【就活セクハラ】被害経験「ある」14.0%/就活セクハラ防止義務づけに「賛成」94.6%
ビースタイルグループ
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被害経験「ない」75.3%、「わからない」10.7% ~しゅふJOB総研~
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイルホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『就活時のセクハラ』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:889件)
■調査結果概要
1.就職活動の際、セクハラの被害者になったことが「ある」14.0%
2.就活時のセクハラ被害経験:年代別比較
3.求職者へのセクハラ防止措置の義務づけに「賛成」94.6%
4.フリーコメントより
1.就職活動の際、セクハラの被害者になったことが「ある」14.0%
[画像1:
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2.就活時のセクハラ被害経験:年代別比較
[画像2:
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3.求職者へのセクハラ防止措置の義務づけに「賛成」94.6%
[画像3:
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4.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
・セクハラをすると学生の人生、本人の社会人生活、会社の損害などがどうなるか想像力が欠如していると思うので企業内教育が重要だと思う(50代:契約社員)
・女性だから 新卒者だから 逆らえない立場だからとセクハラを我慢したり口外できなかったりするのはもうやめにしたい(40代:パート/アルバイト)
・今どきSNSで拡散されるので、会社のためを考えたら絶対やめるべき(60代:フリー/自営業)
・転職したいと考え面接を受けた際に男性面接官(専務)にセクハラ発言をされた(40代:派遣社員)
・結婚及び出産したらどうするかを聞かれる、彼氏の有無を聞かれる、女性ならこうあるべきを言われる(50代:今は働いていない)
・新卒の際に親しい友人ではひどいケースがあった 業種によると思う 怖いと思った(40代:その他の働き方)
・容姿のことを言われるのは堪える(50代:パート/アルバイト)
・男女比で言うと圧倒的に女性がセクハラの被害にあいやすいと感じています。「ある程度のことを我慢しなければこの企業で働けない」と、これまで我慢を重ねてきた女性も多くいることと思います(60代:今は働いていない)
・弱みにつけこんだり、立場を利用したセクハラに会わないよう、一対一を避けるなどの原則やルールを決めて、破った場合にはペナルティを受けたり、ひどい場合には罪に問えるような仕組みがあると良いなと思います(40代:派遣社員)
・服装の事を男性に言われるだけでも嫌(30代:正社員)
・彼氏はいるの?などの質問は必要ないと思う(50代:派遣社員)
・新卒女子や若い女性などは、結局のところお嫁さん候補や厚生施設のように思っている会社が多いし、女性も容姿や色気を武器にしているところもあって難しい。それはコミュ力の一部なのかもしれない(60代:フリー/自営業)
・人によってとらえ方が違うので、一つ一つに対してセクハラだ、セクハラだと言われると何も話せなくなる(50代:パート/アルバイト)
・セクハラは女性だけの問題ではなく、男性に対してもあることです。性差なく一人の人間として尊重し関わっていく必要があると思う(50代:正社員)
・就活ではないが、飲み会を強要される・スリーサイズをしつこく聞かれる等は経験があります。私は言われた日・時間・内容をメモしておき、辞める前に全て報告を致しました(40代:派遣社員)
・セクハラの線引きもまた難しい。私はシングルマザーなので、家族構成を聞かれたり休みの過ごし方を聞かれただけでも不快です(40代:正社員)
・就活生の弱みにつけ込んだ卑劣な犯罪だと思います。個人的(1対1)で会ったりしないなど、対策は必要(50代:パート/アルバイト)
・容姿について色々質問するのもセクハラではないかと思います(50代:正社員)
・セクハラ防止処置の企業への義務づけ良いと思います。そういったのがあると、今までセクハラされていても言うに言えなかった人も言いやすくなるのではないかと思うからです。でも正直なところ、企業側がセクハラだと思っていない場合、言いくるめられてしまって変わらないのではないかとも思ってしまいます(30代:今は働いていない)
・時代が違うので、当事者の受け取り方次第だと思う(50代:正社員)
・昔働いてる職場で、自分も経験したことがあり、娘をもつ母親として、心配です(40代:今は働いていない)
・女性に対してだけでなく男性が受けるセクハラにもきちんと対応したほうがいいと思う(50代:パート/アルバイト)
・セクハラをする側を正すのは当たり前だが、受ける側もおかしい事はきちんと会社の担当部署や公のところや家族なりに相談するべきだと思う(40代:パート/アルバイト)
・企業訪問等でのセクハラは良くないと思う。ただ、余りにも規制を強めると学生と企業との交流がなくなるので、こちらも慎重な対策が必要だと思う(40代:派遣社員)
・女性男性問わず、誰でも被害に合う可能性があると思うので、通報できる仕組み作りが必要だと思う(60代:正社員)
・ありえない。セクハラをするような企業は今後、発展するとは思えない。そんな人を雇用していることに気付けない会社に問題あり(50代:パート/アルバイト)
・女性を守る意味で必要と思う一方で、それを利用して男性社員を解雇する方向に仕向けたり、精神的苦痛を訴え損害賠償を請求する事例を見たことがあるため、法が正しく使われているのか疑問に思うところもあります(40代:派遣社員)
・就活ではないですが、20年前の高校生の時、初めてバイトに採用される際、店長に髪は結んできてねと髪の毛を触られたことがあります。採用してもらえたしと拒否できませんでしたが、あれもセクハラだったのかなと思います(30代:パート/アルバイト)
・個人的には、セクハラ発言をされた時点で内定辞退したが、世の中には、いろいろな利害関係や事情から辞退できる人間は少ないと思うし、その事態を醸成させる関係性も存在する。組織側のコンプライアンス体制の徹底が鍵だと思うが、それが難しいことも実感しているため、どこまで政府が組織運営に踏み込めるかというのは気になる(50代:その他の働き方)
・本当にこれがセクハラに当たるのか?と思えるような事もあると思います。そればどう受け取るかだとは思うのですが、最近は過剰反応し過ぎでは?と思える事もあると感じます。もちろんセクハラは良くないと思います。線引きが難しいと思います(50代:パート/アルバイト)
・もし私が就職活動中にセクハラされても、訴えられないのが現状だと思います。訴えても逆恨みされても困るし、その企業には就職しないだけ。そういう意味ではセクハラ防止措置は意味がある(50代:今は働いていない)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
政府が対策に乗り出した、いわゆる“就活セクハラ”。主婦層を中心とする就労志向の女性に「あなたは就職活動の際、セクハラの被害者になったことはありますか」と尋ねたところ、「新卒の就職活動時にある」と答えた人が3.6%。「中途採用の就職活動時にある」が6.7%、「新卒でも中途採用の就職活動時でもある」が3.7%でした。新卒時に被害者になったことがある人を合計すると7.3%、新卒または中途採用時のいずれかで被害者になったことがある人は14.0%に及びます。
また年代別で比較したところ、新卒または中途採用時のいずれかで被害者になったことがある人の比率は30代以下:14.0%、40代:15.0%、50代:15.2%と年代が下がるにつれて若干減少してはいるものの、ほぼ横ばいになっており一定の割合で就活セクハラが発生し続けている状況が見てとれます。一方60代以上は8.1%で他世代より少なくなっているものの、「わからない」と回答した人は13.6%と全世代の中で最も高い数値となりました。時代の移り変わりとともにセクハラに対する意識の高まりや、何がセクハラに該当するのかといった範囲や受けとり方も変わってきていることが影響しているのかもしれません。就職活動中の学生をはじめとする求職者へのセクハラ防止措置を企業に義務づけることについては、実に94.6%が賛成と答えました。フリーコメントには切実な被害体験が寄せられた一方で、セクハラ被害は女性だけとは限らないことや過剰反応を懸念する声も見られました。如何なる場面においてもセクハラは許されませんが、職場の一員になる手前である就活時にも一定の割合で発生しています。職場ごとに対策を打つことはもちろん、法整備も含めた社会全体の問題として捉える必要があると考えます。
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
[画像4:
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実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職
促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ
ム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会
議雇用WG勉強会(平成26年)など
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、
フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、
ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数
◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン
ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同
参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:889名 ※女性のみ
調査実施日:2025年1月27日(月)~2025年2月9日(日)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
<しゅふJOB総研について>「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒
https://www.bstylegroup.co.jp/news/category/report/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒
http://bit.ly/2n8jHIJ
[画像5:
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<ビースタイルグループについて>『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。
[画像6:
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プレスリリース提供:PR TIMES
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記事提供:PRTimes