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設計初期からの「省エネ性能デザイン」で、データが示す“見えないリスク”を回避。one buildingがBIM活用によるフロントローディングを提唱

株式会社 one building

設計初期からの「省エネ性能デザイン」で、データが示

― 省エネ計算に”データ活用”できるBIM作成セミナーも開催 ―


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/159061/9/159061-9-7b3f6413408beb2cf84c6f1cd6309f5c-2560x1706.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
設計の超初期段階からBIMで性能をシミュレーションし、その数値を基にデザインを最適化していく「性能駆動設計(Performance-Driven Design)」へ


建築業界のカーボンニュートラル実現を目指し、BIMを活用した建築DXソリューションを提供する株式会社one building(本社:東京都目黒区)は、意匠BIMデータを活用して設計初期段階から省エネ性能をデザインする「フロントローディング」を提唱します。この手法を実践的に学ぶためのオンラインセミナー「設計初期から省エネ検討できるBIMモデル作成セミナー」を2025年8月5・7日に開催します。
■ 背景:省エネ基準適合義務化の裏に潜む「見えないリスク」
2025年4月から新築建築物への省エネ基準適合が全面義務化され、「省エネ性能の確保」が共通言語となりつつあります。中でも、建物の快適性や空調負荷、ひいては数十年のランニングコストを左右する外皮性能(BPI/BPIm)は極めて重要な指標です。
しかし、国土技術政策総合研究所による約5.5万件の建築物データ(※1)の分析によると、建物の性能は、その用途、規模、地域によって大きく変動・低下することが明らかになっています。
- 規模の影響:建物が大規模になるほど外皮性能は明確に低下します。BPIの平均値は中規模の0.69に対し、大規模では0.77、超大規模では0.80まで上がります。- 地域の影響:蒸暑地(沖縄など)ではBPIの平均値が0.84と、他の地域に比べて明らかに性能が低く、BPI 1.0適合率も85.3%まで低下します 。- 用途の課題:より高い性能(BPI≦0.8)の達成率は用途により大きく異なり、学校(97.1%)や病院(91.5%)が高い一方、百貨店(52.8%)、飲食店(52.5%)、特にホテル(40.8%)で著しく低くなっています。
非住宅建築物は空調に大きく依存して快適性を維持する建築物が多く、たとえ省エネ基準(BEI/BEIm)を達成していても、外皮性能の低さが過大なランニングコストとなり事業性を圧迫するリスクがあります。このようなリスクは、建物のデザインに基づいて設備設計で省エネ性能を”調整”し、省エネ計算で”確認”する従来の設計フローでは、見過ごされがちでした。
■ 課題:期待されるBIMのポテンシャルと活用の現状
建築DX(デジタル・トランスフォーメーション)の核となるBIMですが、そのポテンシャルは十分に引き出されていません。BIM導入企業の82.7%が「3Dでの可視化」にメリットを感じる一方、「設計変更に伴う手間やコストが減少した(14.2%)」、「 手戻りや調整の減少によりプロジェクトが円滑に進むようになった(26.4%)」など、BIMを使ったシミュレーションやフロントローディングでの効果を実感している企業は限定的です。(※2)また、導入企業の64%が「データ連携・蓄積への活用」で期待したほどの成果を得られておらず、BIMが持つ「データベース」としての価値が活かされていない現状があります。

■ 提案:BIMを活用した「設計初期」から始める、データ駆動型の省エネ設計

建築分野におけるGX(グリーントランスフォーメーション)の実現には、「デザインの最後に専門家が性能を確認する」という従来のプロセスから脱却し、設計初期段階から「自分の設計が持つ性能」を設計者自身が数値で把握し、合理的な意思決定を行うデータ駆動型の設計へDXすることが不可欠です。
そこで私たちが提案するのが、設計の超初期段階からBIMで性能をシミュレーションし、その数値を基にデザインを最適化していく「性能駆動設計(Performance-Driven Design)」への変革です。
- ボリューム検討などの設計初期段階で、建築の省エネ性能を確認する基本設計や実施設計が進んでから省エネ性能の辻褄合わせをするのではなく、建物の形や窓の大きさを決める初期段階で性能をシミュレーションすることが、手戻りをなくし、デザインと性能を高いレベルで両立させる最大の鍵です。まずは、国の目標であるZEBレベルや誘導基準(BPI≦1.0)達成の第一歩として、設計初期から外皮性能を数値で確認することを推奨します。- ”シミュレーションに最適なBIM”の建築情報を活用するBIMは、壁や窓といった部材が属性情報を持つことのできる「データベース」であり、シミュレーションに最適なツールです。BIMモデルの壁の面積や断熱仕様、窓の性能といった情報をデータとして自動計算することで、図面からの手計算や数量拾いをせずに、繰り返し省エネ計算・性能シミュレーションが可能となります。これにより、設計者は性能とデザインが両立した「より良い建築を創る」ことに時間を使えるようになります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/159061/9/159061-9-8d767b9c9f6d4d6b3863c6e63e4814da-1043x1015.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■【参加無料ウェビナー】設計初期から省エネ検討できるBIMモデル作成セミナー

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/159061/9/159061-9-5515370f83225d06c1cd649e4914a4df-2560x1706.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
BIMデータを活用して建物のエネルギー性能を簡単・スピーディに算出する方法を解説
本セミナーでは、明日から使える「省エネ計算に使えるBIM作成の基本ルール」や「設計しながら性能のあたりをつけるプロセス」のポイントを、デモンストレーションを交えて分かりやすく解説します。



開催日時
・Revit編 2025年8月5日(火) 16:00~17:00
・Archicad編 2025年8月7日(木) 16:00~17:00
開催形式:ZOOMによるオンラインウェビナー ※参加URLは申込後にメール送付します
参加費用:無料(事前登録制)
講師:藤田加惟(BIM sustaina for Energy認定コンサルタント/(有)住環境研究所)
アジェンダ
・はじめに:なぜ今、建築設計者が「省エネ性能」をデザインするのか?
・【ライブデモ】明日から使える!省エネ計算に“使える”簡易BIMモデル作成(モデル建物法)
・まとめ・質疑応答

▼セミナーの詳細・お申し込みはこちら
https://bimsustainaforenergy.jp/seminar/bim250805


■ 株式会社one buildingの想い
これからの建築において、省エネのような環境性能に関する知識は、一部の専門家だけのものではなく、すべての設計者にとって必須のスキルとなります。 私たちは、テクノロジーの力でその学びと実践のハードルを下げ、すべての設計者が創造性を最大限に発揮できる未来を目指してまいります。

※1:国土交通省 国土技術政策総合研究所 国総研資料第1254号 「非住宅建築物の省エネ基準適合率と外皮・設備設計仕様の実態調査 - 2018~2021 年度の省エネ基準申請データの統合分析 -」より https://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn1254.htm
※2:建築分野におけるBIMの活用・普及 状況の実態調査 確定値<詳細> (令和7年1月 国土交通省調べ) より
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/content/001880512.pdf

*本プレスリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本プレスリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

プレスリリース提供:PR TIMES

設計初期からの「省エネ性能デザイン」で、データが示設計初期からの「省エネ性能デザイン」で、データが示

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