2025年09月18日
地元自治体住民から反対の声が上がる米軍岩国基地での空母艦載機・陸上離発着訓練について、中谷元防衛大臣は16日の記者会見で「空母艦載機パイロットが着艦資格を取得するため、空母の甲板に見立てて離発着する必要不可欠な訓練であり、実施はやむを得ないと認識している」とした。訓練は17日から。
中谷大臣は「地元の皆様から厳しい意見をいただいていることは承知している」としたうえで「今般実施の訓練は在日米軍司令部より防衛省に対し、硫黄島での実施を予定したが1日に硫黄島で噴火が発生し、現在も継続している。この噴火によって人員、物資、航空機への影響があり、リスクも大きいことから、土日祭日を除く17日から26日までの間に、岩国飛行場で実施する旨の通知があった。これを受けて12日に中国四国防衛局から関係自治体に説明させていただいた」と経緯を説明。
中谷大臣は「地元の皆様への影響は最小限にとどめるべきで、防衛省としては米側に対し、民間航空機への影響並びに周辺住民の皆様への騒音の影響が最小限になるよう申し入れを行った」と述べた。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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