2026年04月30日
今回のニュースのポイント
経済産業省が発表した2026年3月の鉱工業指数(速報)によると、生産指数は前月比0.5%低下し、2か月連続のマイナスとなりました。出荷と在庫も前月を下回り、化学工業や汎用機械が押し下げ要因となりましたが、生産用機械や電子部品などは上昇しており業種による強弱が分かれています。基調判断は「一進一退」が維持されましたが、予測調査では4月以降の上昇が見込まれており、先行きは持ち直しが期待される内容です。
本文
経済産業省が発表した2026年3月の鉱工業生産指数(速報、季節調整済)は101.9となり、前月比0.5%低下しました。低下は2か月連続です。指数の基調について同省は「生産は一進一退で推移している」との判断を維持しました。
同時に発表された出荷指数は99.5と前月比1.1%低下し、生産同様に2か月連続のマイナスとなりました。在庫指数も96.6(前月比1.5%低下)と2か月ぶりに減少しています。
業種別に見ると、無機・有機化学工業や汎用・業務用機械工業、石油・石炭製品工業などが生産を押し下げました。一方、航空機部品を含む輸送機械工業(自動車除く)や生産用機械工業、半導体関連の電子部品・デバイス工業などは上昇しており、業種ごとの強弱が鮮明になっています。
先行きについては、製造工業生産予測調査によると、4月は前月比2.1%増、5月は同2.2%増と、ともに上昇を見込んでいます。4月は半導体製造装置などの生産用機械、5月は自動車を含む輸送機械が全体を牽引する見通しです。
3月の実績は生産・出荷・在庫がそろって低下する弱めの動きとなりましたが、予測指数ではプラス転換が見込まれており、「一進一退」の局面の中で先行きに持ち直しの兆しも窺える内容となっています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)
2月の生産2.1%低下が示す実態。生産・出荷減と在庫増の「調整局面」を読み解く
記事提供:EconomicNews
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