タミヤホーム、“訳あり不動産”を再生へ ~解体と不動産の専門力で、未来への新たな一歩を創造~
株式会社タミヤホーム

~解体業者ならではの強みで、土地に新たな物語を紡ぐ~
「かいたいは みらいを かがやかせる」を合言葉に、解体工事業、建築工事業、不動産ソリューション事業、空き家再生事業を展開する株式会社タミヤホーム(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:田宮 明彦)は、この度、東京都足立区西新井において、複雑な権利関係(底地権・借地権)が絡む不動産を自社で取得し、所有権を一本化する売買契約を締結いたしました。
借地人と地主双方の「困りごと」に真摯に向き合い、他社が敬遠する難案件を、解体事業を主軸とする当社ならではの専門力とリスク対応力で解決へとつなげる第一歩となりました。
この「西新井再生プロジェクト」は、単なる不動産取引に留まらず、土地が持つ「思い出」と「未来への願い」に寄り添い、新たな価値を創造するタミヤホームの不動産ソリューション事業の象徴となるプロジェクトと位置付けています。
タミヤホームでは、不動産ソリューション部が2025年に立ち上がり、解体を伴うソリューション(再生)事業は今回が初めての事例となります。
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タミヤホーム西新井再生プロジェクト対象物件(解体前)
本件は、借地人はこの土地で商売を営みながら衣食住をしてきましたが、事業を畳み、破産手続きをすることになり、管財人である弁護士が仲介業者に建物の売却などの相談をしたところから始まります。
調査を進める中で、この物件が通常の不動産取引とは異なる、困難な“訳あり不動産”ということが判明しました。その「訳」は以下の通りです。
- 建て増しにより違法建築状態であり、買い手が融資を受けるのが難しい- 借地人は破産手続きを行っているため、できるだけ高値での取引を希望- 必要なものは建物からすでに出し、廃棄しきれなかった多くの残置物がある状態- 隣地の境界を越えて建物が建ち、隣地のガス管が対象の土地に入り組んでいる状態- 建物の所有者は借地権と建物の所有者であり、土地は底地権を地主が持っている- 地主側も相続によって底地権を保有し、相続税の支払いが発生している状態
こうした様々な状況が重なり、「解体」を進め、「更地」にすることが
借地人、地主を含むこの件に関わる全ての人にとってベストだという判断になり、仲介業者から当社に解体の見積もり依頼がありました。
こうした複雑な権利関係、多額の解体費用、残置物の整理、隣地との境界問題、そして契約不適合責任の免責といったリスクがある“訳あり不動産”は、多くの不動産会社が関心を示しつつも、具体的な購入には至らない状況と、タミヤホーム・不動産ソリューション部長の松岡玲央は解体見積もり時に聞き受けました。
そこで、当社が物件の解体のみならず、底地権、借地権の両方を当社が買い取り、所有権を一本化する「不動産ソリューション」を実行することを決定しました。
解体事業を主軸とするタミヤホームだからこそ可能な、以下の強みを活かし、地主、管財人(弁護士)、そして仲介会社からの信頼を得られたからこその解決事案だと考えています。
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家屋部分には多くの家財道具が残っている状態で思い出もまるごと引き受けて買い取りました。
タミヤホームが、他社が敬遠する複雑な“訳あり不動産”を円滑に取得・再生できる主な理由は、解体と不動産ソリューションの専門性を融合した独自の強みにあります。
- 「解体」と「不動産」の専門性を融合した総合力解体工事を自社で行うことで、費用を柔軟にコントロールし、お客様に有利な条件を提示することが可能です。また、予期せぬ地中埋設物などのリスク発生時にも、自社で迅速に対応できる体制を構築しており、お客様に確かな安心を提供します。- 隣地問題への対応力建物の一部が隣地に近接している場合や、境界を越えて建っている部分の解体など、通常の解体では高いリスクを伴う作業に対しても、当社はプロフェッショナルとしての専門知識と熟練の技術を駆使し、安全かつ確実に対応します。- 「手間をかけさせない」顧客志向の対応土地や建物の所有者、管財人である弁護士など、多くの関係者が関わる複雑な取引において、当社は直接関係者と面談し、解体から売買まで一貫して対応することで、お客様の手間を最小限に抑え、スムーズで安心な取引を実現します。この一貫した対応こそが、深い信頼関係の構築に繋がっています。- 複雑な権利関係の整理と所有権の一本化底地権と借地権など、複雑に分かれた権利関係を持つ物件に対し、当社は解体と不動産の知識を融合することで総合的に整理し、所有権を明確化するソリューションを提供することができます。これにより、お客様の複雑な課題を解消し、その後の土地の活用や売却を円滑に進める基盤を確立します。
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事務所には処分しきれていない事務用品の数々。空き家解体年間2000件以上を手掛けるタミヤホームは残置物の整理も対応可能。
西新井再生プロジェクトは、以下のスケジュールで進行しています。
- 2025年6月末: 物件仕入れ決済完了(底地権・借地権の同時買取、所有権一本化)- 2025年7月8日: 解体工事着手- 2025年7月末~8月上旬: 新たな買主との売買契約締結- 2025年8月4日: 解体工事完了予定- 2025年8月中旬頃: 地主立ち会いのもと、境界復元作業開始- 2025年9月頃: 新たな買主への土地引き渡し完了
今後、このプロジェクトの進捗や完了報告をプレスリリースを通じて公開する予定です。
この度、足立区西新井の不動産について、無事に仕入れ決済が完了し、タミヤホームが所有権を取得できたことをご報告いたします。そして、それに続く解体工事も順調に進んでいます。
本件は、複雑な権利関係や、他社が敬遠するような多くの課題を抱える“訳あり不動産”でした。
しかし、当社が持つ「解体」と「不動産」の専門性を融合した総合力、そして当社が掲げるバリュー「Sportsmanship」に則り何よりも「本気で困っている人を助けたい」という強い想いを持って取り組むことで、この難案件を解決に導くことができたと確信しております。
この土地が、過去の複雑な状況から解放され、新たな未来へと繋がる第一歩を踏み出せたことを大変嬉しく思います。また、私たちを信頼しこの思い出のある建物や土地を任せてくださった関係者の皆さまに重ねてお礼を申し上げます。
本件は、単に不動産を売買するだけでなく、長年地域に存在した建物と、そこに関わる人々の「思い出」を受け継ぎ、新たな「未来」を創造するプロセスであると捉えています。破産という困難な状況にあった借地人様、そして相続という課題を抱えていた地主様にとって、この土地が新たな価値を持ち、次世代へと繋がっていくことは、大きな意味を持つと信じております。
今後も、解体工事の進捗、そして未来の土地活用に向けた動きを随時ご報告してまいりますので、ご期待ください。
当社は「かいたいは みらいを かがやかせる」というキャッチコピーのもと、破壊的なイメージを持たれがちな解体工事に「ホスピタリティ」という新たな価値を加え、お客様と職人の間に入り、工事の最初から最後まで寄り添うことで、業界のイメージを変革してきました。
今回の西新井の事例も、まさにタミヤホームの理念「虹を奏でる」を体現するものです。
この土地が、過去の記憶を尊重しつつ、未来の希望を育む場所として生まれ変わることを願っています。
【株式会社タミヤホームについて】
株式会社タミヤホームは、解体工事業、建築工事業、不動産ソリューション事業、空き家再生事業を展開し、「かいたいは みらいを かがやかせる」を合言葉に、
お客様のニーズに応じた最適なソリューションを提供し、地域社会の発展に貢献しています。
- 会社名:株式会社タミヤホーム- 東京事務所:東京都千代田区永田町2-17-17- 代表者:代表取締役社長 田宮 明彦- 事業内容:解体工事業/建築工事業/不動産ソリューション事業/空き家再生事業- 従業員数: 50名/2025年8月1日時点- URL:
https://www.tamiya-home.com/- 設立:1997年6月26日
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株式会社タミヤホーム 広報
電話 : 03-5157-3933
メール: contact@tamiya-home.com
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes