2025年02月20日
中谷元防衛大臣は18日の記者会見で、ウクライナ戦争終結後にウクライナ支援の一環として自衛隊を派遣する考えがあるのか、との記者団の問いに「現時点で戦争終結後の自衛隊の部隊派遣について予断をもって答える段階にないが、国際社会や関係省庁と連携しながら、状況を注視し、適切に対応していく」と余地を残した。
質問は「イギリスのスターマー首相が16日にウクライナ戦争終結後の平和維持軍の一員としてウクライナにイギリス軍を派遣する用意がある、と発言したことを受けて、日本は自衛隊を派遣するのか、検討を省内で行ったことはあるのか」を尋ねた。
中谷大臣は「ロシアによるウクライナ侵略は欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と改めて批難した。そのうえで「UNHCRからの要請を受け、自衛隊機による人道支援物資の輸送を行っている」とし「自衛隊が保有する防弾チョッキ、ヘルメットをはじめとした装備品の提供、車両30台程度の追加へ今月2日に第1便として発送したこと」や「自衛隊中央病院へのウクライナ負傷兵の受け入れ、欧州等の有志国が参加するITコアリション及び地雷除去コアリションの活動への参加」などウクライナ支援活動について語った。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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