、顧客に個別のサービスを提供する特別な機会を小売企業に提供します。必要な製品の特定で顧客を支援し、それを家庭環境に統合します。」
楽視網(Letv)スマート端末事業グループ主席運営官で、楽視網子会社の楽視致新で総経理を務める梁軍氏は、業界牽引者講演シリーズの最後に登場し、2015年CESの主要テーマであるモノのインターネット(IoT)が成長する楽視網のスマートデバイス・エコシステムにいかに影響を与えているかについて解説しました。梁氏は、消費者と同じ側に立つことで、インターネット企業がいかに技術革新の最前線に立ち続けているかを説明し、ユーザー体験を最適化するためには顧客の意見を収集して分析することが重要であると強調しました。梁氏は、次のように語りました。「インターネットによって私は変わりました。当社の製品を新たな視点から眺める必要があると思います。私たちは顧客を重視する必要があります。言葉だけでなく行動すべきです。」
火曜午後に行われた「新たな環境・省エネ動向と影響」に焦点を当てたパネルセッションでは、世界的なCE業界の環境フットプリントについての議論が行われました。官民双方のパネリストが、消費者向けエレクトロニクス機器の環境影響を議論しました。パネリストは、製品の軽量化とエネルギー効率の向上が進んでいるため、今後は供給網の内部における環境影響に関する精査が増えるだろうと指摘しました。
中関村在線(ZOL)提供のCESアジア最優秀賞も本日発表されました。CESアジア最優秀賞は、14の製品カテゴリーで技術革新と進化を促す画期的な製品・技術に焦点を当てるものです。最優秀賞に輝いた製品には、以下が含まれます。
最優秀3D印刷製品:ティンカリンのディットプロ3Dプリンター 最優秀オーディオ製品:AKGのN90Q 最優秀カーエレクトロニクス製品:キャデラックのオンスター 最優秀ソフトウエア/アプリ:北京技徳科技(JIDE)のREMIX OS 最優秀モバイル機器:ガーミンのVIRB XEアクションカメラ 最優秀テレビ製品:ハイセンス(海信)のXT910 ULED曲面テレビ 最優秀スマートホーム製品:JD(京東)の微聯スマートホーム・プラットフォーム ベスト・オブ・ザ・ベスト賞:モーリー・ロボティクスのスマートキッチンロボットCESアジア最優秀賞の受賞企業と最終候補企業の詳細は、オンラインでご入手いただけます。
今週、トップの消費者向け技術の買い手企業、小売企業、メーカーが上海を訪れ、CESアジアで発表された革新的製品を体験しました。CESアジアと同時に、2015年コンシューマー・エレクトロニクスCEOサミットも開催されました。CEAが運営するこのCEOサミットは、招待制のイベントです。大手消費者向け技術企業のトップレベルの意思決定者を招き、幹部のみの特別な環境でご交流いただきます。CEOサミットには、ニューエッグ、キヤノンUSA、デスクトップFAB、ibiquity Digital Corporation、索尼電子、VOXXインターナショナル・コーポレーションを含む一流技術企業のリーダーを迎えました。このイベントでは、中国・上海米国総領事のハンスコム・スミス氏による中国に関する発表と、CEAのチーフエコノミスト兼リードテクノロジストのショーン・ドゥブラバック博士による経済見通しの発表も行われました。
CESアジアは、CEAと中国での国際展示会運営の大手インテックス上海が共同で開催しました。CESアジアでは、中国電子商会(CECC)や中国機電産品進出口商会(CCCME)などが特別共催者として参加しました。
初開催イベントの成功を基盤とし、CESアジアは2016年5月11~13日に再び上海で開催されます。最新のCESアジアのニュースと情報については、CESAsia.comをご覧ください。
CEAについて:
コンシューマー・エレクトロニクス協会(CEA、Consumer Electronics Association)は、米国の2860億ドル規模の消費者向けエレクトロニクス業界を代表する技術業界団体です。2000社を超す企業が、法律および規制上の主唱活動、市場調査、技術研修・教育、産業振興、基準開発、ビジネス関係・戦略的関係の育成など、CEA会員の利点を享受しています。CEAは、技術革新の世界的舞台であるインターナショナルCESの所有と運営も行っています。CESから得たすべての利益は、CEAの業界サービスに再投資されています。CEAについては、オンラインのCE.orgとInnovationMovement.comをご覧ください。
CESアジアについて:
コンシューマー・エレクトロニクス協会(CEA)が所有・運営し、インテックスと共同プロデュースするインターナショナルCESアジアは、消費者向け技術業界の一流イベントとして開催し、アジア市場における革新のバリューチェーンを徹底的に幅広く掘り下げて紹介します。主要なグローバル企業がこの新イベントに参加し、CE業界幹部、海外の仕入れ担当者、国際報道関係者、一部限定の中国消費者に最新の技術・製品を披露し、その成長・強化を図ります。参加者は、中国を含む世界の最大手ブランドの一部に独占的な形で触れることができ、CE業界を形作る革新成果を称えることでしょう。
インテックスについて:
インテックスは上海のCCPIT(中国国際貿易促進委員会)のサブジョイントベンチャーとして、1992年に設立されました。中国における国際展示会の一流運営会社であるインテックスは、上海にある複数の展示会場を所有し、上海以外の場所でもさまざまな展示会場を管理しています。インテックス上海は上海市会展行業協会(SCEIA)の副委員長を、そしてCAECの副理事を務めており、UFIのメンバーです。海外から一流の管理モデルとノウハウを取り入れた上海初の会場施設管理企業で、上海虹橋経済技術開発区聯合発展有限会社、上海市国際貿易促進委員会、Istithmar P&O Estates FZEが共同出資しています。インテックスは中国で初めて品質管理のISO9001認証を取得した国際展示センターであり、国内の展示会業界で傑出した評価を誇っています。
今後のイベント
CEAイノベート!2015年11月8~10日、ニューヨーク州ニューヨーク CEホール・オブ・フェイム・ディナー2015年11月9日、ニューヨーク州ニューヨーク CESアンベールド・ニューヨーク2015年11月10日、ニューヨーク州ニューヨーク CESアンベールド・ラスベガス2016年1月4日、ネバダ州ラスベガス 2016年インターナショナルCES2016年1月6~9日、ネバダ州ラスベガス本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20150602005981/ja/
連絡先
Consumer Electronics Association (CEA)
Allison Fried,
703-907-7603
afried@CE.org
www.CESAsia.com
or
Krista
Silano, 703-907-4331
ksilano@CE.org
www.CE.org
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.