孤高の作曲家・篠原眞『私の歴史的録音』CD化 GRM/シーメンス/マデルナ/ブリュッヘンら、伝説の音源を奇跡の発掘 「篠原眞の作品とその音楽に宿る抗しがたい魅力に畏敬の念を抱いています」(ラッヘンマン)
株式会社スリーシェルズ
株式会社スリーシェルズは、2026年8月2日に、作曲家・篠原眞のCD『私の歴史的録音』を発売することを2026年7月3日に発表しました。詳細
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孤高の作曲家・篠原眞『私の歴史的録音』CD化
GRM/シーメンス/マデルナ/ブリュッヘンら、伝説の音源を奇跡の発掘
「篠原眞の作品とその音楽に宿る抗しがたい魅力に畏敬の念を抱いています」(ラッヘンマン)
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■篠原眞『私の歴史的録音』について
篠原眞(1931-2024)は、1954年にフランス政府給費留学生としてパリに渡り、逝去までの70年間、ヨーロッパに拠点を置いた孤高の作曲家である。パリのGRM(ピエール・シェフェール主宰)、ミュンヘンのシーメンス社電子音楽スタジオ、ケルンのシュトックハウゼン、ダルムシュタットを渡り歩き、常に20世紀サウンド・アートの最前線で創作を行った稀有な日本人作曲家である。その全貌がついに明らかになる。
作曲者逝去後、遺されたユトレヒトの住まいから、ドイツ語で「Meine historischen Aufnahmen(私の歴史的録音)」と記したオープンリール・テープが発見された。そこには、作曲者が若き日の自作自演、伝説的名演の数々、新発見となる電子音楽などが記録されていた。
作曲者が遺したテープと放送局アーカイブから救出された歴史的音源を初めて世に問う。そして、2024年8月9日、東京文化会館小ホールにて會田瑞樹によって52年ぶりに解禁された《ランコントゥル》の復活演奏がボーナストラックとして収録される。
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■ ここが聴きどころ
(1) 52年間封印されていた《ランコントゥル》、日本初演を収録
1972年ミュンヘン・オリンピックの委嘱で書かれ、ツトム・ヤマシタが西ドイツ各地で初演したのち、作曲者自身によって「演奏保留」とされ、半世紀にわたって封印されていた《打楽器奏者とテープのためのランコントゥル(出会い)》。作曲者は病床にあった2023年末、ようやくこの封印を解除した。2024年8月9日、會田瑞樹によって東京文化会館小ホールで演奏された52年ぶりの蘇演には、演奏中の19時57分、神奈川県西部を震源とする震度5弱の地震発生を告げる緊急地震速報の電子音までもが記録されている。
(2) 世界初公開の電子音楽2曲
パリGRMで制作された《Essai de la musique concrète》(1960)、そしてシーメンス社電子音楽スタジオで制作された《Studie der elektronischen Musik》(1962)。世界の電子音楽草創期を担った伝説的スタジオでの仕事を、奇跡の発掘。
(3) 20世紀の名演・作曲者自選の集大成
・《ソナタ》──浦川宜也(東京藝術大学名誉教授)と作曲者による1962年ミュンヘン録音
・《アルテルナンス》──マックス・ニューハウス、アルド・クレメンティら錚々たる顔ぶれによるダルムシュタット夏期現代音楽講習会(1962年)でのライヴ
・《フラグメンテ》──献呈者フランス・ブリュッヘンによる西ベルリンでの世界初演(1970年)
・《ヴィジョンII》──ブルーノ・マデルナ指揮ベルリン放送交響楽団によるドイツ初演(1971年)※本作はもともと1970年、万博の年に小澤征爾&日本フィルが日フィルシリーズ第22作として世界初演
・《たゆたい》──篠原自身が箏と打楽器を演奏した、作曲者最後の自作自演(1987年、東京文化会館小ホール)
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■ 篠原 眞(Makoto SHINOHARA)について
1931年12月10日大阪生まれ、2024年3月3日東京にて逝去(享年92)。1954年、フランス政府国費留学生としてパリに渡り、パリ国立高等音楽院にてトニー・オーバンに作曲、オリヴィエ・メシアンに楽曲分析を師事、作曲科第一等賞首席を受賞。以後、ミュンヘン、ケルン、ユトレヒト、西ベルリンと拠点を移しながら、GRM(シェフェール)、シーメンス電子音楽スタジオ、ダルムシュタット夏期講習会、シュトックハウゼン特別講座など20世紀前衛音楽の最重要現場に参加。シュトックハウゼンの助手として来日公演を支え、ユトレヒトのソノロジー研究所職員も務めた。晩年は箏をはじめとする邦楽器のための作品も多数手がけた。ヘルムート・ラッヘンマンが敬意を寄せる、日本を代表する国際派前衛作曲家。
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■ 商品情報
タイトル:Meine historischen Aufnahmen / 私の歴史的録音
篠原眞・前衛の探求 ― in quest of avant-garde in music
収録曲(全11トラック)
1-3. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1958) 約15分
浦川宜也(vn)、篠原眞(pf) 1962年、ミュンヘン
4. Essai de la musique concrète(1960)― 1960年、RTF/パリGRM 約90秒
5. Studie der elektronischen Musik(1962) ― 1962年、シーメンス電子音楽スタジオ/ミュンヘン 約4分
6. 打楽器のためのアルテルナンス[スコアAEIOU](1962)約6分
篠原眞(指揮)、G. マイヤー=デンクマン、A. クレメンティ、G. ローズ、M. ニューハウス、J. ベルガモ、K. シュヴェルツィク(打楽器)1962年7月17日、ダルムシュタット夏期現代音楽講習会
7. ピアノのためのタンダンス[初版](1963) 篠原眞(pf) 1963年12月17日、ケルン 約8分
8. テノール・リコーダーのためのフラグメンテ(1968)約7分30秒
フランス・ブリュッヘン(rec) 1970年10月5日、西ベルリン
9. オーケストラのためのヴィジョンII(1970)約9分30秒
ベルリン放送交響楽団、ブルーノ・マデルナ(指揮) 1971年3月25日、西ベルリン
10 箏と声と打楽器のための「たゆたい」(1972)約7分
篠原眞(箏・打楽器)、水野賢司(声) 1987年1月20日、東京文化会館小ホール
11 RENCONTRES for a percussion player and tape(1972)約14分
會田瑞樹(打楽器) 2024年8月9日、東京文化会館小ホール
*トラック4、5を除きすべてライヴ録音
解説執筆: 髙久 暁(音楽学者・音楽評論家)
制作: 篠原眞作品普及会
発売: 株式会社スリーシェルズ
マスタリング: 日永田 広
装丁: 瀧沼 亮
発売日: 2026年8月2日
品番: 3SCD-0083
価格: 3056円(税込)
バーコード:4560224350832
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■ 関連イベント
◎ オーケストラ個展「篠原眞メモリアルコンサート」
2026年7月4日(土)/東京・北とぴあ さくらホール
遺作《2つのオーケストラのためのフェノメナ(現象)》(2021完成)の世界初演を含む全7曲。90歳を迎える直前まで書き続けた作曲家が最晩年に到達した、23の断片からなるトーン・クラスターによる音響現象。ステージ左右に配された2つのオーケストラによる、空間と音響の再定義。
チケット:teketにて発売中
https://teket.jp/17583/66596◎ 特別番組「DOMMUNE」出演
2026年7月2日/SUPER DOMMUNE
出演:髙久 暁(監修・音楽学者)、愛澤伯友(作曲家・篠原眞門下)、會田瑞樹(打楽器奏者)
プロデュース・司会:西 耕一(スリーシェルズ)
https://www.dommune.com/streamings/2026/070201/________________________________________
■ お問い合わせ
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■スリーシェルズ
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https://twitter.com/johakyu_■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。
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担当 西
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記事提供:DreamNews