NEC X、Carbide Venturesとの戦略的パートナーシップを締結
日本電気株式会社
グロースフェーズにある投資先の支援体制を強化
NECの子会社であり、シリコンバレーで新規事業の創出を推進するNEC X, Inc. (注1, 以下NEC X) は、日米に拠点を置くベンチャーキャピタルCarbide Ventures（注2）と起業家支援を目的とした戦略的パートナーシップを締結し、NECはCarbide Venturesが運営するベンチャーキャピタルファンドに出資いたしました。本パートナーシップを通じ、NEC Xが運営するベンチャースタジオプログラム「Elev X!」（注3）における支援体制をさらに強化し、スタートアップの成長を加速してまいります。
Carbide Venturesは、日米を中心にアーリーステージのスタートアップに投資を行うベンチャーキャピタルです。シリコンバレーにてTreasure Data社を創業し、同社をユニコーン企業として英Arm社に売却した芳川裕誠氏や、2社のIPOを成功させたDan Weirich氏など、経験豊富な経営陣が多数在籍することが特徴です。起業家としての経験に基づく知見やネットワークを活かし、投資先の成長を支援することを強みとしています。
NEC Xはこれまでも、Alchemist Accelerator、SVG Ventures | THRIVE、ERAといった著名なアクセラレーターとのパートナーシップを通じて、起業家の相互紹介やメンタリングサポートなど、立ち上げ期の成長支援を拡充してまいりました。今回の取り組みにより、資金調達支援や投資家紹介、さらには出口戦略支援など、事業拡大期にあるスタートアップのさらなるサポート体制を一層強化してまいります。
本件に関する両社のコメントは以下のとおりです。
今回の戦略的パートナーシップを通じ、Carbide Venturesは、NEC Xが支援をするスタートアップが次のステップに進むための支援を行って参ります。また弊社が投資するスタートアップにおいても、NECグループの協力を得ることで、投資先の事業評価や商流の拡大などの成長支援をより強力に推進できるようになります。本パートナーシップを通じて、世界で戦えるスタートアップを1社でも多く生み出せるよう尽力して参ります。
Carbide Ventures, ゼネラル・パートナー, 芳川 裕誠
豊富な事業経験を持つ同社のチームと協力することで、NEC Xの支援スタートアップに対して、これまで以上に具体的で実践的なアドバイスを提供できるようになります。このパートナーシップを通じて、スタートアップが次の成長段階へと進む後押しをしていけることを非常に楽しみにしています。
NEC X, President and CEO, 松本 眞太郎
(注1) 本社：米国 カリフォルニア州、President and CEO：松本眞太郎
(注2) 本社：米国 カリフォルニア州、設立：2021年、事業内容：日米を中心に、シードからシリーズAまでのスタートアップに投資
(注3) Elev X! Ignite / Boost：Elev X! はNEC Xが運営するベンチャースタジオプログラムです。起業家が提案した顧客課題起点の事業アイディアとNECの技術をマッチングし、顧客発見・顧客実証などのプロセスを経て新会社立ち上げを推進する「Ignite」と、シードフェーズのスタートアップにNECの技術を提供することで製品を強化し、事業成長を支援する「Boost」の2つのパスを設けています。
＜本件のお問い合わせ先＞
NEC グローバルイノベーションビジネスユニット
コーポレート事業開発部門
E-Mail：contact@necx.jp.nec.com
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
