2025年06月20日
G7サミット出席後の内外記者会見で石破茂総理は消費税減税に改めて「社会保障に充てられる重要財源」などとして慎重な姿勢を崩さなかった。
石破総理は「消費税は社会保障に充てられる貴重な財源でございます。そのことから、この消費税を軽々に減税するということには慎重な上にも慎重であるべき。医療、介護、そのようなものを中核といたします社会保障の貴重な財源である、ということは決して忘れてはならないもの」と強調した。
しかし、消費税は「一般財源」になっており、消費税増税が行われるたびに法人税減税が行われてきた。
共産党機関紙「赤旗日曜版」は6月1日号で財務省の法人企業統計調査をもとに資本金10億円以上の大企業の法人3税の額が2012年の9兆4000億円から23年では15兆2000億円と5兆8000億円しか伸びていないが、法人税減税と優遇策により利益(税引き前)の方は2012年29兆2000億円から23年は77兆1000億円と2.6倍になっている。大企業の内部留保は2012年の333兆5000億円から23年には539兆3000億円規模に膨れていると報じた。消費税を「特別会計」にすることも議論すべきだろう。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.