2025年01月19日
訪英している中谷元防衛大臣は現地時間の15日、ヒーリー国防大臣と1時間を超える会談を行い「アジア及び欧州における最も緊密な安全保障上のパートナーとして日英間での連携を一層深めていくことで一致した」(防衛省)。
会談では「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であるとの認識も共有」。中谷大臣から今年に計画されている英空母打撃群の日本を含むインド太平洋地域への派遣を含め英国によるインド太平洋地域に対する継続的なコミットメントを歓迎する旨を述べた。
またグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)政府間機関(GIGO)を設立する条約が昨年12月に発効したことを両大臣共に歓迎した。そのうえで「GCAPをはじめとする日英防衛装備・技術協力の進展についても意見交換を行い、一層協力を深化していくことで一致した」としている。
会談後の記者会見で中谷大臣は「今年にイギリスの空母打撃群のインド太平洋地域への派遣、また日本寄港が計画されていることを歓迎した。今回の派遣も充実した共同訓練を実施することを追求しており、その先には航空自衛隊に導入されたF-35Bも参加するような共同訓練も考えられる」とした。また「将来的に航空自衛隊の戦闘機の英国への派遣を検討していることもヒーリー大臣に伝えた」と述べた。
加えて「英国の空母打撃群のインド洋、インド太平洋地域への派遣の機会における武器等防護に係る警護の可能性についても議論した」とし「英国軍に対する武器等の防護にかかる警護についてこれまで実施していないが、早期に実施・実現すべく、英国と調整中」と調整中だと明かした。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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