2013年12月11日
パリ
(ビジネスワイヤ) -- フランシュ・コンテ地方およびラ・ポスト(フランス郵政公社)は、シンビオFCellの水素レンジエクステンダー・キットをカングーZ.E.電気郵便配達車でテストします。
実際の作業条件下での性能検証テストの一環として、ラ・ポストが使用するルノー・カングーZ.E.電気自動車にシンビオFCellの水素燃料電池レンジエクステンダー・キットが搭載されます。搭載した車両は2014年第1四半期に郵便配達システムに投入されます。水素燃料電池とバッテリーとの組み合わせで走行距離を伸ばし、坂が多く山がちな寒冷地をめぐる100 km以上の配達ルートという、最も過酷な条件下でも走行を続けることができます。このシステムにより、郵便配達に使用される電気自動車の走行距離が2倍になると見込まれています。
ラ・ポストのフランシュ・コンテ地方産業ディレクターのJean-François Courtoyは、次のように語っています。「この燃料電池ソリューションにより、バッテリー性能に影響を与えずに暖房や曇り防止を行えるため、郵便配達員の冬の作業条件が改善されます。また、長距離配達路に現在使用されているディーゼル車を置き換えることも可能になります。その結果、世界で当社が排出する二酸化炭素の量を大幅に削減することができます。」
プロジェクト管理担当兼UTBM(ベルフォール・モンベリヤール工科大学)ディレクターのFlorent Petit氏は、「我々の役割は開発を評価、推進することですが、この画期的技術の有効利用を市民、起業家、政策立案者に促すことも我々の役割です」と語っています。(UTBMはFCellSYSプラットフォームの一部であり、CEA(フランス原子力・代替エネルギー庁)LITEN研究所と連携しています。)
水素燃料電池と電気ハイブリッド技術を提供するシンビオFCellのファビオ・フェラーリ最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「シンビオFCellは、電気自動車開発への貢献を通じて都市地域環境の改善に参加することを誇りに思っています。現在、長距離走行可能な電気自動車により二酸化炭素排出量ゼロの市街地郵便配送を実現するビジネスモデルが存在することを実証することができます。」
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競争力クラスターPôle Vehicle of the Future認定。欧州地域開発基金(ERDF)、フランシュ・コンテ地方協議会、ベルフォール地域総協議会、ベルフォール都市コミュニティー、グレーター・ドール都市コミュニティーの共同出資による。
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