2025年02月11日
石破茂総理は7日(日本時間の8日午前1時55分)、トランプ米大統領と公式の首脳会談に臨んだ。会談後発表した「日米首脳共同声明」では「自由で開かれたインド太平洋を堅持するとともに、暴力の続く混乱した世界に平和と繁栄をもたらす、日米関係の新たな黄金時代を追求する決意を確認した」と明記した。
石破総理はトランプ大統領に近い将来での日本への公式での訪問を招待、トランプ大統領は受け入れた。また防衛では両首脳は外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2+2)を早期に開催するよう指示した。
防衛に関して共同声明は「日本の防衛力抜本的強化への揺るぎないコミットメントを改めて表明、米国は歓迎した」としている。また「米国は核を含むあらゆる能力を用いた、日本の防衛に対する米国の揺るぎないコミットメントを強調。両首脳は日米安全保障条約第5条が尖閣諸島に適用されることを改めて確認し、尖閣諸島に対する日本の長きにわたり、かつ、平穏な施政を損なおうとするあらゆる行為への強い反対を改めて表明した」とし、中国の動きをけん制した。
また自衛隊と米軍との連携協力に関して「両首脳は一層厳しく複雑な安全保障環境に対処すべく、自衛隊及び米軍のそれぞれの指揮・統制枠組みの向上、日本の南西諸島における二国間のプレゼンスの向上、より実践的な訓練及び演習を通じた即応性の向上、拡大抑止の更なる強化並びに同盟のサプライチェーン及び海洋を含む日米の防衛産業力を強化する共同生産、共同開発及び共同維持整備を含む防衛装備・技術協力の推進によるものを含む防衛・安全保障協力の向上を通じ、日米同盟の抑止力・対処力を更に強化していく意図を有することを確認した」と防衛での日米深化が明記された。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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